トップ > 清里町議会 > 常任委員会・特別委員会・議会運営委員会の会議録 > 2006年 > 平成17年度決算審査特別委員会会議録
平成17年度決算審査特別委員会会議録
平成18年9月12日(火曜日) 午前9時30分 開会
平成18年9月13日(水曜日) 午後1時38分 閉会
出席委員
役職名 | 出席者 |
---|---|
委員長 | 村島健二 |
副委員長 | 勝又武司 |
委員 | 加藤健次、山中隆男、畠山英樹、澤田伸幸、田中誠、中西安次、西部甫、細矢定雄、藤田春男、岡本年行 |
議長 | 村尾富造 |
計13名
欠席委員
0名
説明のため出席した者の職氏名
役職名 | 出席者 |
---|---|
監査委員 | 松木憲昭、小野博己 |
町長 | 橋場博 |
助役 | 櫛引政明 |
総務課長 | 村上孝一 |
総務係長 | 小貫信宏 |
職員厚生係長 | 薗部充 |
管財係長 | 野呂田成人 |
自立計画係長 | 進藤和久 |
企画財政課長 | 古谷一夫 |
財政係長 | 岸本幸雄 |
財政係 | 吉本淳 |
企画広報係長 | 岡崎亨 |
税務係長 | 三浦厚 |
納税係長 | 松木治己 |
役職名 | 出席者 |
---|---|
町民生活課長 | 宇野充 |
生活環境係長 | 小林義仁 |
住民活動係長 | 本松昭人 |
戸籍年金係長 | 佐川悦子 |
医療保険係長 | 佐々木順子 |
水道係長 | 高橋幹二 |
下水道係長 | 藤代弘輝 |
出納室長 | 谷秀三 |
保健福祉課長 | 島沢栄一 |
保健福祉課長補佐 | 鈴木敏 |
福祉係長 | 河合雄司 |
在介センター係長 | 太田富士子 |
保健師長 | 武山悦子 |
産業課長 | 横井英治 |
役職名 | 出席者 |
---|---|
農政係長 | 熊谷雄二 |
農地開発係長 | 沢本正弘 |
林政係長 | 武山雄一 |
商工観光係長 | 宮津貴司 |
農委次長 | 二瓶正規 |
建設課長 | 小笠原利一郎 |
建設課長補佐 | 佐川悦二 |
土木係長 | 山口史郎 |
維持係長 | 清田憲宏 |
市街地近代化次長 | 加藤広明 |
消防分署長 | 高橋俊幸 |
庶務係長 | 武田鷹紀 |
予防係長 | 君島晴男 |
役職名 | 出席者 |
---|---|
救急係長 | 佐々木明夫 |
教育長 | 荻野美樹 |
生涯教育課長 | 柏木繁延 |
学習振興係長 | 原田賢一 |
社会教育係長 | 水谷勉 |
社会体育係長 | 清水俊行 |
事業係長 | 阿部真也 |
学校教育係長 | 梅村百合子 |
学校総務係長 | 溝口富男 |
図書庶務係長 | 岸里隆司 |
学校給食係長 | 鈴木美穂子 |
焼酎事業所長 | 長屋将木 |
焼酎管理係長 | 松浦聡 |
職務のため出席した者の職氏名
役職名 | 出席者 |
---|---|
事務局長 | 坂本哲夫 |
議事係長 | 伊藤浩幸 |
開会の宣告
委員長
これより、平成17年度各会計の決算審査を行います。
一言ごあいさつ申し上げます。
昨日の本会議で決算審査特別委員会が設置され、図らずしも私どもが委員長、副委員長に選出されました。
たいへん光栄なことでありますが、歴代の特別委員長さん方が名委員長でありましただけに、私が委員長の職を遂行することができるのか、不安に思っているところであります。
委員各位もご存知のとおり、最近は財政状況が厳しくなっており、事業執行に対して、費用対効果が従来にも増して求められており、審査をする委員各位におかれましては、たいへんなご苦労があることと存じます。地方自治法で規定されているように、最少の経費で最大の効果を挙げるように予算執行がされたのかどうか、議会における予算審議の主旨が十分生かされたか、予算の執行は適期にしかも住民本位にされたかどうか、着眼すべき点は多々あろうかと思います。
委員会の審査期間は、本日から3日間とされていますが、最少の日数で最大の効果を挙げることを念頭において審査されるよう、委員各位のご理解とご協力をお願いするとともに、町理事者、職員各位には明快なる答弁をお願い致しまして、委員長のあいさつと致します。
よろしくお願い致します。
審査の進め方について、事務局長に説明させます。
事務局長。
事務局長
(審査の進め方説明 省略)
委員長
審査の進め方について、説明を終わります。
監査委員より、決算監査意見の報告を求めます。
代表監査委員 松木憲昭さん。
代表監査委員
(監査委員監査意見報告 省略)
委員長
決算監査意見に対する質疑を行います。(「なし」との声あり)
「質疑なし」と認めます。
ここで、町長よりあいさつをいただきます。
町長
一言、ごあいさつを申し上げます。
この度、審査をお願いします平成17年度会計は、一般会計と6つの特別会計を合わせますと歳出の総額で67億4千700万円となります。清里町の自立計画実施2年目を迎えました。平成17年度は、町政施行・町名改称50週年という節目の年でもあり、各種の記念事業を実施することができました。また、この平成17年度は、本町歳入の約5割を占めます地方交付税の改正も比較的小幅にとどまり、安定的な収入の確保をすることができました。投資的な事業につきましては、3カ年にわたる清里中学校の改築工事の完成を始め、町営住宅の建設など、産業・生活環境・福祉の向上など、各種の事業も無事計画通り実施することができました。
監査委員さんにおかれましては、8月18日から8月29日までの長い期間にわたりまして、一般会計と6つの特別会計の歳入・歳出決算の監査を実施していただきました。精力的に監査をしていただきました監査委員さんのご労苦に心より感謝を申し上げます。
