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平成18年度決算審査特別委員会会議録
平成19年9月12日(水曜日) 午後1時 開会
平成19年9月14日(金曜日) 午前11時15分 閉会
出席委員
役職名 | 出席者 |
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委員長 | 中西安次 |
副委員長 | 澤田伸幸 |
委員 | 勝又武司、加藤健次、畠山英樹、田中誠、藤田春男、細矢定雄 |
計8名
欠席委員
0名
説明のため出席した者の職氏名
役職名 | 出席者 |
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監査委員 | 松木憲昭、田中誠 |
町長 | 橋場博 |
副町長 | 櫛引政明 |
総務課長 | 村上孝一 |
総務係長 | 岸本幸雄 |
管財係長 | 沢本正弘 |
企画財政課長 | 古谷一夫 |
財政係長 | 熊谷雄二 |
財政係 | 吉本淳 |
企画振興係長 | 伊藤浩幸 |
税務係長 | 溝口富雄 |
納税係長 | 小林義仁 |
町民生活課長 | 宇野充 |
生活環境係長 | 二瓶正規 |
住民活動係長 | 原田賢一 |
医療保険係長 | 河合雄二 |
戸籍年金係長 | 梅村百合子 |
水道係長 | 清水俊行 |
出納室長 | 谷秀三 |
保健福祉課長 | 島沢栄一 |
福祉係長 | 園部充 |
保健師長 | 太田富士子 |
役職名 | 出席者 |
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社会福祉係長 | 野呂田成人 |
産業課長 | 横井英治 |
農政係長 | 小貫信宏 |
農地開発係長 | 清田憲宏 |
林政係長 | 山口史朗 |
商工観光係長 | 佐川悦子 |
建設課長 | 小笠原利一郎 |
建設課長補佐 | 鈴木敏 |
管理係長 | 岡崎亨 |
土木係長 | 藤代弘輝 |
消防分署長 | 高橋俊幸 |
庶務係長 | 君島晴男 |
予防係長 | 小笠原明博 |
救急係長 | 佐々木明夫 |
教育長 | 荻野美樹 |
生涯教育課長 | 柏木繁延 |
生涯教育課長補佐 | 佐川悦二 |
学習振興係長 | 本松昭仁 |
社会教育係長 | 武山雄一 |
社会体育係長 | 松木治巳 |
学校教育係長 | 三浦厚 |
学校給食センター係長 | 佐々木順子 |
焼酎事業所長 | 長屋将木 |
職務のため出席した者の職氏名
役職名 | 出席者 |
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事務局長 | 坂本哲夫 |
議事係長 | 鈴木美穂子 |
開会の宣告
委員長
これより、平成18年度各会計歳入歳出決算の審査を行います。一言、ご挨拶を申し上げます。委員の皆様から次年度に向けた忌憚ないご意見を頂き、審査を進めさせて頂きます。ご協力を宜しくお願い致します。
審査の進め方について、事務局長に説明させます。
事務局長。
事務局長
(審査の進め方説明 省略)
委員長
審査の進め方について、説明を終わります。監査委員より、決算審査意見の報告を求めます。
代表監査委員、松木憲昭さん。
代表監査委員
(監査委員監査意見報告 省略)
委員長
決算審査意見に対する質疑を行います。
畠山委員。
畠山委員
審査意見3.工事契約事務について、もう少し詳しい説明をお聞かせください。
委員長
代表監査委員。
代表監査委員
事業の抽出監査をさせて頂いた中で、入札工事請負契約の終了後に、同じ業者と、追加の工事請負契約がありました。その手続き事務過程の中で、追加変更事由の明示および追加の金額は、特別な事由を除き工事全体の設計変更となるような大幅な変更は好ましくない事を指摘致しました。
委員長
畠山委員。
畠山委員
説明は理解しました。その後の監査委員の対応をお聞かせください。
委員長
代表監査委員。
代表監査委員
その後の対応という訳ではございませんが、審査の時に、担当者に説明をお聞きし、今後は、追加変更理由の明示の必要性をお伝え致しました。後段は監査委員としての意見を記載致しました。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
委員長
これで質疑を終わります。ここで、町長から挨拶を頂きます。
町長
決算審査特別委員会の開催にあたり、一言、ご挨拶を申し上げたいと存じます。
この度、審査をお願いする平成18年度会計は、一般会計と6つの特別会計を合わせますと、歳出総額62億2千462万4千円となります。平成18年度は、平成16年度からスタートした清里町自立計画5ケ年のうちの重点実施期間3ケ年の最終年にあたり、内外の諸情勢が厳しい中、諸般の事業も計画通り実施することができました。
また、国では、地方分権推進委員会の審議が加速されておりますし、地方自治体のランク付けをすると言われている「地方自治体財政再建法」が制定され、現在、全国で発表する準備中と聞いております。このように、地方自治体を取り巻く環境が厳しさを増している中、保健・福祉・環境・教育等、各分野の事業を計画通り実施することができました。
監査委員さんにおかれましては、8月21日から29日までの猛暑の間、一般会計と6つの特別会計の歳入歳出決算監査を実施して頂きました。精力的に監査をして頂きました監査委員さんのご労苦に対しまして、心より感謝を申し上げる次第であります。
さて、少子高齢化の時代を迎え、医療・福祉・介護など、将来に亘り負担増が想定され、市町村の責任はますます重くなってまいりました。このような中にありまして、おかげ様で、清里町におきましては堅実な財政運営のもと、会計年度を終結することができました。これ偏に、議員各位のご支援、ご指導の賜でありまして、心から感謝とお礼を申し上げます。議員各位におかれましては、どうか宜しくご審議を賜りますようお願いを申し上げて、挨拶と致します。
委員長
ここで、監査委員は退席させて頂きます。ご苦労様でした。
各会計の決算内容について、説明を求めます。始めに一般会計の決算内容について説明をお願いします。
企画財政課長。
企画財政課長
平成18年度各会計の決算審査にあたり、各決算内容についてご説明申し上げます。
説明に先立ち、提出しております資料の確認をお願い申し上げます。
決算書につきましては、一般会計と特別会計の2冊となっており、斜里地区消防組合清里分署は特別会計に合冊を致しております。清里町各会計歳入歳出決算説明書、主要な施策の成果を説明する書類も、併せて提出させて頂いております。財産に関する調書につきましては、各会計決算書の最後に編纂しております。
なお、詳細に亘る決算審査意見報告が代表監査委員より行われており、多くの部分が重複することから、できうる限り要点のみの説明とさせて頂きます。
それでは、会計別決算の総括並びに一般会計決算についてご説明致します。お手元の平成18年度各会計歳入歳出決算説明書、主要な施策の成果を説明する書類の1ページをお開きください。平成18年度会計別決算総括表を説明申し上げます。合計欄でございます。一般会計から焼酎事業特別会計まで7会計の総額は、歳入予算額63億2千390万2千円に対し、決算額63億5千695万8千円で、執行率は100.52パーセントでございます。歳出予算額63億2千390万2千円に対し、決算額62億2千462万4千円で、執行率は98.43パーセントでございます。歳入歳出差引き残額は、1億3千233万4千円でございます。昨年度の決算額と比較しますと、平成17年度歳入は68億8千293万6千円、歳出が67億4千720万円で、歳入歳出とも、約5億2千万円の減となっております。会計別では、歳出で、一般会計が約4億5千万円の減、国保会計が約3千万円の増、他の5特別会計はいづれも前年度比較減の決算であります。
一般会計決算の状況は、2ページをご覧ください。平成18年度の歳入総額44億3千8万3千円、歳出総額43億3千788万円、歳入歳出差引き残額は9千220万3千円、実質収支額も差引き残額と同様の金額です。実質収支額の内容は、歳入の増に伴うものが2千34万1千円、歳出の不用額に伴うものが7千186万2千円でございます。単年度収支額は、1千510万8千円の赤字でございます。平成17年度との比較は記載の通りになっておりますので、ご参照ください。
3ページをご覧ください。款別決算額調の歳入は、合計欄、予算額44億974万2千円、調定額44億3千674万4千円、収入済額44億3千8万3千円、不納欠損額67万4千円、収入未済額は598万7千円。前年度比較では、不納欠損額37万2千円の増、収入未済額は、ほぼ同額となっております。不納欠損額は、町民税8万3千円、固定資産税58万9千円、使用料および手数料の2千円は税の督促手数料、合計67万4千円でございます。収入未済額は、町税の526万8千円は町民税約230万円、固定資産税約296万、軽自動車税が7千円でございます。使用料および手数料の71万9千円は、道路等占用料が4万5千円、町営住宅使用料が65万1千円、税の督促手数料が2万3千円でございます。予算現額に対する増減額は2千34万1千円、収入割合は、対予算100.5パーセント、対調定99.8パーセントでございます。
4ページをご覧ください。款別決算額調の歳出は、合計欄、予算現額44億974万2千円、支出済額43億3千788万円、不用額は7千186万2千円でございます。執行割合は、対予算98.4パーセントでございます。
不用額は、総務費・一般管理費の旅費、財産管理費の需用費、自治振興費の負担金補助および交付金、民生費・各種扶助費、委託料、負担金補助および交付金、教育費・生涯教育費の負担金および交付金、施設管理委託料、賃金が主な科目であり、事業実績や給付の精算および経常費の経費節減によるものです。
5ページから6ページは歳入歳出決算額の附表としてグラフ化したものですから、ご参照ください。
7ページをご覧ください。歳入の性質別財源構成比較表です。歳入の調達方法および依存財源と自主財源の区分、特定財源と一般財源の分類表でございます。18年度決算額44億3千8万3千円の内、依存財源33億6千851万5千円で構成比76.0パーセント、自主財源10億6千156万8千円で構成比24.0パーセントでございます。特定財源10億8千288万3千円で構成比24.4パーセント、一般財源33億4千720万円で構成比75.6パーセントでございます。平成17年度との比較では、依存財源2億5千787万7千円の減、自主財源2億480万5千円の減、合計4億6千268万2千円の減でございます。依存財源におきましては、地方交付税2千874万9千円の減、道支出金は生産振興総合対策事業の完了が主な要因で5千910万2千円の減、諸収入は市街地道道の土木受託事業収入の道直轄化が主な要因で5千948万5千円の減、町債1億2千390万円の大幅減でございます。自主財源におきましては、町税1千505万3千円の減、使用料および手数料が温泉2施設の指定管理者移行により5千633万2千円の減、諸収入は中小企業林業資金貸付け制度改正、介護報酬収入の減、麦乾燥施設の償還負担金の完了が主な要因で1億1千677万2千円の減でございます。
8ページをご覧ください。歳出の性質別財源構成比較表でございます。消費的経費と投資的経費の分類および財源充当の特定財源と一般財源を区分した表でございます。下から2番目の合計欄、決算額43億3千788万円は、特定財源10億7千609万7千円で構成比24.8パーセント、一般財源32億6千178万3千円で構成比75.2パーセントでございます。経常的な一般財源は、26億3千528万円で経常収支率85.5パーセントでございます。昨年度の経常収支率は81.6パーセントであり、3.9パーセントの上昇となっております。投資的経費の決算額6億1千446万1千円、昨年度比較2億2千66万6千円の減でございますが、中学校建設事業の完了、道営中山間地域総合整備事業量の減によるものでございます。
9ページをご覧ください。消費的経費の内、人件費と物件費を款別に区分した表でございます。人件費7億9千587万円6千円で昨年度比45万5千円の減、物件費8億7千702万9千円で昨年比9千407万9千円の減でございます。指定管理者導入による需用費の大幅減が主な要因でございます。
10ページをご覧ください。債務負担行為の総括表であり、表中、前年度末は平成17年度末、決算年度は平成18年度、翌年度以降は平成19年度以降ということでございます。全体係数は10ページから11ページに記載のとおりで総件数は33件、平成18年度における債務負担支払いは29件で総額1億4千43万7千円でございます。18年度中における新たな債務負担は、行政基幹システム更新事業以下6件、18年度中に終了したのは、住民基本台帳ネットワーク整備事業以下3件でございます。19年度以降の債務負担は、総件数30件、総額8億2千381万3千円でございます。
12ページをご覧ください。地方債の現在高調でございます。平成17年度末現在高99億183万2千円、平成18年度中における発行額3億8千240万円、当該年度の元利合計償還額10億5千686万6千円でございます。従いまして、平成18年度末の現在高94億1千915万7千円となり、対17年度末4億8千267万5千円の減でございます。普通交付税の算入による18年度中における財源措置は、6億609万1千円でございます。
以下、13ページから70ページまでは主要施策の成果、71ページから77ページまでは決算不用額の主な内容、79ページは各施設の経常収支状況、別冊の一般会計歳入歳出決算書72ページは実質収支に関する調書でとなっておりますのが、説明は省略させて頂きます。
財産に関する調書につきましては、総務課長より説明申し上げます。
委員長
総務課長。
総務課長
財産に関する調書についてご説明いたします。一般会計決算書72ページの次にございます。
1ページ、公有財産の土地および建物の総括表でございます。本表は、前年度末現在高・決算年度中増減高・決算年度末現在高について記載いたしております。総括表合計の土地につきましては、年度中の増減110万9千398.89平方メートルの増、年度末現在高1千3万872.56平方メートル。建物は、年度中の増減2千775.50平方メートルの減、年度末現在高8万6千207.54でございます。18年度の数値移動の大きな要因は、平成13年度から16年度までに国から譲与を受けた法定外公共物のうち、18年度中に登記を完了した土地を財産台帳に登載したことによるものでございます。
次の2ページから3ページは、行政財産土地および建物の区分ごとの増減内訳でございます。年度中に増減があった項目のみをご説明致します。公共用財産・土地・決算年度中の増減高の欄をご覧ください。水道用地1万1千412平方メートルの減は萱野水道廃止に伴うもの、用悪水路9千383.09平方メートルの増は河川整備事業の終了に伴い現況地目の変更を行ったもの、生涯学習総合センター10平方メートルの減は道々工事に伴う用地売却によるもの、倉庫6千604.36平方メートルの減は焼酎工場倉庫として使用していた旧ホテルの売却によるものでございます。
2ページの建物の非木造の欄をご覧ください。公営住宅1千337平方メートルの減は水元団地住宅解体による減と羽衣団地第3期建設による増の差引で、倉庫1千438.5平方メートルの減は焼酎工場倉庫の売却に伴うものでございます。