さて、地方自治体は、改革の時代を迎えまして、道州制、地方分権、三位一体の改革、新合併特例法、財政問題など難しい問題が山積しております。さらに昨今、夕張市の財政破綻・闇起債問題などが毎日のように大きく報道されるようになり、地方自治体に対する信頼度の低下、そして住民の市町村に対する注目度は一段と厳しさを増して参りました。この様な中にありまして、お陰様で清里町におきましては、堅実な財政運営の基に会計年度を無事終了することができました。また、予定されておりました諸般の事業もすべて順調に執行することができました。これひとえに議員各位のご支援とご指導の賜でありまして、心から感謝とお礼を申し上げる次第であります。
これから審議に入るわけでありますが、議員各位におかれましては、どうかよろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。よろしくお願い致します。
委員長
ここで、監査委員は退席させていただきます。ご苦労様でした。
各会計の決算内容について、説明を求めます。
始めに一般会計の決算内容について説明願います。
企画財政課長
(一般会計決算内容説明 省略)
委員長
次に介護保険事業特別会計の説明を願います。
保健福祉課長
(介護保険事業特別会計決算内容説明 省略)
委員長
次に国民健康保険事業特別会計の説明を願います。
町民生活課長
(国民健康保険事業特別会計決算内容説明 省略)
委員長
次に老人保健特別会計の説明を願います。
町民生活課長
(老人保健特別会計決算内容説明 省略)
委員長
次に簡易水道事業特別会計の説明を願います。
町民生活課長
(簡易水道事業特別会計決算内容説明 省略)
委員長
次に農業集落排水事業特別会計の説明を願います。
町民生活課長
(農業集落排水事業特別会計決算内容説明 省略)
委員長
次に焼酎事業特別会計の説明を願います。
焼酎事業所長
焼酎事業特別会計決算内容説明 省略)
委員長
これで各会計の説明は終わりました。ここで、午後1時まで休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を続けます。一般会計、歳出より審査を行います。
議会費、14ページ。(「なし」との声あり)
次に総務費、総務管理費、一般管理費、15~16ページ。(「なし」との声あり)
次に財産管理費、16~17ページ。(「なし」との声あり)
地籍管理費、17ページ。(「なし」との声あり)
広報費、17ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので自治振興費、17~18ページ。
加藤委員。
加藤委員
負担金補助交付金の地域活動推進交付金の関係ですが、説明書に計画1千万円に対して実績459万、花いっぱい事業から自治会館整備事業などがあるのですが、計画に対して実績が半額程度という見方でよいのか、実績として成果が十分に上がっているのか、あるいはもう少し力をいれて行かなければならないような気もするのですが、その要因について伺いたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
地域活動推進事業についてであります。予算額を1千500万いただきました。それに対しまして923万2千円の交付金を決算額として計上しています。その内容につきましては、従来からありましたまちづくり運動推進協議会に対して28万4千円、自治会運営交付金が404万8千円、自治連運営交付金として31万円、従来からあるものでございました。それに加えまして本交付金につきましては、ご案内のとおり除雪支援、敬老事業、地域美化運動、地域生き生きサロン、自治会館整備費等々が入りまして、事業数におきましては花いっぱいを含めまして6事業、合計致しまして923万2千円ということで、400万を不用額として出しておりますけれども、新制度ということもございまして、16年度の予算ベースにプラスαということで1千500万円を付けていただきましたが、満度に使い切れなかったという反省はございますが、それぞれ自治会におきましては、創意工夫の結果、精いっぱいの事業をしていただいたという評価はしたいと思っております。
委員長
その他ございませんか。(「なし」との声あり)
次に交通安全対策費、18ページ。
西部委員。
西部委員
交通安全については、夕べも村島議員が一般質問でやっておりましたけれども、清里町内どこに行っても安全だということにしておかなければならないのが、自治体の責任だと感じます。道道から神の子池までの約3キロメートルの道路を今年から除雪をしないということになりまして、今年の連休にあそこに行って見て欲しいということがあり、行って見ました。入り口の左右にびっしり車が止まっていました。40台ぐらい止まっていて車が通るときに減速しなければならないという現実があったわけです。雪の上を歩いて行くのも目的になっている様な気もするので、除雪をしないことになったと言うことでした。緑の駐在さんも駐車場を何とかするか道路を除雪して車を入れるか、どちらかにしないと危険であると駐在さんを含めて確認しております。町としては除雪しないことになったので、それはそれでよいのですが、国有林内に駐車場を造るか道道の縁を除雪して、車を半分ぐらいは入れておける様にすることが必要だと思います。あの道路は町の管理ではないことも判っておりますけれども、道と協議して駐車スペースを確保すべきではないかと思いますが、考えを伺いたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