4ページの普通財産土地および建物、その他1千118万42.16平方メートルの増は国から譲与を受けた法定外公共物のうち、18年度中に登記を完了した土地を財産台帳に登載したことによるものでございます。
5ページの(2)物権、(3)有価証券、(4)出資による権利については増減はございません。
6ページの2物品の増減内容は、介護福祉活動車1台の減で決算年度末合計は36台でございます。3債権の増減はございません。4基金の増減内容を説明致します。基金2億659万001円の増は全額基金積立てで支消額はございません。北海道備荒資金91万9千386円の増は基金積立てによるもの、奨学資金貸付基金1千800万円の減は基金原資の減額でございます。7ページからのご説明は、担当課から申し上げます。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
清里町奨学資金貸付基金運用状況についてご説明申し上げます。前年度末現在高2千549万5千円、償還額646万4千500円、決算年度末現在高1千107万9千500円でございます。清里町町民海外派遣研修事業資金貸付基金運用状況は、前年度末現在高883万2千円、年度中増減額11万2千円、決算年度末現在高894万4千円となっております。
委員長
次に介護保険事業特別会計の説明をお願いします。
保健福祉課長。
保健福祉課長
平成18年度清里町介護保険事業特別会計決算状況について、清里町特別会計歳入歳出決算書と各会計歳入歳出決算説明書でご説明致します。各会計歳入歳出決算説明書の中程に薄茶色のカラー用紙の仕切りから介護保険事業特別会計になりますので、1ページの第1表・款別決算額調についてご説明致します。
歳入の決算額、合計額、予算現額が3億6千468万2千円に対し、調定額3億6千471万9千円、収入済額3億6千400万3千円、未収入額71万6千円となっております。また、未収入額の内訳は、介護保険料712千円、督促手数料4千円。予算現額に対する増減額は67万9千円の減で、主なものは繰越明許に係る国庫支出金82万1千円となっております。収入割合は予算現額および調定額に対し99.8パーセントとなっています。歳出についてでありますが、予算現額が3億6千468万2千円に対し、支出済額3億4千548万8千円、翌年度繰越額246万8千円、不用額1千672万6千円であり、その主なものは介護報酬の改定に伴う保険給付費の1千560万6千円であります。
次に2ページをお開きください。第1表の附表は只今説明致しました款別決算額調を棒グラフにしたもので説明は省略させて頂きます。
次に3ページの第2表性質別経費分析表では、左から3列目の負担金補助および交付金の合計額が3億2千519万9千円と全体の94.1パーセントを占めております。
次に4ページをお開きください。第2表の附表は只今第2表で説明致しました経費各款の節の経費分類となっておりますので、説明は省略させて頂きます。
次に別冊の特別会計歳入歳出決算書の介護保険事業特別会計の8ページ、実質収支に関する調書をご説明いたします。歳入総額3億6千400万3千円、歳出総額3億4千548万8千円歳入歳出差引額1千851万5千円となり、その内、翌年度へ繰越すべき財源は、繰越明許で事業を進めております介護保険システム改修に係る財源164万6千円になりますので、実質収支額1千686万9千円となっております。
次に、財産に関する調書の介護保険事業基金についてご説明致します。前年度末残高500万円、決算年度中の積立額300万8千175円、決算年度末の現在高800万8千175円となっております。以上で説明を終わります。
委員長
次に国民健康保険事業特別会計の説明をお願いします。
町民生活課長。
町民生活課長
平成18年度清里町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算状況についてご説明申し上げます。清里町特別会計歳入歳出決算書と各会計歳入歳出決算説明書をご用意ください。
1ページ款別決算額調、歳入の合計額でご説明いたします。予算現額6億4千652千円、調定額6億5千320万円、収入済額6億4千149万7千円、不納欠損額148万3千円、未収入額102万2千円となっております。不納欠損額の内訳は、国民健康保険税148万500円、督促手数料2千800円でございます。未収入額の内訳は、現年度分の医療給付費分および介護納付金分の合計323万5千100円、過年度滞納繰越分の医療給付費分および介護納付金分の合計696万5千371円、督促手数料1万9千50円となっております。予算現額に対する増減額84万5千円で、収入割合は予算に対し100.1パーセント、調定に対し98.2パーセントとなっております。次に、歳出の合計額でご説明いたします。予算現額6億4千652千円、支出済額6億3千982万3千円、不用額82万9千円となっております。予算現額に対する執行割合は、予算に対し99.9パーセントとなります。
次の2ページをお開きください。第1表の附表は只今説明致しました款別決算額調を棒グラフにしたもので説明は省略させて頂きます。
次の3ページは第2表性質別経費分析表であり、中ほどにある負担金補助および交付金の合計額が6億3千94万7千円と全体の98.6パーセントを占めております。
次の4ページ、格款の中における節の経費調は説明を省略させて頂きます。
次に特別会計歳入歳出決算書の9ページ、実質収支に関する調書をご説明させて頂きます。歳入総額6億4千149万7千円、歳出総額6億3千982万3千円、歳入歳出差引額および実質収支額167万4千円でございます。
10ページをお開きください。財産に関する調書をご説明致します。前年度末現在高7千484万4千657円、決算年度中増減高2千292万7千97円、決算年度末現在高5千191万7千560円でございます。以上で説明を終わります。
委員長
次に老人保険特別会計の説明をお願いします。
町民生活課長。
町民生活課長
平成18年度老人保健特別会計決算状況についてご説明申し上げます。平成18年度清里町特別会計歳入歳出決算書と併せまして平成18年度清里町各会計歳入歳出決算説明書をご用意ください。
決算説明書の1ページの第1表款別決算額調についてご説明申し上げます。まず初めに、歳入の款別決算額について合計額でご説明申し上げます。予算現額 5億6千381万円に対し、調定額5億7千489万3千円、収入済額も同じく5億7千489万3千円、不納欠損額および未収入額はございません。予算現額に対する増減額は1千108万3千円の増となっております。収入割合は予算現額に対し102パーセント、調定額に対し100パーセントとなっております。続きまして歳出の款別決算額について合計額でご説明申し上げます。予算現額5億6千381万円に対して支出済額 5億6千380万7千円、不用額3千円となっております。予算現額に対する執行割合は、100パーセントとなります。
続いて2ページをお開きください。2ページは第1表の附表であり只今説明致しました款別決算額調を棒グラフにしたものですが、説明は省略させていただきます。
続いて、3ページをご覧ください。3ページの第2表は款の性質別経費分析表であり、負担金補助および交付金が5億5千459万7千円と全体の98.4パーセントを占めております。
4ページをお開きください。4ページは第2表の附表で各款の中における節の経費調ですので、説明は省略させていただきます。
続きまして実質収支に関する調書についてご説明申し上げますので、別冊の清里町老人保健 特別会計歳入歳出決算書の最終ページ、3ページをお開きください。実質収支に関する調書でございますが、歳入総額5億7千489万3千円、歳出総額5億6千380万7千円、歳入歳出差引額並びに実質収支額はともに1千108万6千円となっております。以上で説明を終わります。
委員長
次に簡易水道事業特別会計の説明を願います。
町民生活課長。
町民生活課長
平成18年度簡易水道事業特別会計決算状況についてご説明申し上げます。平成18年度清里町特別会計歳入歳出決算書と併せまして、平成18年度清里町各会計歳入歳出決算説明書をご用意ください。
決算説明書の1ページの第1表款別決算額調についてご説明申し上げます。まず初めに、歳入の款別決算額について合計額でご説明申し上げます。予算現額 8千752万5千円に対し、調定額8千873万円、収入済額 8千844万3千円であり、不納欠損額はございません。未収入額は28万7千円となっております。未収入額の内訳は、水道使用料の現年度分が22万7千140円、滞納繰越分が5万2千620円、そして督促手数料が6千900円となっております。予算現額に対する増減額は91万8千円の増となっており、収入割合は、予算現額に対し101.0パーセント、調定額に対して99.7パーセントとなっております。続きまして歳出の款別決算額についてでありますが、予算現額8千752万5千円に対して、支出済額 8千497万1千円 、不用額255万4千円となっております。予算現額に対する執行割合は、97.1パーセントとなります。不用額の主な内容につきましては10ページに記載されており、説明は省略させて頂きます。
2ページをお開きください。2ページは第1表の附表であり只今説明いたしました款別決算額調を棒グラフにしたものです。説明は省略させていただきます。
3ページの第2表は款の性質別経費分析表でありますが、表の一番下の欄、合計をご覧ください。
中程にございます事業費が2千484万3千円で全体の29.2パーセントを占めており、次いで公債費が2千374万1千円、28.0パーセントの順となっております。
続いて4ページをお開きください。4ページは第2表の附表ですが、各款の中における節の経費調です。説明は省略させていただきます。
5ページは債務負担行為の内訳であり、水道メーター器検針業務用機器リース事業について記載のとおり平成16年度より債務負担行為を行っております。
続いて6ページをお開きください。6ページ第3表は地方債現在高調ですが、合計額で説明致します。区分は簡易水道債と過疎債ですが、平成17年度末現在高3億9千776万1千円、平成18年度の発行額はございません。平成18年度償還額、元利合わせて2千374万1千円となっており、平成18年度に普通交付税に算入された額1千191万3千円、平成18度末現在高3億8千176万円となっております。
7ページから9ページまでの主要施策の成果並びに10ページの決算不用額につきましては、説明を省略させて頂きます。
続きまして、平成18年度清里町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書の4ペ-ジ、実質収支に関する調書をお開きください。歳入総額8千844万3千円、歳出総額 8千497万1千円となっており、歳入歳出差引額並びに実質収支額はともに347万2千円となっております。
続いて、5ページをお開きください。財産に関する調書についてご説明申し上げます。1公有財産、2物品につきましては増減はございません。3基金につきましては、前年度平成17年度末の現在高5千919万3千548円、決算年度中の増減高166万2千500円の減、決算年度末現在高5千753万1千48円となっております。以上で説明を終わります。
委員長
次に農業集落排水事業特別会計の説明を願います。
町民生活課長。
町民生活課長
平成18年度農業集落排水事業特別会計決算状況についてご説明申し上げます。平成18年度 清里町特別会計歳入歳出決算書と併せまして、平成18年度清里町各会計歳入歳出決算説明書をご用意ください。
決算説明書の1ページの第1表款別決算額調についてご説明申し上げます。まず初めに、歳入の款別決算額について合計額でご説明申し上げます。予算現額 1億3千875万円に対し、調定額1億3千985万2千円、収入済額1億3千958万8千円、不納欠損額はございません。また、未収入額は26万3千円となっております。未収入額の内訳としましては、使用料が25万7千520円、督促手数料が6千100円となっております。予算現額に対する増減額は、83万8千円の増となっており、収入割合は予算現額に対し100.6パーセント、調定額に対して 99.8パーセントとなっております。続きまして、歳出の款別決算額についてでありますが、予算現額 1億3千875万円に対して、支出済額1億3千735万5千円、不用額139万5千円となっております。予算減額に対する執行割合は99.0パーセントとなっております。不用額の主な内容につきましては7ページに記載しておりますが、説明は省略させて頂きます。
2ページは第1表の附表であり只今説明致しました款別決算額調を棒グラフにしたものです。 説明は省略させて頂きます。
続いて3ページをご覧ください。3ページの第2表は款の性質別経費分析表あり、表の一番下の欄、合計でご説明申し上げます。右側にございます公債費の合計が9千749万3千円で全体の71.0パーセントを占めており、次いで物件費2千579万1千円18.8パーセントの順となっております。
続いて、4ページをお開きください。第2表の附表であり、各款の中における節の経費調です。説明については、省略させて頂きます。
5ページをご覧ください。第3表は地方債の現在高調ですが合計額で説明いたします。平成17年度末現在高、11億1千49万5千円、平成18年度発行額はございません。平成18年度中償還額、元利あわせ9千749万3千円であり、平成18年度に普通交付税に算入された額は、6千285万4千円となっており、平成18年度末の現在高は、10億4千42万4千円となっております。
続いて、6ページの主要施策の成果および7ページの決算不用額の内容につきましては、説明を省略させて頂きます。
続きまして、平成18年度清里町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算書の4ページ、実質収支に関する調書をお開き願います。歳入総額1億3千958万8千円、歳出総額1億3千735万5千円となっており、歳入歳出差引額、実質収支額とも 223万3千円となっております。
続いて5ページをお開きください。財産に関する調書についてであります。1公有財産、2物品 につきましては増減はございません。以上で説明を終わります。
委員長
次に焼酎事業特別会計の説明を願います。
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
平成18年度清里町焼酎事業特別会計決算状況につきましてご説明いたします。決算説明書によりご説明致しますので、ウグイス色の次焼酎事業特別会計の1ページ第1表款別決算額調をお開きください。歳入からご説明いたします。歳入の予算現額の合計は1億1千874万1千円であり、調定額合計並びに収入済額合計はいずれも1億1千845万1千円であります。なお、予算現額に対する増減額の合計29万円の減は、主に財産収入の減によるものであります。予算に対します収入割合は合計欄で99.8パーセントであり、調定額に対します収入割合は100.0パーセントであります。続きまして、歳出をご説明いたします。歳出の予算現額の合計は1億1千874万1千円であり、支出済額の合計は1億1千530千円であります。予算現額に対します執行割合は合計欄で97.1パーセントであります。不用額は、1款総務費で71万2千円、2款製造費で272万9千円であり、合計で344万1千円の不用額となっております。
2ページをお開きください。2ページは第1表の附表で歳入歳出それぞれ棒グラフで表示しております。説明は省略させて頂きます。
3ページをお開きください。3ページの第2表性質別経費分析表につきましては、歳出の各款ごとに人件費・物件費・補助費等を示したものであり、説明は省略させて頂きます。
4ページをお開きください。4ページは第2表の附表で各款の中で節の経費の調べであります。説明は省略させて頂きます。
5ページは債務負担行為調べであり、瓶洗い用機械借り上げ事業について記載のとおり平成18年度より債務負担行為を行っております。
6ページから7ページの主要施策の成果並びに8ページの決算不用額の主な内容についても説明を省略させて頂きます。
続きまして別冊の決算書ウグイス色の焼酎事業特別会計歳入歳出決算書によりご説明いたします。5ページをお開きください。5ページの実質収支に関する調書につきましては、歳入総額1億1千845万1千円、歳出総額1億1千530千円であり、歳入歳出差引額並びに実質収支額は315万1千円となっております。6ページをお開きください。6ページの財産に関する調書につきましては決算年度中の物品の増減はございません。以上で説明を終わります。
委員長
これで各会計の説明を終了しました。お諮りします。本日はこれで散会致したいと思いますがご異議ありませんか。(「なし」との声あり)
異議なしと認めます。本日はこれで散会致します。明日は午前9時30分より審査を行います。
平成19年9月13日(木曜日)
開会:午前9時30分
閉会:午後13時40分
委員長
昨日に引き続き会議を行います。一般会計の歳出から審査を始めます。1款・議会費、14ページ~15ページ。(「なし」との声あり)
2款・総務費、1項・総務管理費、1一般管理費、15ページ~16ページ。(「なし」との声あり)
次に、2財産管理費、16ページ~17ページ。(「なし」との声あり)
次に、3地籍管理費、17ページ。(「なし」との声あり)
次に、4広報費、17ページ。(「なし」との声あり)
5自治振興費、17ページ~18ページ。
畠山委員。
畠山委員
自治振興費の中の、地域活動推進事業交付金の予算は、当初予算と比較して縮小されたが、どのような内容なのかお聞きしたい。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
当初予算が1千500万円、補正で500万円の減額を致し、874万6千円を執行いたしました。自治会運営交付金、まちづくり運動推進協議会補助、自治連運営交付金は、ほぼ、当初予算通りで、新事業として多めに計上させて頂いた分を減額致しました。自治会館整備事業の昨年比マイナス60万円等、その年の事業内容によっても増減がありますので、適宜、必要な予算を執行しております。ご理解を頂きたいと思います。
委員長
宜しいですか。次に進みます。6交通安全対策費、18ページ(「なし」との声あり)
なければ、7番目の防災対策費、18ページ~19ページ。(「なし」との声あり)
次に進みます。8町有林管理費、19ページ。(「なし」との声あり)
まとめて審査いたします。9支所および出張所費、10札弦センター費、11緑センター費、19ページ~20ページ。(「なし」との声あり)
9支所および出張所費、19ページ。(「なし」との声あり)
13報酬等審議会費、14職員福利厚生費、21ページ。(「なし」との声あり)
15総合庁舎管理費、21ページ~22ページ。(「なし」との声あり)
16福祉センター費、17行政情報システム管理費、22ページ~23ページ。(「なし」との声あり)
ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等はございませんか。
藤田委員。
藤田委員
顕彰費についてお聞きします。
80歳を超えて5期以上の方が、何らかの褒賞を頂けると聞いております。対象になる議員も増えており郷土に貢献した議員に対する心遣いも必要と思いますが、当局はどのように考えているかお聞かせ頂きたい。
委員長
総務課長。
総務課長
本町の顕彰条例により、毎年、顕彰審議会を開催して決定しております。議会議員さんにつきましては、在職期間が満15年、満20年に達した方に自治功労の甲、乙を贈呈させて頂いております。その他は、国の叙勲制度がございますから、該当する分野ごとに申請させて頂いております。国の自治功労は、全国的に大勢の方が申請されております。一般的に申し上げると、議長・副議長、管内的役職のあった方が該当されているようです。町の顕彰と合わせて、国の自治功労や福祉分野での叙勲申請をさせて頂いている現状でございます。
委員長
その他、ありませんか。なければ、説明員交代のため暫時休憩を致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて審査を再開致します。2項・開発促進費、1企画振興費、24ページ~25ページ。(「なし」との声あり)
なければ次に進みます。2土地利用計画費、3花と緑と交流のまちづくり事業費、25ページ~26ページ。
澤田委員。
澤田委員
花と緑と交流のまちづくり事業について質問致します。
各種講習会参加や北見清里会、産業まつり受入れ等の地域間交流など様々な事業がありますが、北海道暮らしフェア参加事業についてお聞かせください。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
北海道暮らしフェア参加事業は、平成17年度に加入した北海道移住推進促進協議会のPRイベントで、東京のデパートで開催され、当町の職員を派遣致しました。
委員長
澤田委員。
澤田委員
毎年実施する事業ですか。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
北海道移住推進促進協議会では、毎年、企画・実施しております。本年も実施の予定がございます。
委員長
澤田委員。
澤田委員
定住・移住促進につなげるための、花・緑交流事業の内容、今後の考えをお聞かせください。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
過疎地域は各町村苦労をしております。当町におきましては、定住・移住促進団地の建設、オール北海道組織の「住んでみたい北海道推進会議」との協働、さらに、観光協会で設立されたNPO組織、ふるさと会との連携、これらを複合し、情報発信や条件整備行いながら取組んでおります。今後とも、総合計画やグランドデザイン計画等、定住・移住人口の拡大に向けた考えに沿って、実施したいと考えております。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
それでは、3項・徴税費、1税務総務費、2賦課徴収費、26ページ。(「なし」との声あり)
なければ、4項・戸籍住民登録費、1戸籍住民登録費、26~27ページ。(「なし」との声あり)
5項・選挙費、1選挙管理委員会費、2知事道議会議員選挙費、27ページ。(「なし」との声あり)
6項・統計調査費、1各種統計調査費、28ページ。(「なし」との声あり)
7項・監査委員費、1監査委員費、28ページ。(「なし」との声あり)
ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございますか。(「なし」との声あり)
説明員交代のため、暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて、審査を再開いたします。
3款・民生費、1項・社会福祉費、1社会福祉総務費、28ページ~30ページ。(「なし」との声あり)
2障がい者自立支援費、30ページ~31ページ。(「なし」との声あり)
なければ次に進みます。3福祉サービス事業費、31ページ~32ページ。(「なし」との声あり)
ありませんか。4老人福祉費、32ページ。(「なし」との声あり)
5在宅介護支援センター費、32ページ~33ページ。(「なし」との声あり)
6国民年金事業費、33ページ。(「なし」との声あり)
次に進みます。2項・児童福祉費、1児童母子福祉費、33ページ~34ページ。(「なし」との声あり)
2保育所費、34ページ~35ページ。(「なし」との声あり)
3子育て支援センター費、35ページ。(「なし」との声あり)
ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございますか。(「なし」との声あり)
勝又委員。
勝又委員
30ページの社会福祉総務費、扶助費で質問します。
難病者等通院交通費扶助費は、前年度の実績額で300万円ほどあったと記憶しています。今回は不用額が103万円あり、監査委員指摘事項でも、申請のあるなしに関わらず住民サービス向上の点からも、対象者把握のうえ、その制度や仕組みを周知されたいとありました。現状をお聞かせください。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
この扶助費につきましては、身体障がい者1級・2級の方、療育手帳の判定Aを受けている方、精神障がい者1級・2級の方、人口透析の方を対象に通院交通費の助成を行っております。当初予算で61名分を計上しておりましたが、実績は、身体障がい者の方9名、精神障がい者手帳を所持されている方15名、難病者の方18名、腎臓障害の方5名で計47名でした。不用額は、当初予算と比較した対象人数の減少によるものです。
委員長
他になければ、説明員交代のため、暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて、審査を再開いたします。
4款・衛生費、1項・保健衛生費、1保健衛生総務費、35ページ~37ページ。(「なし」との声あり)
2予防費、37ページ。(「なし」との声あり)
3各種医療対策費、37ページ~38ページ。(「なし」との声あり)
なければ次に進みます。4環境衛生費、38ページ~39ページ。(「なし」との声あり)
5保健福祉総合センター費、39ページ~40ページ。(「なし」との声あり)
2項・清掃費、1清掃事業費、40ページ~41ページ。
細矢委員。
細矢委員
40ページの、指定リサイクル品目引取業務委託料の関係で1点お伺い致します。
ごみの分別開始から3年から4年経過していますが、状況がよくないと感じております。プラ製品の中に紙おむつや女性の生理用品が入っており、清掃センター職員の方が、全部の袋を開けて確認しなければならない状況だそうです。今後のごみ処理は、環境対策の観点からも細分化が必要になると思いますので、現状と、今後の対応についてお聞かせください。リサイクル業者からの収入もお聞かせください。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
容器包装のプラスチック分別は、よい評価を頂いておりますが、委員ご指摘の通り、一部、酷い状況がございます。その場合は、シールを貼って3日間程回収しないで、分別の意識を促す方法を行っております。先の常任委員会で説明申し上げましたが、20年4月から紙のリサイクルを実施する予定です。この説明会を行う際に、再度の指導と、ご理解を頂くために、分かりやすい分別方法を検討する考えでございますので、ご理解を頂きたいと存じます。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
資源ごみの売払収入ですが、18年度決算で131万1千円、17年度との決算比較では、50万ほど増加をしております。
委員長
細矢委員。
細矢委員
町民生活課長から、20年度からの紙のリサイクル実施について伺いましたが、現状の紙のリサイクルは、新聞紙等の中に栄養ドリンクの瓶、ジュースの缶が入っている状況です。町民の理解や協力を頂いて、清掃センターで余分な手間が掛からないように、業者から信頼される取引ができるように、要望として申し上げます。
委員長
その他、ありますか。(「なし」との声あり)
ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございますか。(「なし」との声あり)
なければ、説明員交代のため、暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて、審査を再開いたします。
5款・農林水産業費、1項・農業費、1農業委員会費、41ページ~42ページ。(「なし」との声あり)
2農業総務費、42ページ。(「なし」との声あり)
3農業振興費、42ページ~43ページ。(「なし」との声あり)
4畜産業費、43ページ~44ページ。(「なし」との声あり)
次に進みます。5農地開発事業費、44ページ。(「なし」との声あり)
6道営整備事業費、44ページ~45ページ。(「なし」との声あり)
次、7道営中山間地域総合整備事業費、45ページ。(「なし」との声あり)
8強い農業づくり事業費、45ページ。(「なし」との声あり)
なければ、2項・林業費、1林業総務費、46ページ。(「なし」との声あり)
2林業振興費、46ページ~47ページ。ありませんか。
次、3自然保護対策費、47ページ。(「なし」との声あり)
ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等がありましたら受けたいと思います。
細矢委員。
細矢委員
43ページの畜産業費、委託料の関係をお尋ねします。
町営牧場追肥業務委託料147万円、家畜防疫業務委託料60万円です。
入牧家畜数が年々減少していると聞いている。今後、町営牧場を維持管理する上で危惧されるので、年度ごとの推移をお尋ねします。
委員長
産業課長。
産業課長
町営牧場は2カ所ございます。入牧頭数は、委員ご指摘の通りここ数年減少しております。青葉牧場はある程度の頭数が確保できていますが、江南牧場は、ここ数年かなり減少しております。青葉、江南とも、各4戸ずつの利用数でございます。今後につきましては、牧場利用者組合の方々と牧場を一つに集約可能かどうかを協議している現況です。
委員長
細矢委員。
細矢委員
各牧場4戸づつの入牧ということで入牧頭数も想像がつきますが、検討をする際は、畜産業振興のため牧場の存続を図って頂きたい。将来的な牧場の存在、維持を考えるならば、濃厚飼料の輸入品はエタノールなどの問題もあるので、草地改良、カントリー収穫も検討する必要がある。清里の牛頭数は人口より多いはずですから、まず、入牧してもらうことを第一に考え、入牧者の信頼が得られる管理、環境整備を検討して頂きたいと思う。以上、考え方があれば伺いたい。
委員長
産業課長。
産業課長
入牧は個々の経営形態によりますし、牧場の防疫・管理体制は、一切、質を落としておりません。むしろ、江南牧場はピロ対策などで強化している現状ですから、病症は出ておりません。今後については、入牧頭数によって草地造成もあろうかと思いますが、利用者との協議、調整を進めたいと考えております。
委員長
細矢委員。
細矢委員
参考までに他の町村の現況と、他町からの受入れについてお聞かせください。
委員長
産業課長。
産業課長
希望があれば他町村からの受入れもできます。従来から変更はございません。全道の牧場経営は、民間、利用者組合、公社、農協に移行している状況にあります。