観光施設ということで、私の方から答弁をさせていただきたいと思いますが、委員がご指摘のとおり神の子池の道路を除雪していませんので、そういう状態になったと言うことは認識しています。交通安全対策という部分がございますので、今年になって警察の方ともお話をさせて頂いておりますけれども、来年度に向かってどの様な対応策がいいのか、十分検討させて頂きたいと思っております。
委員長
あとございませんか。(「なし」との声あり)
それでは防災対策費、18~19ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、町有林管理費、19ページ。
勝又委員。
勝又委員
町有林の下草刈りを計画では11.4ヘクタール予定していたのに実績ではまったくされていませんが、これについて説明してください。
委員長
産業課長。
産業課長
町有林の下草刈りの関係でございますが、造林地の下草を刈るということでございますが、17年度は思ったより草が出ていなかったということで、事業を中止しても影響はないと判断をさせて頂いたということです。
委員長
あとございませんか。(「なし」との声あり)
ないようですので支所および出張所費、19ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので札弦センター費、19~20ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので緑センター費、20ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。顕彰費、20ページ。(「なし」との声あり)
報酬等審議会費、20~21ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。職員福利厚生費、21ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので総合庁舎管理費、21ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。福祉センター費、22ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので行政情報システム管理費、22~24ページ。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ意見等がありましたら受けたいと思います。何かございませんか。
細矢委員。
細矢委員
17ページの地籍管理費の関係でお尋ねしたいのですが、地籍図複図等移動修正業務委託料294万円ほど、毎年かかっているのですが、何件あって1件当たりどれくらいかかるものなのか参考までに教えてください。
委員長
総務課長。
総務課長
900件で単価に直しますと3,266円程度になります。
委員長
細矢委員。
細矢委員
900件ということですが、どういった場合に修正業務をしていくことになるのですか。たとえば土地の売買とかで測量なりをして図面の作成などをしているとすれば、900件もあって3千円というのは安い様な気もするのですが。作業工程内容はどの様なことになっているのでしょうか。
委員長
総務課長。
総務課長
土地の移動に係る関係でして、当然所有権の移転、分筆なんかもあります。そういう部分について修正図、複図を作成するということで、測量の経費ではなくて、地積図の修正の経費になります。
委員長
岡本委員。
岡本委員
今年のまちづくりの大きなテーマである17年度の交付金の関係、前年度の予算にプラスαということで予算を計上したということですが、地域の自主性を尊重して事業が行われてきているわけですが、5割程度の実績だったと思うのですが、この事業の中で地域環境美化事業と高齢者生きがい事業、これについては突出して実績が少ないと判断するのですが、実施の少なかった事業を再度内容の見直しだとか、原因だとかそういう経過を整理されているかと思いますが、この2点に絞ってどの様に整理されているのか伺います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
ご存知のようにこの交付金は、従来あったものを交付金にまとめたということでありまして、新たに事業を興したというのはございませんけれども、新たに自治会独自に考えて交付金として申請をしてくることもあるだろうということも含めて1千500万円の予算を付けて頂いた経緯があります。その中で事業として少なかったものもありますが、それは生き生きサロン事業で自治会でやっているところとまったくやっていないところがありまして、従来からやっているところから交付金事業として申請が上がってきております。農家地区にも広がってくれればという思いもありまして、地域担当者も含めて宣伝していきたいと考えております。地域環境美化と銘打っておりますが、これについてはほとんどがゴミステーションの設置でして、事業としては少ないです。メニューとして上げておりますので、ご理解頂きたいと思います。自治会館整備事業についても自治会館を整備するとか建てるとかということで、これも件数的には増える要素はないと思いますが、今後、修繕も交付金でできるということをご理解頂いて、実施する件数が増えるのではないかと期待しております。