委員長
その他になければ、ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございますか。(「なし」との声あり)
ここで、10時45分まで休憩に致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引続き審査を再開いたします。
6款・商工費、1項・商工費、1商工総務費、47ページ。(「なし」との声あり)
2商工振興費、47ページ~48ページ。(「なし」との声あり)
加藤委員。
加藤委員
商工振興費の補助金、62万円で執行された花と緑の環境整備事業について伺います。総務費の花と緑と交流のまちづくり事業費ではなく、商工費で予算計上・執行した理由をお伺い致します。
委員長
産業課長。
産業課長
商工会および中央商店街が行っている事業に対する助成金ですから、商工振興事業として予算計上させて頂きました。各団体が花・緑事業に参画して花苗の供給や管理を行っております。
委員長
加藤委員。
加藤委員
説明の意味は理解できますが、町民が一体で行う花・緑事業ですから、事業全体でとらえるべきと考えます。今回は決算審査なので宜しいですが、今後、考え方や取組み方法を検討して頂きたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
商工振興事業の環境整備メニューでございます。花・緑事業としての予算の組替えは今後の参考にさせて頂きたいと思います。
委員長
加藤委員。
加藤委員
町民が一丸となって実施し、たくさんの賞を頂き、成果のある花・緑事業です。今後も長く継続するために町民も一人一人が努力し、模索している状況と思います。一部では苗代が無料であり、他方では努力しても有料であれば長続きしない不安要素が生じます。それらを含めて、十分に検討して頂きたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
総体的に検討させて頂きます。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
なければ次に進みます。3観光費、48ページ。
澤田委員。
澤田委員
ふるさと産業まつり負担金は、計画では420万円、決算額は363万4千円です。差額56万円の内容を伺います。
委員長
産業課長。
産業課長
町、商工会、農協で実行委員会を組織し、商工会と農協からも負担金を頂いております。従来は繰越金を含めて決算をさせて頂きましたが、単年度ごとに精算し、剰余金は町会計に戻入する決算方法に変更致しました。従いまして、個々の内容が減額になった訳ではなく、会計処理の変更によるものです。
委員長
他になければ、4温泉施設費、48ページ~49ページ。(「なし」との声あり)
5オートキャンプ場費、49ページから50ページ。
加藤委員。
加藤委員
直接の関係はありませんが、オートキャンプ場にダムがあります。畑潅との関係で常時水を出せないのでしょうが、出たり出なかったりで、ゴミなどがたい積して汚い状態になっています。空の状態にすれば衛生面にもよいと考えます。街灯設備も電気が切れているようです。もう一点、ホームページかチラシかは不明ですが、オートキャンプ場に小動物がいるとの情報で来てみたが実際にはいなかった、との話も聞いています。まちづくり事業を進めている中では、リピーター客の獲得も非常に大切です。予算執行後の不用額もあるようです。パークゴルフ場等含めて、再訪してくれるような環境整備は重要と思いますが、お考えを伺います。
委員長
産業課長。
産業課長
水の件ですが、お話の通り畑地潅漑の用水で、オーバーフロー分を流しております。通常はダムに流れていますが、大雨時等は汚れた水をファームポンドに流す訳にはいきませんので、水をとめる状況がおきます。畑地潅漑用水としての目的を第1に考えておりますのでご理解ください。街灯の件は把握してますので、電気屋さんに点検・修理を依頼しております。小動物の件は、昨年までは農家の方のご協力で緬羊がおりましたが現在はおりません。動物の飼育は、管理上、十分な検討が必要と考えております。
委員長
加藤委員。
加藤委員
答弁は分かりましたが、実態を考えるならば、きめ細やかな対応ができるようにご配慮ください。
委員長
その他になければ、次に進みます。(「なし」との声あり)
6農山村景観・自然環境保全施設費、50ページ。(「なし」との声あり)
7江南パークゴルフ場費、51ページ。(「なし」との声あり)
その他になければ、ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございましたら受けたいと思います。(「なし」との声あり)
加藤委員。
加藤委員
江南パークゴルフ場費で伺います。
決算ではございませんが、19年度の負担金補助および交付金に国際パークゴルフ協会負担金が計上されていますので、江南は認定されていると推察します。今後、大会招致や活用方法、使用料金有料化も含めてご説明をお願い致します。
委員長
産業課長。
産業課長
国際パークゴルフ協会負担金は、認定員の現地調査を経て頂いた、認定の審査料でございます。認定のプレートはすでに設置致しており、内外的に公認コースとして活用できると思います。
委員長
加藤委員。
加藤委員
当然、有料で公認されていない施設はあり得ないと思います。このまま放置せず、大会開催等で有効に利用できる環境つくりを進めることが必要と思いますが、お考えをお聞かせください。
委員長
産業課長。
産業課長
パークゴルフ愛好者の方々は多くの施設を利用し、コースや芝状態の善しあしを非常に厳しく見ておりますが、江南パークゴルフ場は、釧路・根室方面からのお客様も多く、評判もよいと認識しております。しかし、最良ではございませんし、お客様を呼ぶためには、よいコースつくりを1番に考え、より、グレードアップする必要があると考えております。
委員長
加藤委員。
加藤委員
当然、それが主になると思います。町長の高齢者健康増進施策で高齢者半額の免除規定もありますが、70歳以上だと危ないコースがあるように感じます。高齢者が江南パークゴルフ場で楽しくプレーするために、9ホール程度は、平坦で、距離も短く、足に負担がかからないコースも必要だと思います。町民が楽しめるコースつくりの考え方をお聞かせください。
委員長
産業課長。
産業課長
江南パークゴルフ場の54ホールは、18年度で全整備を終了しております。短く、平坦なコースは江南以外の場所にございますので、それぞれの体力に合わせたパークゴルフ場を利用して頂きたいと思います。選択肢がございますので、江南パークゴルフ場は現行のまま継続させて頂きたいと考えます。
委員長
加藤委員。
加藤委員
今現在の変更は不可能と承知していますが、新しい18ホールの区画を少しだけ変更する方法もあろうかと思います。すばらしいパークゴルフ場の価値も、利用されてから出るものと思いますから、利用者の要望も今後の参考にして頂きたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
今年度から54ホールでスタートしましたので、今後の課題として認識させて頂きます。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代のため、暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて審査を再開いたします。
7款・土木費、1項・土木管理費、1土木総務費、51ページ~52ページ。(「なし」との声あり)
2項・道路橋梁費、1道路橋梁総務費、52ページ。(「なし」との声あり)
2道路橋梁維持費、52ページ~53ページ。(「なし」との声あり)
3道路新設改良費、53ページ~54ページ。(「なし」との声あり)
ないようですね。次に進みます。4市街地近代化推進費、54ページ。(「なし」との声あり)
3項・都市計画費、1公園費、54ページ~55ページ。(「なし」との声あり)
4項・住宅費、1住宅管理費、55ページ~56ページ。(「なし」との声あり)
2住宅建設費、56ページ。(「なし」との声あり)
土木費がなければ、ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございましたら受けたいと思います。
藤田委員。
藤田委員
道路橋梁維持費の委託料関連で伺います。崖崩れ等があるが、清里町の河川橋梁管理の調査、とりまとめについてお聞かせください。
委員長
建設課長。
建設課長
斜里川等の道費河川は、町民の方からの通報があれば道にお繋ぎし、必ず、現地を見て頂いております。町費河川については町が管理しており、その都度、緊急性、災害への拡大等を考慮しながら対応をさせて頂いております。今後とも、把握している危険箇所はパトロールを実施し、それ以外は、皆様からの通報を頂き対応したいと考えております。
委員長
藤田委員。
藤田委員
数年前から指摘しているが、100メートルほど削られている道費箇所があるのでお聞きしました。ウエンベツ川は、町からの少々の助成で組合が管理しているが、状況を伺いたい。それから農道ですが、20年ほど前に舗装した道路はひどくなっている。調査内容をお聞かせ頂きたい。
委員長
建設課長。
建設課長
道費河川は年に2,3件の照会があります。土木現業所に見て頂き対応のお願いをしておりますが、2級河川は道内にも相当数あり対応しきれない現状のようです。土現が貸している河川敷きも新規の個人対応はしない、借りている場所の補修も事業費が高額になるので整備できない状況です。今後とも、道への要請を行いながら状況判断と対応をさせて頂きます。道路側溝は、土砂の堆積等で影響が出てくるのであれば補修を実施しなければならないですし、指定管理者で整備対応を行っております。ただ、最近は、畑からの流土があり、過去には農家の方にお願いをしたこともございます。個人所有の明渠も個人対応をお願いしております。
委員長
その他ありませんか。なければ、説明員交代のため、暫時休憩致します。
休憩中に消防費の審査を行います。
消防費の審査を行います。56ページ。
澤田委員。
澤田委員
自動体外式除細動器購入事業について伺います。
導入により緊急業務体制の充実が図られたとの事ですが、年間使用実績をお聞きします。
委員長
分署長。
分署長
只今のご質問にお答えいたします。昨年7月に救急車搭載の除細動器を購入し1年余が経過しております。電極を流すパットを装着した例が2件ありましたが、幸い、電気シヨックまで至った症例はございませんでした。
委員長
澤田委員。
澤田委員
いざという時に使用するための準備・体制は十分ですか。
委員長
分署長。
分署長
当然、導入後に全職員が使用できるように訓練を実施しました。本体機能の習得、人形等を使用した日常トレーニングを積んでおりますので、緊急で使用する際の対応はできていると認識しております。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
ここで説明員の交代を致します。
休憩を解いて審査を再開いたします。9款・教育費、1項・教育総務費、1教育委員会費、56ページ~57ページ。
2教育諸費、57ページ~59ページ。(「なし」との声あり)
なければ、2項・小学校費、1学校管理費、59ページ。(「なし」との声あり)
2教育振興費、59ページ~60ページ。(「なし」との声あり)
3項・中学校費、1学校管理費、60ページ。
加藤委員。
加藤委員
小学校費も含めてですが、需要費の不用額が多いと思われます。その内容をお聞かせください。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
不用額の主なものは、小学校管理費の燃料費および光熱水費が93万7千円、中学校管理費の燃料費が62万1千円でございます。
委員長
宜しいですか。その他ないですか。(「なし」との声あり)
4項・社会教育費、1社会教育総務費、61ページ~62ページ。(「なし」との声あり)
2生涯教育費、62ページ~63ページ。
勝又委員。
勝又委員
19節の負担金補助および交付金についてお聞きします。
予算額826万3千円に対して不用額が121万5千円の決算額ですが、これらの内容は当初計画通りの執行が多いと思われます。不用額の理由をお伺いします。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
プラネットステージ公演事業補助の121万4千円が不用額の主なものです。年度途中で、市町村が行う芸術文化事業に対する北網広域圏団体からの補助金が100万円あったことで発生しました。
委員長
他にありませんか。(「なし」との声あり)
3生涯学習総合センター費、63ページ~64ページ。(「なし」との声あり)
4図書館費、64ページ~65ページ。(「なし」との声あり)
5項・保健体育費、1保健体育総務費、65ページ~67ページ。(「なし」との声あり)
2清里トレーニングセンター費、67ページ。(「なし」との声あり)
3町民プール費、67ページ~68ページ。(「なし」との声あり)
4札弦トレーニングセンター費、68ページ。(「なし」との声あり)
5スキー場管理費、68ページ~69ページ。(「なし」との声あり)
6学校給食センター費、69ページ~70ページ。(「なし」との声あり)
なければ、ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等ございましたら受けたいと思います。
畠山委員。
畠山委員
57ページの教育諸費、遠距離通学バス業務委託料で伺います。
18年度からは、地域住民の交通補助手段としても活用されたと説明を受けておりますが、実績人数は一般の方を含めた人数と理解して宜しいですか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
成果に関する書類に掲載した人数は、一般の方を含めた人数です。
委員長
畠山委員。
畠山委員
人数は、当初想定した人数でしたか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
この件は、一般乗合バスの交通政策ですから企画財政課長から答弁を致します。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
事業実施にあたり、関係自治会ときめ細やかな打合わせを行いましたが、実績数は両方で32名という少ない利用者数であったと認識しております。
委員長
畠山委員。
畠山委員
すばらしい事業なのでたくさんの利用があると思っておりましたが、数字を見る限り残念な結果です。これは、予想された当然の人数なのか、広報・資料等で見聞きはしているが、まだまだPR不足なのかをお聞きします。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
ご指摘の件は、町広報で5回から6回、時刻表の配布、関係自治会の協議、利用者の実態把握等々きめ細やかに行ってまいりましたので周知不足とは捉えていません。当初、利用想定がなかった高校生10名の利用がありましたので、地域実態にあった利用に変わっていると認識しております。
委員長
畠山委員。
畠山委員
只今の答弁は理解しますが、一般の利用数は、最大限の努力をした結果と捉えて宜しいですか。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
今度、更に周知活動を実施致しますが、これは、結果次第と認識しております。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
なければ、説明員交代のため、暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて、審査を再開いたします。10款・公債費、1項・公債費、1元金、70ページ。(「なし」との声あり)
2利子、70ページ。(「なし」との声あり)
11款・予備費、1項・予備費、1予備費、70ページ。(「なし」との声あり)
なければ、12款・災害復旧費、1項・公共土木施設災害復旧費、1道路橋梁災害復旧費、70ページ。(「なし」との声あり)
2項・文教施設災害復旧費、1公立学校施設災害復旧費、70ページ~71ページ。(「なし」との声あり)
3項・その他公共施設・公用施設災害復旧費、1町有林災害復旧費、71ページ。(「なし」との声あり)
以上で、質問漏れ、意見等ございましたら受けたいと思います。(「なし」との声あり)
なければ、昼食のため、午後1時まで休憩といたします。
(休憩)
午前11時40分
午後1時00分
委員長
休憩前に引き続き、審査を再開します。一般会計の歳入、1款・町税、1ページ。
勝又委員。
勝又委員
町税の収入未済額229万9千円でお伺い致します。
依存財源に収入の大半を委ね、かつ、品目横断的経営安定対策の影響で収入減、不況下で企業倒産等々で所得税収入の低下も危惧されます。当町の税財政の将来展望をお聞かせください。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
町民税全般の今度の状況についてお答え致します。定率減税廃止の影響を考慮した19年度予算計上でしたが、町民税の伸びも予想より低い状況でございます。個人、法人、特に所得割の部分は、ここ3年ほど非常に落ち込んでおります。今年度から導入された品目横断的経営安定対策での農業収入の推移、経済状況等で正確な税収の把握を行い、町民の皆様にご理解を頂ける徴収を併せながら、全体的な予算編成を進めて参りたいと考えております。
委員長
勝又委員。
勝又委員
只今の説明からも税財政は楽観視できない状況を感じます。最近の新聞記事によれば公債費比率は管内でトップクラスでありますが、その状態をいつまで堅持できるかも危惧されます。将来的な財政シミュレーションもあろうかと思いますので、健全な財政を継続して頂きたいと思います。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
実質公債費比率は、先週の金曜日、総務省並びに道から平成18年度決算数値の速報が発表されました。委員お話の通り、管内では1番、全道でも11番から12番目に低い数値でございます。しかし、税収を含めた一般財源の非常に厳しい現況、社会福祉事業費の必要性等、今後は実質公債費比率が上がらざるを得ない状況がございますので、中長期的展望に立った財政運営を図りたいと考えております。
委員長
他にありませんか。(「なし」との声あり)
なければ、次に進みます。2款・地方譲与税、1ページ~2ページ。(「なし」との声あり)
3款・利子割交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
4款・配当割交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
5款・株式譲渡所得割交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
6款・地方消費税交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
7款・自動車取得税交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
8款・地方特例交付金、3ページ。(「なし」との声あり)
9款・地方交付税、3ページ。(「なし」との声あり)
10款・交通安全対策特別交付金、3ページ。(「なし」との声あり)
11款・分担金および負担金、3ページ。(「なし」との声あり)
12款・使用料および手数料、3ページ~5ページ。(「なし」との声あり)
13款・国庫支出金、5ページ~7ページ。(「なし」との声あり)
14款・道支出金、7ページ~11ページ。(「なし」との声あり)
15款・財産収入、11ページ。(「なし」との声あり)
17款・繰越金、11ページ。(「なし」との声あり)
18款・諸収入、11ページ~12ページ。(「なし」との声あり)
19款・町債、12ページ~13ページ。(「なし」との声あり)
20款・寄附金、13ページ。(「なし」との声あり)
次は、実質収支に関する調書、72ページ。(「なし」との声あり)
財産に関する調書、1ページ~6ページ。(「なし」との声あり)
基金の運用状況、7ページから8ページ。(「なし」との声あり)
なければ、一般会計歳入につきまして、質問漏れ、意見等ございましたら受けたいと思います。(「なし」との声あり)
説明員交代のため、暫時、休憩致します。
(休憩)
委員長休憩前に引き続き、審査を再開致します。
特別会計、介護保険事業特別会計の歳出、4ページ~7ページ。歳入、1ページ~3ページ。
実質収支に関する調書、8ページ。財産に関する調書、9ページまで。(「なし」との声あり)
国民健康保険事業特別会計の歳出、4ページ~8ページ。歳入、1ページ~3ページ。
実質収支に関する調書、9ページ。財産に関する調書、10ページまで。
加藤委員。
加藤委員
10ページの財産に関する調書にある基金ですが、教えてください。
今年度2千200万円のマイナスで、残額が5千100万円となっています。このまま推移すれば、2年後には残額がなくなり、また、健康保険税の増額をすると捉えて宜しいですか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
基金は5,100万円の残額があり、2ページにある基金繰入金2千300万円が今年度繰入した金額です。委員ご指摘の通り、このペースで推移すればあと2年でございます。国、清里町も力を入れて病院にかからないような健康づくり施策を実施しておりますが、医療費の実績は目に見えておりませんので、企画財政課を含め健康保険税の見直しを検討している現状です。参考までに申し上げますと、17年度の実績は、一般・老人・退職等々医療費の合計で、道内173市町村の内156番目、40万885円でした。斜里町は152番目、40万5千315円。小清水町は149番目、40万6千612円です。いずれの自治体も、医療費の高騰で苦慮しているのが実態であろうと思います。
委員長
その他ありませんか。(「なし」との声あり)
老人保険特別会計の歳出、2ページ。歳入、1ページ。実質収支に関する調書、3ページまで。(「なし」との声あり)
簡易水道事業特別会計の歳出、2ページ~3ページ。歳入、1ページ。実質収支に関する調書、4ページ。
財産に関する調書、5ページまで。(「なし」との声あり)
農業集落排水事業特別会計の歳出、2ページ~3ページ。歳入、1ページ。実質収支に関する調書、4ページ。
財産に関する調書、5ページまで。(「なし」との声あり)
焼酎事業特別会計の歳出、2ページ~4ページ。歳入、1ページ。実質収支に関する調書、5ページ。
財産に関する調書、6ページまで。(「なし」との声あり)
以上で特別会計の審査を終了しますが、質問漏れ、意見等があればお受けいたします。
細矢委員。
細矢委員
農業集落排水事業特別会計の歳入でお尋ね致します。
財産収入の汚泥肥料売払収入が4万円ありますが、施設運営で採算がとれる金額ではありません。今後、施設を活用するには町民の理解や協力を得る必要があると考えますので、現在と今後の稼働状況をお聞かせください。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
最終処分場と札弦地区の汚泥を札弦クリーンセンターで処理し、毎年、200袋の肥料を販売しております。6週間で6.5平方メートルの量ができ、それを相互に繰り返し使用しながら製造しております。無理をすれば600袋の製造ができ、自治会に無料交付している分もございますが、今後も現行通り需要量に見合った200袋を販売したいと考えております。
委員長
加藤委員。
加藤委員
細矢委員に関連した質問です。
販売を目的にせず製造しなくても済むのか、200袋のコストはどれくらいなのか、もう少し詳しくお聞かせください。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
300袋を目標に製造し、100袋は公共施設や自治会に無料配布し、200袋は町民還元として販売しております。発酵させて製品化をしなくてもよい施設でございますが、花・緑事業促進と町民還元用として現行の数量を製造しております。製造に関する諸経費は、機械設備は整っておりますので、袋代程度でございます。
委員長
加藤委員。
加藤委員
機械設備は整っているにしても、人件費や修繕料が経費としてかかります。売上げが4万円の肥料を製造するために稼働を続けるべきなのか。コストを考慮して違う方法を考えたらどうなのか。肥料の販売を目的にしている施設ではないので、本来の目的に沿って、施設維持管理費用が最小で運用できる方法、将来展望をお聞かせください。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
施設は、汚泥を単に捨てるのではなく還元する目的で建設されました。町民の皆さんのご理解を頂き、意識を高揚してもらうためにも、現行の方法を継続したいと考えております。
委員長
澤田委員。
澤田委員
終末処理事業組合負担金で2千492万円を支出しておりますが、農業集落排水施設で汲取り汚泥も処理する方法がないのかお伺いします。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
一般会計・環境衛生費・斜里郡3町終末処理事業組合負担金へのご質問かと存じます。3町で生汚泥を処理し、均等割、人口割、収集割で負担金が計算されております。斜里町は7千142万円、小清水町は3千57万1千円、清里町は2千492万円でございます。以前、ご質問内容を検討した際にメーカーに問い合わせたことがございます。現行施設に生汚泥を直接入れると濃すぎるために施設が機能しなくなる、現行施設と同規模の希釈施設が必要になる、との見解を頂いております。3町終末処理場も機能強化等を検討する時期でございますので、3町での方向性を提示し、ご協議をさせて頂く機会もあろうかと思います。
委員長
澤田委員。
澤田委員
高額な設備投資が必要とのお答えでしたが、簡易な方法はないでしょうか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
メーカーと何回も協議していますが、新築とほぼ同様の金額が必要と聞いております。
委員長
他にありますか。(「なし」との声あり)
お諮りします。本日の会議は、これにて散会にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」との声あり)
異議なしと認めます。したがって、本日はこれで散会することに決定致しました。本日は、これで散会致します。
なお、明日の開始時刻については、午前9時30分より審査を再開致します。ご苦労様でした。
平成19年9月14日(金曜日)
開会:午前9時30分
閉会:午前11時15分
委員長
おはようございます。昨日に続いて会議を開きます。
ただいまより総括審査を行います。各会計全般に渡って行います。
畠山委員。
畠山委員
今回の決算審査そのものの説明、たいへんわかりやすく、監査報告の関係についてもきちんと指摘されたというふうに感想して、たいへんいつもより質問が通常より少ないなというふうに思ったわけであります。当然、決算委員会という部分については、決算を確認するということではなくて、今後の町行政、来年に向かって予算に対する意見という観点から2、3、お伺いをさせていただきたいと思います。
今年度の18年度決算額、一般会計44億、特別会計19億、合せて62億ということでありますし、その中の財政構造については、自主財源24パーセント、依存財源76パーセント、毎年多少比率は変わるわけですが、これぐらいが現状であろうと思っております。ただ、これから依存財源プラス自主財源をしっかりと確保していかなければならないと思います。そこで自主財源の確保ということが重要な課題になって来ようかと思っております。
20年度予算についてですが、当然、企業が停滞し農業が品目横断的政策の中で、かなり税収入が落ち込むという部分、これはゆがめない事実になるのかなぁと想定されますが、そこで町長にお聞きしたいのですが、自主財源のあり方と今後、どの様に対処されるのか、お聞きをしたいと思います。また、決算で、公債費の元金と利息がありますが、利息が1億9千万円という数字が出ております。
これは地方債1本と理解しておりますが、金利がいくらになるのかお聞きをしたいと思います。19年度の畑総の償還の関係でありますが、過疎債ということで進んできたわけでありますが、この辺の経過についてもお聞きをしたいと思います。また、今年度の監査員の意見の中に、工事契約事務ということで監査委員に質問をさせて頂きました。
工事全体の設計変更という説明でしたが、これは理解しましたが、これが何の工事なのか分りませんので、説明できる範疇の中でして頂ければと思います。また、監査委員の指摘で、緑小学校教員住宅に1戸入居されていないということですが、地元から要望があって一般住宅2戸、教員住宅2戸を整備したと理解をしていますが、ここら辺についてもお聞かせをいただきたいと思います。
委員長
町長。
町長
畠山委員のご質問にお答え申し上げます。
自主財源、依存財源の関係というのは、大体毎年あまり大きくは変わらないわけであります。地方財政は、法律の規定によりまして町税が増える、減る、それによって地方交付税で財源調整がされているわけであります。ですから、極端なことを言いますと町税が大幅に減った場合は地方交付税が増えるという相関関係になろうかと思います。自立計画で財政シミュレーションを作ったりしまして町民の皆様にそれぞれ配布を致しておりまして、自立計画の中では財源委譲がされて、地方交付税が大幅に下がり町税が増えるのではないかという長期シミュレーションを作っておりますけれども、18年度で対比を致しますと町税が委譲されないものですから大幅に下がり、当初計画した以上に地方交付税が下がらなかったという経緯もありまして、理想とするのは町税を増やすのが理想なのですが、こういつたことを考慮しながら今後とも各産業の振興を図っていかなければならないものと思っております。