敬老事業でございますが、これも以前ご案内したとおり、63.1パーセントのご老人が参加をいただいて実施されていて、これについては評価ができるのではないかと思っております。29自治会の内、21自治会が実施して72.4パーセントの自治会が実施したとの実績になっています。事業によっては好成績もございますが、先ほど言った事業については、背景もあってなかなか件数が増えないというものもありますので、理解をいただきたいと思います。
委員長
岡本委員。
岡本委員
細部については分かりますが、高齢者の生きがい事業、農村部では浸透していないという表現かと思いますが、これは市街地域のお年寄りの趣味の講座だとか、そういう取り組みをするための交付金であるとの位置づけでよろしいのでしょうか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
これにつきましては、たとえば羽衣南地区、羽衣第3地区でやっているように、定期的にお年寄りを集めまして昼食を取る、そして和やかな時間を過ごすと、いうようなことで、従来からやっている生き生きサロン事業を交付金の中に入れたということです。どこの自治会でもできる事業ですので、啓蒙活動をしていきたいと思っております。
委員長
岡本委員。
岡本委員
地域の高齢者と現役とが出会う機会というものをこの事業の中に求めていると。たとえば食事を媒介にして地域コミュニティーを広げていこうと、地域のふれあい、そういうものを充実させていくと、これが交付金の狙いだという理解でよろしいのですか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
おっしゃるとおりです。
委員長
岡本委員。
岡本委員
これはあくまでも自治会を接点にした団体のためというふうに認識しなければなりませんね。当然個人的な交付金ではありませんから、グループ支援とかそういうものに対しては交付金はないと、地域自治会を中心にした活動に対して適用されると認識してよいのか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
交付金の規則によりますと自治会が基本でございますが、その他に町長が認めるNPOとかその様な団体も認める場合もございますので、どんどん活用する場面があろうかと思います。ただ、個人には交付金が交付されませんので、ご理解頂きたいと思います。
委員長
中西委員。
中西委員
職員福利厚生費の委託料の中で、健康診断委託料が上がっておりますが、委託料の委託先と何人の方が受けているのか。
委員長
総務課長。
総務課長
検診の実施の方法ですが、40歳以上につきましては、総合検診ということで道内3カ所に指定医療機関がございまして、総合検診・人間ドックという形で検診を毎年して頂いております。また、30~40歳につきましては、隔年で総合検診・人間ドックを受けて頂いているという形になります。それ以下の職員については、地元の病院で一般の検診を受けていただいています。その他に保健師だとかは特種検査ということで、HBSだとかB型肝炎だとか特種の検査をやっておりまして、大きく3つの検診、さらに網走脳外科において脳ドック検診をやっております。
まず脳ドック検診ですが、昨年、23人が受診をしています。対象35歳以上で3年に1回程度となっています。それから総合検診は55人が受診をしています。それ以下の職員健康診断については、44名、受診をされています。総体の経費が194万1千円ということになります。
委員長
中西委員。
中西委員
40万ほどの不用額があったのですが、それなりの理由があったかと思いますが、職員の健康診断は町民に接する場合でもベストのコンディションで仕事をしてもらいたいでしょうし、十分配慮してもらいたいと思います。検査の結果で再検査の方がおられたのか、きちっとした処置を執られているのかを伺いたいと思います。
委員長
総務課長。
総務課長
役場職員の健康管理を検討する組織として「職員安全衛生委員会」という組織があります。毎年会議を開いた中で、職員の健康の管理、精密検査の促進だとか未受診者をなくする件について、協議をしながら実施をしています。実際、通院されている方もいまして、受けていない方は3~4人いたかと思いますが、基本的にはほとんどの方が受けて頂いているということになっております。精密検査対象者については事後指導をやって頂いておりますし、更には栄養指導もやっており、充実を図っていますのでご理解をいただきたいと思います。
委員長
勝又委員。
勝又委員
23ページの住民基本台帳ネットワークシステムについてお聞きしたいと思います。
システム改修業務委託料で81万9千円、器機借り上げ料で140万2千円と出ていますが、予算の時に触れたことがあると思いますが、利用がどの程度あるのか、おそらく毎年費用がかかっていくと思いますが、国の制度の中で導入された事業であると理解していますが、かなりコスト高になっていると思いますが、その辺についてお聞きしたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
この住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、法律に基づき市町村に義務づけられて設置しているわけですが、器機については債務負担を利用して導入しています。改修業務委託料につきましては、保守点検の意味で毎年この程度の費用がかかっています。実績でございますが、カードにつきましては、今まで合計で13枚発行しています。
委員長
勝又委員。
勝又委員
13枚ということで、カードを利用する方もいないような状態の中で、法律によってということもありますが、利用がないのであれば、この様な経済情勢ですから見直しをしていくような考えがあるのかどうかお聞きしたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
残念ながらこのシステムについては、市町村独自でのシステムでないので、全国統一のシステムということで認識しており、機械的には安上がりなものはできないと思っております。われわれにできることとしては、カード作成の促進を促す程度でして、これも利用する機会がございませんで、まだまだ制度につきましては未熟であると全国市町村では表されております。一番最初に導入されたときも色々な行政サービスが変わりますよ、ということで宣伝しながらやっております。今後は、ホームページで住民票等々の交付をできますよとか、これにつきましても各家庭にどれだけパソコンが入っているかということを考えるとなかなか難しいが、IT時代を迎える準備段階ということで、行政サービス住基カードが新設されたということでございますので、もう少し様子を見たいと考えています。
委員長
勝又委員。
勝又委員
おそらく利用者が増えれば投資効果があったと理解できるのですが、色々な形で使い方が変わってくると又システム改修の投資をしなければならなくなります。折角作ったものをむだにしないためにも利用者が増えるように望んで頂きたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
その様に心がけていきたいと思います。
委員長
ないようですので、ここで説明員交代のため暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を再開します。
開発促進費、企画振興費、24~25ページ。(「なし」との声あり)
次にいきます、土地利用計画費、25ページ。(「なし」との声あり)
次に花と緑と交流のまちづくり事業費、25~26ページ。
岡本委員。
岡本委員
まちづくり重点事業で成果を収めていると思っていますが、ウォーキィングの実績を見ますと緑のウォーキングと10月2日だけで、行政主導の事業かなぁと思っています。この事業については、サークルの結成だとか自らがグループを作りながらウォーキングを楽しむことが理想ではないかと思いますが、そういうグループ結成に向けた支援だとかはされていますか。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
ウォーキングサークルの関係ですが、昨年の5月の段階で会が発足をして、昨年度から活動を開始しています。
委員長
岡本委員。
岡本委員
会の人数と主なる事業はどの様に把握していますか。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
構成メンバーは20名弱でして、壮年層、女性層含めた愛好者によって組織されています。事業の関係ですが、それぞれのコースを利用したウォーキングの集いを町との共催、花・緑との共催で年3回実施。さらにコース整備等についても今年度から予定されていますので、そういったことで活動を行っていく、そういった方向で自主的な活動を行っていくように奨励して参りたいと考えております。
委員長
他にありませんか。ないようですので次に進みます。
徴税費、税務総務費、26~27ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので次にいきます。賦課徴収費、27ページ。
西部委員。
西部委員
27ページ、負担金補助交付金の中に納税貯蓄組合連合会補助とありますが、金額よりも納税貯蓄組合というものがあるのかお聞きしたいと思います。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
納税貯蓄組合につきましては、昭和31年に条例設置されておりまして、現在、組合が48組合、組合員が1千549人となってございます。
委員長
西部委員。
西部委員
現実、今の時代背景で、納税貯蓄組合に補助金を出して存続させる意味があるのか。あるのであればどの様なメリットがあるのか教えて頂きたいと思います。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
すでに予算で審議頂いており、平成18年度予算から当連合会に対する補助金は打ち切っています。なお、今年度の連合会の総会におきまして、18年度中に解散も含めて検討する、そういった方向で連合会の中で協議がされていおりますので、ご理解頂きたいと思います。
委員長
それでは前に進みます。戸籍住民登録費、戸籍住民登録費、27ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進みます。選挙費、選挙管理委員会費、27~28ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。衆議院議員選挙費、28ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。統計調査費、各種統計調査費、28~29ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。監査委員費、監査委員費、29ページ。(「なし」との声あり)