2番目の地方債の利息の金利でありますが、古いもの新しいものを含めまして49本償還しておりまして、金利でいきますと0.7パーセントから7.3パーセント、こういった金利になっております。そこでよく考えられますことは、7パーセントの金利を返した方がよいのではないかと思っているわけですが、国では金利を返す場合は、償還年限を全部全うしたと想定される利息を揃えないと認めません。ですから、償還年限が20年残っているとしたら、20年の金利も全部揃えるのであれば繰り上げ償還に応じますと、こういうことですから繰り上げ償還もままならない。それともう一つは、財政破綻を来せば、特別に元本だけの繰り上げ償還を認めてくれるという規定ですから、清里町の場合は、なかなか繰り上げ償還ができないのが現状なのです。
それから畑総の関係ですが、19年度予算で18億程度の繰り上げ償還をしたわけでありますが、その中で過疎債相当分というのは6億2千万から3千万円あるわけであります。これにつきましても現在のところよい状況に進んでいると聞かされております。
監査委員の意見の中で流用云々という項目がありましたが、これは江南パークゴルフ場のスタート台、備品購入費で予算計上されていたものを工事請負費で一括処理をしたということであります。何故したかといいますと、その方が非常に効率的に運用できる。額的にも非常に有利な運用ができるということでさせて頂いた次第であります。
緑の教員住宅につきましては、緑地域の方々の強い要請に基づきまして整備をさせていただきましたが、側聞致しているところでは、来られる予定の方が来られなくなったという経緯もありまして、現在、ご指摘のような状況になっているわけでありますが、これらにつきましても明年度に向かいまして、有効に活用されるように進めて参りたいと思っております。
委員長
畠山委員。
畠山委員
自主財源の関係でありますが、町税が減ると交付税が増えてくるということは理解できますが、町税が厳しい状況では、施設の使用料でという言い方をされるのかなぁと思っていたのですが、その話しも出てこなかったということは、どんな努力をするのか。何を頑張るのかが見えて来なかったことがたいへん残念であります。公共施設での応分な負担、これらを含めてしっかりやっていただきたいということを付け加えておきたいと思います。
公債費の関係でありますが、予算が段々厳しくなると金利の1億、2億がたいへん貴重な財源になります。利率が7.3パーセントのものがあるということでしたが、未償還額がいくらなのかお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
町長。
町長
お答えを申し上げます。自主財源の関係ですが、町税と交付税が相関関係になっているわけでありますが、全体のパイは徐々に小さくなってきております。そういったことで、行革大綱に基づきながら実施をさせていただいているところであります。基本と致しますのは、健全財政が基本でありますし、また、健全財政を保ちながら住民福祉の向上、これも図っていかなければならない、総合的な考え方の基に今後とも運営をして参りたいと思っているところであります。
また、公債費につきましては、色々数値的なこともありますので、担当課長に説明をさせますので、よろしくお願いを致します。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
ただいまお尋ねのありました7.3パーセントの金利の起債につきましては、昭和56年度に発行しました義務教債、新栄小学校増改築事業に係る地方債でございまして、現在、元金が245万225円、利子を含めた償還金予定額が258万5千176円となってございます。
委員長
畠山委員。
畠山委員
今、お聞かせいただいた利率の関係でございますが、総額で250万円という中では、かなり少なくなっていますが、何年で償還が終わるのかお聞きをしておきたいと思います。それから監査委員の意見書の関係でありますが、工事契約の全体の計画変更があったとお聞きしましたが、これらについて決算の中で予算計上されていた金額がわかるのかをお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
7.3パーセントの義務教債については、18年度末で完了致しております。義務教債は基本的に25年間の期間となってございます。
委員長
産業課長。
産業課長
パークゴルフ場の事業費の変更の関係でございますが、決算書で申しますと45ページ、7目、道営中山間地域総合整備事業の中の15節、工事請負費でございます。町長がお話しましたように、備品購入費で予算を見ておりましたが、特殊ということがございまして、工事請負費に入れさせてもらって変更させて頂いたと、いう内容でございます。
委員長
畠山委員。
畠山委員
備品関係はそんなに長い年数ではないと理解させて頂きました。工事契約の関係でありますが、これを見ますと変更という捉え方をできませんが、どういう理解をすればいいのでしょうか。
委員長
産業課長。
産業課長
決算書では流用をしていますので、数字的にはここに出てきません。備品購入費から工事請負費の方に変更部分の金額を流用しておりますので、すでに予算関係では整理をされている形になっておりますので、流用後の数値ということでございます。
委員長
畠山委員。
畠山委員
それでは申し訳ありませんが、監査委員が指摘した意味合いを聞きたいと思いますが。
委員長
産業課長。
産業課長
当時、請負契約724万5千円ということで計画を立てまして発注をしたわけですが、先ほども申しましたようにスタート台が特注であるということ、それからすでに36ホールが設置されておりまして、同一のもので設置しなければ駄目であるということで、当初備品購入で見ていたものを流用を工事請負費にかけまして変更をさせて頂いたと、この部分で、変更後1千019万千500円でございます。変更の手続につきましては、正規な手続きをやっておりまして、変更手続の中で、理由が記載されていないということで監査委員から指摘を受けたということでございます。
委員長
畠山委員。
畠山委員
手続がよいということですが、200万円何某という中では、どんな手続でよろしいと捉えたのかお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
地方自治法なり財務規則なりに基づいて処理をさせていただいたということでございます。
委員長
畠山委員。
畠山委員
専決云々の部分については、私が承知している範囲では100万だったと思いますが、議会に報告しなくてもよろしいのか、その部分についてお聞かせいただきたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
法、条例に基づいて整理をさせていただいております。
委員長
畠山委員。
畠山委員
ちょっと中身が分かりませんが、法律的にはよいが、監査委員は指摘しますよ、ではおかしな話しで納得のいかない部分がありますが、この件については、終わらさせていただきます。
委員長
副町長。
副町長
今の予算の流用の関係でございますが、地方自治法の第220条のただし書きになりますが、その中に歳出予算の経費を流用することができる規定がございます。各項間におきまして予算の不足が生じた場合においては、その規定に基づいて流用をすることができるという規定になってございまして、それに基づいて流用をさせていただいたということでありますが、先ほどから申し上げておりますように、手続そのものについては、法に基づく手続を取らせて頂いていると言うことをまずご理解をいただきたいと思います。ただ、その手続の伺いの中にどういう理由でこういう手続を致します、という理由が漏れていたと、いうことが監査委員の指摘でありまして、法的な部分よりも担当課長から申しましたように理由が書いていないから、何の理由で流用したか分からないという指摘でありましたので、その点については、今後の事務処理の中で明らかにしながら進めていきたいということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
委員長
畠山委員。
畠山委員
今後、適切な処理を期待致します。
最後に緑の教員住宅の関係でございますが、教員については毎年替わる可能性が多いということは理解しますが、基本的に教員は一般住宅にも入れるが、教員住宅には特定の人しか入れないということで理解をしていますが、これらについても幅広い運用を考えて頂ければと思いますし、現状はどの様になっているかということでお話を聞かせて頂きました。
委員長
教育長。
教育長
緑の教職員住宅の関係でございますが、ご指摘のとおり児童数によりまして毎年教員の数が変わるわけでございます。本年度、山村留学の留学生が1名少なかったということで、実質児童数が15名ということで、これが16名になりますと教師1名、事務官1名ということで2名の職員が増えて住宅も入ることにもなったのですが、1名児童数が少なくなったものですから教員が2名少なくなったということでございます、ただ、教育委員会としては、全町的な教職員住宅の中でこの教職員住宅も活用していくことを考えておりまして、今空いている1戸につきましても12月から入居する予定になっております。産休で休まれる方がおりますので、その代替えの方に入っていただこうと考えておりまして、全町的に活用して参りたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
委員長
よろしいですか。その他ありませんか。
澤田委員。
澤田委員
前段、畠山委員が質問されておりましたので、私は、指定管理者制度の住民サービスの基本と今後進めていく指定管理に向けての関係で質問したいと思います。行政改革の一環として公共施設の管理運営に当たり指定管理制度の導入が始まりまして、現在、斜里岳山小屋、道路・橋梁河川管理、各温泉施設に指定管理が導入されておりますが、利益優先に走り住民サービスの低下になっていないか。また、苦情等はないのか。指定管理になったばかりですが、職員の定数、給与の削減に繋がってきているのかということ。現在の各事業所の指定管理に当たって雇用の状況は増大しているのか。
今般、指定管理に向けての条例改正をしたわけですが、今後、順次体育施設だとかスポーツ施設の指定管理導入に向かうわけですが、町長の執行方針にありますように積極的な民間活力の導入により住民サービスの向上、効果的な運営に努めるとありますが、指定管理制度に伴い、今後、職員の削減と温泉施設、社会教育施設使用料の改正に伴い、これらの財政に対する効果、改めて今後の指定管理の導入の基本的な考えを聞かせいていただきたいと思います。今後、住民サービスの向上、雇用の促進を図っていかなければならないわけですし、若者の雇用をどの様に進めていくかということが清里町の今後にとっても重要なことではないかと思いますので、指定管理者制度導入の基本的な考え方を改めてお聞かせ願いたいと思います。
委員長
町長。
町長
澤田委員のご質問にお答え致します。
指定管理者制度を推進致しておりますけれども、現状を申し上げますと、よい方向に向かっているのかなぁと思っております。特に苦情というものも聞いていないわけでありますけれども、そこで一番問題は、住民サービスが向上し、地域経済の活力を増進させることが大事だと思うわけでありますけれども、それぞれの事業所で雇用もして頂いているようでありますし、現状を見る限りよいのかなぁと感じております。
そこで、今後の状況でありますが、今回の議会でそれぞれ条例を議決して頂きましたが、それぞれの案件につきまして所管の委員会で内容等、十分協議をさせて頂きたいと思っております。やはり基本は、住民サービス向上につながるものでなければ意味がないわけでありまして、単なる経費削減ではあまり意味がないわけであります。そういったことも十分考慮しながら進めて参りたいと思っております。また、指定管理者制度導入による職員削減の関係でありますが、これは指定管理を導入するのも一因となろうかと思いますが、それより全体の行革を進めている最中であります。自立計画に則りまして最終年の職員数80名、これに向かいまして今、進めているところであります。因みに申し上げますと現在の職員数は89名でありますが、ただ一方的に減らすのではなくて、新たに採用もしながら、ある年には5人、6人と退職する年もあるわけでありますから、長いスパンで考えて最終トータルは80名ということで進めているところであります。
指定管理者制度導入の基本的な考え方は、当初から申し上げておりますとおり、住民サービスの向上と新しい雇用の場の確保、尚かつ財政的な節減ができれば最高であると考えておりまして、その基本を忘れずに今後とも進めて参りたいと思っております。
委員長
澤田委員。
澤田委員
基本的な考え方は当初と変わらないということで、職員も当初計画どおりということで、急激に増減ということにはならないと思いますし、今後、指定管理事業所の育成とかを地元を中心に指導、教育をしながら育てていただきたいと思いますし、その様な施策がありましたらお聞かせ願いたいと思います。地元企業を育てる方策はないものなのか。
委員長
町長。
町長
これから指定管理者制度を導入する場合に、それぞれ委員会と協議をさせていただきますが、その中に細かい項目まで全部入って参りますし、また、情報公開しておりますし、町の基本的な考え方は色んな情報を町民の皆様に示していきたいと思っております。これから、具体的な姿が出てこようかと思いますが、それぞれ委員会の審議の中で色んな考え方をお示しいただければたいへん有り難いと思っておりますけれども、町と致しましては、色んな情報を出していきたいと考えておりますので、よろしくお願いを致したいと思います。
委員長
澤田委員。
澤田委員
来年4月から指定管理制度の導入があると思いますが、事前に準備期間を十分取ってもらって地元企業がなるべく参入できるような体勢を取っていただいて、綿密な情報をいただいて進めていただきたいと思いますし、人口を減らさない方策を取っていかなければならないと思いますので、若い人の働く場を少しでも提供できるようなことを企業にも努力していただくよう指導を願いたいと思いますので、今後とも財政改革は勿論ですが、町全体の活性化のために努力願いたいと思います。
委員長
町長。
町長
当然、準備期間を取りながら、また、これから指定管理をお願いする、あるいはすでに指定管理をお願いをしているそれぞれの事業、住民の皆さん方が安心できるような企業運営、こういったことに私も期待を致しております。新たに指定管理にする場合には、十分期間を取りながらご協議申し上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
委員長
よろしいですか。その他ありませんか。
加藤委員。
加藤委員
2点か3点、決算というよりも今後のまちづくりの基本的な考え方についてお尋ねをしたいと思います。
特に平成18年度は、清里町自立計画推進の重点期間の最終年度であったと。こういう形の中で、清里のいきいき安全まちづくり事業ということで地域のパートナーシップ事業として、地域担当職員制度の導入を図り、あるいは出前講座と、こういう中で、本来のまちづくりの基本的部分を底辺から底上げしょうと、こういうことで取り進んで、現在、1年半が経過したわけでありまして、その実態と成果をどの様に捉えて、そして、今後どの様に活用されていくのか、あるいは修正をされていくのか、あるいはそういう形の中で、地域担当制の職員は現在のところ異動があったとは聞いておりませんが、今後変更があるのか、あるいは成果の中で、自治会からどの様な要望なり意見なりが現実として出てきているのか。あるいは担当者の方からこうすべきではという意見はないのか、というあたりであります。それらを自治会活動の窓口も制度も設けて進めてきたわけであります。その辺について、考え方をお伺いしたいと思います。