説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等があれば受けたいと思います。何かございませんか。(「なし」との声あり)
ここで、2時10分まで休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を行います。
民生費、社会福祉費、社会福祉総務費、29~31ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。障害者福祉支援費、31ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。福祉サービス費、31~32ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。老人福祉費、32~33ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。在宅介護支援センター費、33ページ。
藤田委員。
藤田委員
33ページの介護支援センター運営費ということでお聞きしますが、高齢者要援護者の相談指導が2千433件あるのですが、これは裏を返せばディサービスとか老人ホームだとか介護センターに入る一歩手前の人の数と思いますが、清里町だけの件数なのかそれとも斜里だとか小清水、近隣市町村を含めての数なのかお聞きしたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
高齢者等要援護者の相談業務につきましては、2千443件ということで、在宅介護支援センターについては、概ね高齢者を対象とした業務で、今65歳以上の方は町内に1千450人います。その内、要介護保険の認定を受けて施設に入ったりあるいは在宅で介護を受けている方が240名程度、相談業務は概ね要介護者を中心に行っています。
昨年、介護保険法が改正されまして、今までは介護保険は介護給付、施設入所あるいは在宅でホームヘルパーの派遣とか訪問看護ステーションとか、そういう給付が主体でしたが介護制度の改正によりまして、むしろ予防に力を入れるべきであるとして、本町においても今年4月から地域包括支援センターを設置して予防事業に努めているところです。
委員長
藤田委員。
藤田委員
この2千433件は清里町民を対象に行っているということですね。
保健福祉課長
そのとおりです。
藤田委員
老健センターには、小清水、斜里はどの様な割り振りで入ってきているのですか。判定委員会の話しも聞かせて頂きたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
介護老人施設の入所の関係ですが、ご案内のとおりあの施設は定員70名。通所定員が20名ということで、12年6月から運営されていますが、あの施設については広域施設ということで、70名の内、清里が何名とか小清水が何名、斜里が何名という決まりはありません。入所に関しては要介護1~5の方が施設に申し込まれまして、施設で判定会議で決定されますが、基本的には在宅介護が困難な方から優先に入れているようです。
委員長
藤田委員。
藤田委員
施設ができて職員の問題ですが、職員の出入りはあるものですか。それと食事の関係ですが、給食も委託をしてやっていますが、管内的に比較してどの程度になっているかお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
介護老人施設に勤務している職員の関係ですが、ご承知のとおり指定管理者ということで、社会福祉協議会に運営を委託しておりますので、社会福祉協議会の職員ということになっています。まず、出入りの関係ですが、あそこには介護福祉士、看護士、あるいは準看護士、その他に理学療法士、管理栄養士等が勤務していますが、まず介護福祉士については、一般的には高校を卒業して2年間専門学校に行って資格を取得してきている人は20人以上いると思いますが、どうしても若い女性ですし、都会等のあこがれ等もありますし、何年間か後、結婚するので北見の方へ移りたいとか、4年ぐらい働いてグループホームで働きたいとか、そういう意向もありますので、移動はあります。
他の民間施設から比べると待遇もよいので、比較的移動は少ない方だと思いますが、移動があるのは確かです。それから食事につきましては、介護老人保健施設、最近、養護老人施設もそうですが、一般的には業者委託が進んでいます。介護老人施設についても栄養士を配置しておりますし、委託を受けている業者についても栄養士を配置して、栄養面では万全を期してやっております。介護老人施設は、管内に9施設、社会福祉法人、医療法人、町村立は清里だけですが、事務長とか栄養士とか指導員等で定期的に研修を持って、お互いの施設に行って食事を食べて自分の施設がどの程度か評価しています。清里は中程度。どこも委託業者が入っていますので、大体似たような食事になっています。入所者から見れば塩分が少ないというかそういう傾向にありますが、老人の塩分の摂取量に応じて提供しており、そういうところで進めています。
委員長
藤田委員。
藤田委員
大体話しは分かりました。特に課長にお願いしたいことは、我が町に65歳以上が1千400人もいる中で、高齢の両方の親を抱えてたいへんであるとの話をよく聞きます。そういう方のために早めに介護サービスの内容だとか制度を説明して不安を取り除くようお願いしたい。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
65歳以上の高齢者が1千450人、後期高齢者といいましてこの内半分以上の方が75歳以上、ひとり暮らしの方も相当いますので、在宅介護支援センターを中心として関係機関である社会福祉協議会、清楽園等と連携を取ってきめ細かい高齢者政策を進めたいと思いますのでご理解頂きたいと思います。
委員長
先に進めます。国民年金事務費、33~34ページ。
西部委員。
西部委員
先ほどの監査報告、決算書の中で国民年金の未納額がありましたが、国民年金が未納になっていて、後々たいへんなことになっていることがあろうと思いますが、こういうことになるのを理解をして未納になっているのか、お尋ねします。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
国民年金の関係は、14年度から社会保険庁の方に行きまして、われわれの業務としましては、年金の相談業務をやっており、どなたが未納かということは掴めない状況です。16年度の資料しかありませんが、清里町の検認率は88パーセントというデータがありまして、都会の40パーセント、50パーセントに比べれば高率の収納率です。
委員長
西部委員。
西部委員
掴めないということは、指導もできないということに繋がりますね。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
町でできる指導としては、国民年金制度のパンフレットを配布したり、広報で流したりしています。年金を納付しているかどうか調査してほしいという相談が年に何件かある程度です。
委員長
よろしいですか。他にございませんか。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。児童福祉費、児童母子福祉費、34ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。保育所費、34~35ページ。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等があれば受けたいと思います。何かございませんか。
(「なし」との声あり)
ないようですので、ここで説明員交代のため暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を再開します。
衛生費、保健衛生費、保健衛生総務費、36~37ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。予防費、37ページ。
田中委員。
田中委員
エキノコックスの検査ですが、計画が100人に対して実績が292人と皆心配をして受診されていますが、最近、市街地、原野においても非常にキツネが多く見受けられるようになって、苦情も聞くわけですが、猟友会の方にもお願いして駆除等もやられていますが、私も詳しく調べていませんが、聞く話によりますと、エキノコックス予防対策としてキツネに薬を投与しているとも聞いていますが、何かその件についての情報がありましたらお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
ご案内のとおり町の中にもキツネがいるということで、駆除してくださいとの電話がたびたびあります。しかし、町の中で鉄砲を撃つ訳にいきませんし、薬を撒く訳にもいきませんので、苦慮しているのが実態です。毎年30頭の駆除を依頼して成果を上げていますが、町の中のキツネについては苦慮している実態です。
委員長
田中委員。
田中委員
町民も家庭菜園にキツネが入ってきて、非常に心配をしております。エキノコックスをキツネの方に予防する方法があると、その様に聞いたのですが、その様な情報があればお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
駆虫剤だと思うのですが、これについても町の中に撒きますと、飼い犬が食べて事故にでもなるとたいへんですので、なかなか難しいことで、たいへん苦慮しているところです。
委員長
田中委員。
田中委員
日常茶飯事にキツネが見られるようになると、年間30頭の駆除では全然足りないと思いますので、何らかの方法を早い時期に考えるべきでないかとお願いをして終わります。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
保健所とも相談しながら何らかの対応をしたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
エキノコックスの検診の結果ですが、平成17年度に中学生と一般合わせて337人の方から採血して検査をしております。道の指導においては、前回検査してから5年以上経過した者ということになっております。337人の内、2人が要精検者ということでしたが、最終的にこの2人も異常なしということで、昨年度はエキノコックス症はでていません。
委員長
よろしいですか。他にございませんか。
藤田委員。
藤田委員
検診を受ける人は大体1年おきかに受けています。町民皆が3年に1回か5年に1回受けれるようなことにならないとだめだと思いますが、どの様に考えてやってきたのか、その点だけお聞きしたいと思います。
委員長
保健福祉課長
保健福祉課長