2点目は、畠山委員、澤田委員が質問をしていましたが、自立という形の中にはどうしても財政問題は欠かせないわけでありまして、澤田委員の質問に町長は、住民サービスが一番大事です、経費は二の次ですというような表現をされたわけです。私の聞き方が悪かったのか、当然のようにともに大切なものであると理解をしております。そこで指定管理の問題ではなく業務委託に関して、平成18年度には学校給食センターの業務委託が委員会に諮られてスタートしたと捉えていますが、所管の委員会の中で、学校給食センターを委託するに当たって、メニューの拡大、何よりも衛生面の徹底した管理ができる。ひいては事務経費の削減に繋がります。こういう形で委員会に説明があり、スタートされたわけでありますが、その事業がスタートした後、事務費の削減はなかったと。その時に所管の委員会で説明があったのは、業務委託をスムーズに進行するために、一年間のご理解を賜りたいとの説明を伺った様な気が致します。今年19年、2年目になりまして、人事異動がありましたが、そういう形の中でも何ら改善がないような気が致します。
私は、人事権に関して口を挟む気はございません。ただ、事業を展開するに当たって、その進め方を委員会、議会に説明されたわけでありまして、その内容と方法が違うならば、私は委員会、議会、大げさにいうならば町民をも軽視したことではないか。自立のまちづくり、これは一人一人の信頼関係を基に一つ一つの事業を進めていく基本であろうと思います。その辺のお伺いを改めてしてみたいと思います。と同時に行政情報システムの膨大な経費、この問題の中では、ソフトの部分は別格でありますが、それを維持管理していくための担当者、そういう職員の能力アップなり採用なりというものも含めた中でのトータル的な職員配置なり事務費の管理であるならば理解がつきますが、その辺を含めて説明、考え方を伺いたいと思います。
次にたいへん難しいことを言いますが。緑スキー場、清里高校については、たいへん大きな問題に直面しておりますが、これといった方策は見出されないのだと考えます。しかもこれらの問題が、清里だけで解決できる問題なのかどうなのか、3町なりもう少し広げるなりして地域として清里として生き延びていくために、自立していくために分担して住民サービスを保っていくという考え方の中で、たとえば例を挙げれば、清里はスケート場、スキー場は斜里で、プールは小清水で、学校は網走一つ、そういう具体的な広域行政に向けた話し合い、清里が自立で生きるためにお互いに助け合って自立の道を歩むという方策、橋場町長は4期目で、他の町長から見ればリーダーシップを発揮し、この地域を先導していく考え方はないのか。また、町長の政策予算、70歳以上の高齢者に対して清里町におけるすべての施設について半額にするということについては、私も賛成を致します。
ただ、予算については器が小さくなっていくことははっきりしております。限られた自主財源をどの様に使っているんだと。こうするためには使用料、税金、こういうものをきちっと数字に表すことが大切ではないだろうか。町長の政策であるとするならば、それは補助としてきちっと高齢者対策として費用を計上していく、その事が大切なような気がします。私の論理の中では、清里は高齢化社会に突入しており10年も待たずに35パーセント時代が来る。そうすると60歳から70歳は、清里町を支える本当の主人公になっていくということです。
その事について、どの様に捉えているのか、たとえば、パークゴルフ場で70歳以上が半額ですよといったときに、身分証明書の提出をしていくのですか、ということが実際に出てくる。町内、町外でトラブルが起きませんか。証明するものがなくて、隣の人が70歳以上だと言えばいいのか。そういうことにはならないのではないかと思います。色んなことを考えていった時に、結果は一緒ですが、方法論についてどうなのか、その辺についてお伺いを致します。
委員長
町長。
町長
加藤委員のご質問にお答え致します。
今後のまちづくり、自立計画重点期間の最終年度でありました。それと合わせまして18年度というのは、第4次総合計画後期5カ年計画の初年度でもありました。その中で重点項目として増やしたのは、花と緑と交流のまちづくりであり、健康対策重点事業、子育て支援事業、この3点がこれからの5年間の重点項目として上げたわけであります。
そういった中で、担当職員制度を実施しながら、また、職員自身の出前講座、職員全体がそれぞれ住民の中にはいりましても対応できる職員研修につきましても数多く実施をさせて頂いているところであります。これらについて、どの様な状況になっているか具体的な項目につきましては、担当課長より答弁をさせますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
2点目の学校給食関係につきましては、ご承知のように委託事業としてスタートしております。この詳細につきましても教育委員会から具体的な項目につきまして、答弁をさせますので、ご理解を賜りたいと存じます。
緑スキー場につきましては、前々から議会でも数多く論議をされてきておりますし、加藤委員のご質問のように広域で運営するという時期に来ているのかも知れませんし、また、現在利用できるものをできるだけ利用した方がよろしいのかも知れませんし、総合的に判断していかなければならない問題だと思っております。いずれにしましても、将来的には考えていかなければならない問題であると思っております。
また、清里高等学校につきましても、今年は50数名の入学者がありましたけれども、今、1年に生まれる子どもが40人を切っている状況で、計算をしていくと数字が出てくるわけであります。そうかと言って数字の計算通り高等学校を無くするのかといったら、高等学校は無くなってしまいます。ですから道教委自信もどういう姿にするのか、悩んでいるのではないかと思うのであります。それよりも特例2間口という制度が無くなったわけでありますから、清里町としては、対象にならないように多くの町民の皆様のご理解をいただきながら、維持をしていきたいと考えております。国におきましては、合併旧法が終わり、新法も法律が切れるまで3年を切ったような状況にありまして、今、国の方ではその後の新新法みたいなことも検討されていると聞いておりますし、合併をしたからどういう面がよいのか。合併をしたところは駄目なのか。今、検証作業も始まろうとしているところであります。
道議会も始まりまして、支庁制度もまた名称が変わった、変わらないの論議になっておりますし、これらも一体的に考えていかなければならない問題だと思っております。私自身、町民の皆さんに胸を張って将来、こういう姿になるという説明ができるような状況になれば、説明もしていきたいと思っておりますけれども、まだ、過渡期というような状況でありますので、一つ一つ現状に対応していきたいと思っております。
また、これからの社会というのは、高齢化社会というのは避けて通れないわけでありますし、新しい国の制度設計で、いかに健康な高齢者をつくるかということに主眼がおかれておりまして、高齢者を家の中に置かない、社会参加をして頂く、こういうことに重点が置かれているわけでありますし、また、メタボリック症候群ということで、各家庭に入りながら食生活の指導や運動の指導も行政の仕事としてやらなければならない時代を迎えているわけであります。
こういったことを考えていきますと、行政でできますことは、できるだけ高齢者の方々が社会参加ができるような姿に持っていくこと。それともう一つは、田中議員からも質問がありましたが、老人という言葉に抵抗があるのであれば、そういうことも検討しながら気軽に参加できるものをこれから考えていかなければならないと思っております。その中の一環として、パークゴルフ場にしましても、高齢者の皆さんが気軽にできるような姿を考えているわけであります。また、すでにあるパークゴルフ場につきましても、これは無料で維持をしていく、こういったことも持続をしていきたいと思っております。
限られた財源でありますし、住民サービス、さらに住民参加も積極的に取り入れながらこれからの行政執行していきたいと思っております。地域担当職員制度については、担当課長より、また、学校給食関係につきましては、教育委員会より答弁させますので、よろしくお願いを致します。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
地域担当職員制度についてでございます。
まず実績から言いますと、今まで25件の具体的な相談による情報交換がありました。電話による相談もございます。その数は入っておりません。それに伴います職員間の担当職員制度の調整会議も12回ほど行っております。まだまだ馴染みのない制度でございまして、もっと積極的な利用活動ができないか、自治会長さん個々と方策を検討させて頂いておりますけれども、職員間におきましても、もっと利用できるような分かり易い制度にしていこうという意見もございまして、今後、長い目で見ていきたいと考えております。
もう一つ、出前講座の実績でございますが、保健関係が多いですが、28件、1千9名の参加をいただいて出前講座を実施してございます。18年度中は、月に一度、職員間の出前講座を実施し、各課の制度、事業内容等々を職員同士の意識付けも含めてやってございます。これも今後、もっともっと出前があるような魅力のあるメニューを考えていこうということで、各課に協力をしてもらう予定ですので、ご理解をいただきたいと存じます。
委員長
教育長。
教育長
給食センターの業務委託に係る人件費の削減の関係でございますが、教育委員会におきましても限られた人員の中で効率よく職務を遂行していくということで、教育委員会で内容を十分検討をしていかなければならないと考えておりますが、今回の業務委託に当たりましては、給食メニューの多様化、質の向上、衛生管理の徹底というようなことで随時取り組んでいるところでございまして、新たな課題も出てきている状況にございます。
それと併わせまして、平成18年度より教育職員免許法の改正がございまして、今までは知育、体育、徳育に新たに食育というものを加えまして、栄養職員に免許法を改正して配置すると言うことで、学校における食の指導に力を入れていくということで、給食センターとしましても学校栄養職員を配置しまして、学校との問題もやっていかなければならないということで、これらの体制整備もやっていかなければならないということで、内部的な検討は十分しておりますけれども、現状では今の体制を維持していく必要があるというのが教育委員会としての考え方でございまして、食育も含めまして食の重要性、それと同時に今回、委託に出しました目的に添った業務を遂行していきたいと考えておますので、ご理解頂きたいと存じます。
委員長
加藤委員。
加藤委員
地域担当制については、担当課長から説明を受けたわけですが、その事については、委員会等で報告を受けて理解をしているのです。町長の生の声で聞くのが総括なのですから、今後、出前講座、地域担当制度をどの様に充実させていくのか、お伺いをしたいと思います。
それと、学校給食センター業務委託に関してですが、その当時と今とでは変わってきているということは、専門職の話しであって、事務職とは違う話であって、課長やトップの責任といっても町長の基本的考え方、姿勢が現れてくるものと考えられます。このことについて再度、お尋ねをしたいと思います。
スキー場、高校問題を個別に論戦するというのではなく、合併しなさいと言っているのでもなく、自立の道を歩むためにも清里の限られた財源を効果的に使うためには、スキー場もスケート場もプールも開設するというのではなくて、一つ輪を広げた中で清里町が自立するために分担するという方法を取り入れていかなければならないのではないでしょうか、ということであります。その中におけるリーダーシップはどの様に捉えているのかということであります。
それと、70歳以上の高齢者に対する考え方、私は賛成です。ぜひ、その様にやっていただきたいが、同じ予算を使う方法として補助金制度という考え方はどうなんですか、というお尋ねです。町長のこれからの考え方だけについて、お尋ねをしたいと思います。
委員長
町長。
町長
地域担当制度につきましては、スタートしたときには、直接行政が自治会に入ることは自主性を損ねてしまう恐れがあるということで、2年半ぐらい控えめにしながら進めてきたわけであります。今回、職員の研修も回数を重ね、どの職員も自治会で即、対応できるような姿になったということで、積極的に進めようということになっているわけであります。また、職員の担当が変わりましても、担当職員は替えないと言うことで、当初の姿で来ているわけでありまして、願わくば自主自立のまちづくり、住民参加・協働の気運が盛り上がるようなの姿、そのためには行政としましても情報公開するのは当然ではありますが、より一層住民協働のまちづくりを進めていきたい、そのために担当員制度を活用していきたいし、地域住民の皆さんも担当員を大いに活用していただきたいという願いのもとに今、進めているところであります。自治会で敬老会を開かれたりしているわけですが、できれば自治会の行事の時に担当員も呼んでいただき、住民の皆さんと顔を合わせるということも一つの方法かなぁと考えているわけであります。この担当員制度につきましては、より一層充実するように今後とも努力をして参りたいと思っております。
スキー場あるいは諸々のものがあります。いずれかの時期に再整備、あるいは考えなければならない施設もあります。こういったものを広域、共同でやるということは、加藤議員の言われるとおりだと思っております。そういうことをやっていかなければならないものと思っております。今後、どういう姿になるかは別と致しましても、借りに清里町からスキー場がなくなったと仮定したら、あるところにお世話にならなければならないわけですし、そういったことも十分考えられるわけであります。また、その逆も考えられるわけであります。清里の町にあってよその町にないもの、こういったものもあるわけでありますし、総合的に色んなことを考えていかなければならないと考えております。
また、70歳以上につきましては、方法論の話しでありまして、基本とするところは、申請主義とかそういうことではなくて、気軽に一人でも多くの皆さんに使っていただきたいという願いを込めておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
委員長
加藤委員。
加藤委員
最後の問題についてだけ、再度、お伺いをしたいと思います。
確かに手法論としてはそうであろうかと思います。それが最終的に指定管理者でなくて、町直轄で運営していくのであれば、それでよいと思うのです。でも、これからはそういう施設を指定管理者に任せていくということになっていくと、どうしても指定管理者にお願いする金額は大きくなるのです。そういう中で、かかるものはかかる。助成するものは助成する。町長は自主自立のまちづくりを進めるに当たって、補助金制度を大きく見直して自治会の関係についても事業補助ということですべて申請方式にしてきている。自分のことは自分でやる。このことが自立の基本だと。
ましてや高齢化社会になる中で、60歳から70歳、80歳は清里の中心となる人ではないですか。そういう人方にもう少し生きがいというものを逆な面、精神面から求める意味でも色んな方法、運営するにはこれだけ維持費がかかっているのだと。これだけ助成してもらっているのだ。大切に使いましょう。こういう形がまちづくりの基本ではないかと考えます。最後に、まちづくりの根幹にかかわる部分かと思いますが、その部分を聞いて終わりにしたいと思います。
委員長
町長。
町長
70歳以上の関係、私も間もなく70歳になるわけですが、基本とするのは高齢者の方が、気軽に使っていただく、たとえば、始めから6千円で、後から3千円を返すという方法、これも一つの方法だと思いますが、それよりも対象者の方々が年間券を買って頂ける、こういう姿が一番いいのかなぁという思いで半額という制度にさせて頂いたわけであります。今回の使用料の6千円、3千円につきましては、これからどういう姿になっていくか分かりませんが、これから委員会でこれからの指定管理者の審議をお願いする過程の中では、当然、金額的なものも出てくるかと思いますけれども、それよりも一人でも多くの方々に券を買って頂きたい。その方法論の問題ではないかと思いますが、私は、始めから半額にする方が高齢者の方にとってよいのかなぁというふうに判断をしたので、その様に決めさせていただいた次第でありますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。指定管理者に無理やりお願いをするという項目はまったくございません。基本は入札であります。そういったことで、よろしくお願いを致します。
委員長
その他ありませんか。
細矢委員。
細矢委員
3名の方に総括質問をやっていただきましたが、私の考えていたことが出ていませんので、やらせていただきたいと思います。
まず、自主自立のまちづくりという意味で、先ほど畠山委員の方から財源の問題やらが色々出ておりましたが、私は、町税と交付税の関係について、やはり見逃すわけにはいかないと感じております。
町税については、不納欠損額が67万円あまり、そして収入未済額が520万円。国保税については不納欠損が140万円。収入未済額が1千万円を超えております。さらに見逃せないのは、滞納繰り越しは別として、現年課税分で国保税においては320万円あまりが未収になっております。町民税も約60万円。こういうことで、不納欠損額が両方合わせますと200万円の大台を超えてしまっている。このことは、町民の負担の公平性からすると今後、大きな問題になっていくのではないかと危惧するものであります。と申しますのは、先ほど町長が述べておられたように我が町の財政は、約25対75、自主財源が25、依存財源が75、こういった形で自主財源が減れば交付税で云々という話しもありましたが、国の財政状況から見て今まで通りにはなっていかないと思っております。したがって、我が町の財政は段々尻つぼみになっていく、そういう心配がある中で、税の不納欠損と収入未済額については、見逃すわけにはいかないと思います。
特に不納欠損に至るまでの経過、担当職員は徴収に汗をかいているとは思いますが、道の自動車税の話しではありませんが、高級自動車に乗っていて自動車税を払わないとかで、車を差し押さえするとの話しも新聞で見たこともありますが、我が町の場合、その様なことはないと思いますが、税金を納められない方であるならやむを得ないと思うのです。納める能力があるのに納めないでいる方がおられるように聞こえて来ます。
払うものを払わないで自動車に乗っている。あるいはパチンコ屋に行っている。そういう色んなことが聞こえてくると、負担の公平性から考えていくと見逃すわけにはいかないと思うのです。したがって、差し押さえというのは今まで例があったのか、無かったのかは分かりませんが、最終的には国保税の関係については、高齢化になって医療費はどんどんかかっていく。18年度は2千300万円ほど基金から繰り入れして収支のバランスが取られている。国保会計が苦しくなれば、方法としては基金取り崩し。これも後、2年から3年で無くなる。そうすると国保税の値上げか一般会計からの繰り出ししか方法はなくなってくるのです。
ところが経済情勢がこれだけ厳しくなってきますと、国保税の値上げは、たいへんなことになるのではないかと思うのです。値上げしても徴収不可能になってきはしないか、その様に心配をしております。したがいまして、不納欠損額が出たものは仕方ありませんが、今後、収入未済額が1千500万円あります。これが不納欠損として出て来るようであれば、町民が負担する意欲が無くなってしまうのではないかと心配するわけです。その辺のことについて、町長、どの様に処置していかれるのか、お伺いしておきたいと思います。
委員長
町長。
町長
税の滞納、不納欠損の関係でありますが、総体的に申し上げますと、清里町は、町民の皆さんのご協力、あるいは担当職員が日夜努力している関係で、網走支庁管内でも1番、2番の高い徴収率なわけであります。特に、細矢議員がご質問されました国民健康保険税については、制度的に色んなことがありまして、全国的な問題であります。最高限度額は56万円になりました。本来、たくさん納めなければならない限度額が56万円に押さえられているわけであります。一般的な税は所得によって最高限度額まで払っていかなければならないわけですが、そのしわ寄せがどこに行くかというと、最高限度額に達しない人のところに被さっていく。ですから、なかなか納めずらい人のところに被さっていくという傾向にあるわけであります。
そういった中におきまして、国民健康保険税におきましても徴収率が清里町は非常によいわけであります。後、国民階保険という制度があるわけですから、夏の間、会社で働いて、冬、失業する場合は、国民健康保険に自動的に入らなければならない。冬の2、3カ月のために何十万円という課税をしなければならない。当人にしたらなかなか払いずらい事情があるわけです。町では、税務署から返還されるお金までいただいているわけであります。後、もう一つは、医療費がどんどんと伸びていく。清里町は医療費がかからない方で、下から1番目か2番目なのですが、その町でありながら医療費が伸びていく、そのために国も真剣になって一部負担を高くする、あるいは健康な人を造るという政策に変わってきているのです。
そこで、不納欠損、滞納の関係でありますが、町としましては、高い徴収率を上げていますが、さらに率を上げていくために努力を致しているわけでありましたて、私の承知している範囲では、お金があって収めないという人は想定されないわけですが、非常にお気の毒な人もおられますし、しかし、全体の納税意識が下がるようなことがあってはなりませんので、さらに厳しい姿でこれからも徴収業務を進めて参りたいと思っております。
お金を徴収する場合に、広域でやりましょうという話しもあります。清里町は広域の中に入っておりませんが、広域の中にはいると低い所に引っ張られてしまうという懸念もありますので、色んなことを考慮しながら、町民の皆さんにとってプラスになる姿で進めて参りたいと思っておりますし、また、気持ちを新たにして徴収業務につきましても進めて参りたいと思っております。
委員長
細矢委員。
細矢委員
そういうことでわかるわけですが、清里の徴収率は他の町村に比較して非常によいということではあろうけれども、町の財政に大きく響いてくる問題であるし、町民の納税意欲に関係してくる問題ですので、そういうことにならないように、今、町長が決意して述べられたことを良として、これで質問を終わります。
委員長
その他ありませんか。
勝又委員。
勝又委員
道が地方分権型社会の実現に向けてということで、権限委譲が町村に行われております。先頃の新聞に、町村間でかなりのばらつきがあると載っておりました。実際には370から380項目権限委譲されている町もあれば、2、3項目という町もあります。我が町においては、どの様な件数になっているのか。また、権限委譲に伴もなって、お金はなかなかよこさない様な状態で、引き受けても経費は出てこないような状態なのかなぁと思います。今回の決算の歳入にも手数料が記載されているのではないかと思いますが、おそらく釣り合は取れていないのではないかと感じています。
その点につきまして、現状で委譲されている件数とこれからに向けてどの様な形で委譲を受けていくことになるのか。道は約2千200項目の委譲項目を示していますが、何でも委譲されたのでは自治体の機能が麻痺してしまうし、職員の定数が減らされている中では、仕事ばかりが増えていく様なことが懸念されますが、町民のサービスにつながる様なものについては、早い段階で委譲されることが望ましいのかなぁと思います。ただ、前段で申したように仕事がどんどん増えていくことが想定されますので、その辺の見解を町長にお伺いしたいと思います。
委員長
町長。
町長
北海道からの権限委譲の資料を見ますと、清里町は66件委譲を受けていますが、この中身は、まったく住民生活にまったく関わりがないと言ったら語弊ありますが、そういうものであって、もらうお金が15万円来ているそうでありますが、今日の新聞にも書いてあったかも知れませんが、中央省庁は、権限も金も委譲しないと断っています。北海道もそうなんです。市町村が権限を委譲してくださいと言っても、北海道自信も委譲しないわけでありますし、そういうものは委譲を受ける必要もないと思っております。北海道は2千何項目とかと言っておりますが、これは清里町で1年に一人も申請がない、10年に1回も申請がないような特殊なものを受けて、特殊な技術者をおかなければならないようなものを委譲するということは、今の時代に反するのです。そういうことではなくて、住民サービスにプラスになるものが何か、慎重に考えていかなければならないと思っております。
特に新聞、テレビ等で報道されておりますのは、パスポートを役場で受け取れますというのがあります。これは言葉だけであって、パスポートを受けるためにコンピュータを買って職員の研修をしてやらなければならない。現在もパスポートの申請は網走でできるわけでありますし、むしろ、遠紋地区の方々が従来は特例で紋別あるいは遠軽でパスポートを受けていた、あるいは北見市が直接道から許可をもらって受けていた、これの継続が権限委譲という姿に続いているわけでありまして、慎重に判断していかなければならないと思っております。住民サービスにぜひとも必要なものは、受けていかなければならないと思いますが、それ以外のことについては、慎重に対応していきたいと思っております。
委員長
勝又委員。
勝又委員
町長から清里は66項目、それにまつわるお金で15万円ほどお金が来ているということですが、町長の話を聞いて、私も安心している部分がありますが、道としては将来的には権限を委譲したい考えがあるようで、このことは支庁の再編問題にも繋がってくるようなことではないかと。引き受け項目の少ない市町村については、考え方において支庁再編について反対をしているような事情があるようで、ただ、町民サービスにつながるような権限については、ぜひとも取り扱って頂けるような形を取って頂きたいと思います。引き受けるからには当然、仕事も増えるわけで、そういうことも十分危惧されながら検討して頂きたいと思います。
委員長
よろしいですか。その他ありませんか。以上で総括審査を終わります。(「なし」との声あり)
これですべての審査を終わります。平成18年度各会計決算審査にあたり、委員から、その成果・結果・効果等にご意見が出されたと思います。理事者・職員の皆様は、委員からの質問を真摯に受止め、明年度以降の予算編成や行政執行に生かされ、更なる住民福祉・サービス向上に努められますことをお願いしまして、終了の挨拶と致します。どうも、ありがとうございました。
ここで暫時休憩します。町執行者、職員は退席願います。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、会議を開きます。
認定第1号「平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について」から、認定第7号「平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について」まで、都合7件を一括議題と致します。
お諮りを致します。始めに決算審査の意見書のとりまとめを行いますが、ご異議ありませんか。(「なし」との声あり)
異議なしと認めます。審査意見の内容について事務局長から説明させます。
事務局長
朗読を致しますので宜しくお願い致します。
審査意見案
平成18年度一般会計および各特別会計の歳入歳出決算について、慎重に審査を行った結果、各会計はそれぞれ適正かつ効率的に執行および事務処理が行われており、おおむね所期の目的が達成されたものと認める。
決算状況を見ると、歳入では地方交付税を始めとする依存財源の占める割合が大きくなっているのを始め、各財政指数も悪化してきており、財政の硬直化が確実に進んできているといえる。一方、地方自治体では、新型交付税の導入など、交付税の更なる見直しが実行されてきており今後、一層、厳しい財政状況が到来することが予想されている。
また、本町の基幹産業である農業に品目横断的経営安定対策が導入されることとなり、農家所得が大幅に減少となることが確実視されているのに加え、地元企業の倒産や罹災が重なり、税収が落ち込むことは避けられない情勢となっている。こういったことから、あらゆる面からの財源確保と財政改革の実行により、限られた財源重点的、効率的な配分に取り組み、健全財政維持に努められるよう期待したい。今決算審査特別委員会での意見を十分に検討し、明年度以降の予算編成や行政執行に生かされるよう望むものである。以上でございます。
委員長
審査意見案についてご意見を伺います。
藤田委員。
藤田委員
「地元企業の倒産」とあるが、対象が特定されるので、「倒産」の文字をはずしたらよいと思う。
委員長
事実を記載しましたが、このままで宜しいですか。(「はい」との声あり)
それでは、このままの記載にします。他にありませんか。(「なし」との声あり)
異議なしと認め、意見案のとりまとめを終わります。
これより各会計決算認定の採決をしますが、ご異議ありませんか。(「なし」との声あり)
認定1号から認定7号まで、一括採決します。この採決は、挙手によって行います。
認定第1号「平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について」から、認定第7号「平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について」まで、7件を一括採決致します。本件については、原案のとおり決定することに賛成の方は、挙手願います。(「挙手」全員)
挙手全員です。したがって認定第1号「平成18年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について」から、認定第7号「平成18年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、各会計とも、原案のとおり決定することにしました。
閉会の宣告
委員長
これで、本決算審査特別委員会に付託された案件については、すべて審査を終了しました。
これで、決算審査特別委員会を閉じます。ご苦労様でした。
お問い合わせ
清里町役場議会事務局
〒099-4492 北海道斜里郡清里町羽衣町13番地
電話:0152-25-2188 FAX:0152-25-3571