基本検診からガン検診と色々ありますけれど、一般に町民が受けやすいように6月の中旬、それともう1回は11月ということで2回に分けて実施しています。検診についても事業所で働いている方については、労働安全衛生法あるいは健康保険法の規定により事業所がやることになっておりますので、町の検診を利用する方については、自営業の方、農業の方、無職の方、そういう方が大半ですが、はっきりした数は掴めませんが30歳以上で健康保険加入者が2千200人程度おられて、この内540人程度受けておられるので、大体4人に1人ぐらいは受けている様です。この他に病院で検診を受けたとか通院されている方もおられます。できるだけ町としても予算を確保して皆さんが受けやすいような体制を取っていきたいと考えております。
委員長
藤田委員。
藤田委員
大半の町民が検診を受けているはずです。その結果を記録して町民の今後の健康指導に役立てていくことが「福祉の町づくり」の原点だと思うのです。町民一人一人の記録を基に活用してしていくことが問題になると思うのです。この辺のについて考えがあればお聞きかせ願いたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
検診はなるべく多くの町民が受けて頂くようにデータバンクを通じてやっていますけれども、この検診につきましても平成20年度から制度が変わります。今は老人保健法に基づいて市町村が実施しておりますけれども、平成20年度からは各医療保険者が40歳から74歳までを対象として検診をすることとなっておりますので、この辺の制度改正を含めまして町民が一人でも多く受けれるようにPR等に努めて参りたいと考えています。
委員長
よろしいですか。
藤田委員。
藤田委員
今までは受ける人が自発的に受けてくれるからよいのですよ、というのは分かります。一番問題なのは一度も検診を受けていない人で、今後どの様にして検診を受けさせるかが問題であると思いますので、この点、指摘をしておきたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
委員ご指摘のとおり検診を受けられる方は毎年、あるいは2年、3年おきに受けているところです。問題は残された方、この方にいかにして受けて貰えるか、この辺が非常に難しいところで、先ほど説明しましたように健康保険法も改正になって、健康保険が主体的にやればある程度は解消できるものと考えています。
委員長
よろしいですか。ないようですので進めます。各種医療対策費、38ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。環境衛生費、38~39ページ。
藤田委員。
藤田委員
火葬業務委託料、私らが議員に出たときは町の職員がやっていたのですが、当時、前町長は民間委託、行政改革、経費削減、こういうことで小学、中学、火葬場もそうですが母子センターの助産師さんの付き添い、全部委託して、委託すると経費が半分くらいになりますね。しかし、何でもかんでも委託すればいいものではないような気がするのです。学校用務員だとか火葬場の職員については、いくらお金がかかっても去っていく人をお見送りをするのだと、そういう制度に切り替えていくべきでないかと思っております、管内で火葬場は民間委託でやっているのか、いないのか、お聞きをしたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
他の町村の確認は取っていません。民間に委託をして火葬するというのは聞いておりますが、確かな情報は手元にございませんのでご理解頂きたいと思います。
委員長
藤田委員。
藤田委員
今年の新聞に財政力が北海道で5番目だと出ていたが、これも町長以下職員が頑張って成績を上げて頂いていますが、一番郷土建設のために頑張ってこられた住民に対して何か一つくらい町政執行のやり方を考える時期にきたのではないかと思っております。そういうことを考えるときに、火葬場の職員は町の正規職員でやって、きちっとした形の中で郷土のために頑張ってくれた人を送り出していく姿と心を大事にしていきたいなぁと、この様に苦言を申し上げて終わりたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
斜里町は確か民間委託でやっているかと思います。火葬業務については、クリーンサービスに委託をしていますが、苦情は聞いておりませんのでご理解頂きたいと思います。
委員長
その他ありませんか。
ないようですので進めます。保健福祉総合センター費、39~40ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進めます。清掃費、清掃事業費、40~41ページ。
岡本委員。
岡本委員
最終処分場について、現行の進捗状況についてお聞きしたいのですが、17年度は地質調査だとか測量業務を含めて400万強の財源で事業が行われたのですが、最終処分場の延命をいかにしていくかということも投資を抑えていく大きな要因ですが、これについてはヒアリング等もすでに終わって、これらの事業の着手、供用開始までのスケジュール等ができたかなぁと思いますが、総体事業費又国、道の補助金を含めて財源の補填については今の段階ではどの様な方向で進まれているのか、この際、お聞きをしておきたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
一般廃棄物処分場の整備計画でございます。議会のご協力もいただきまして前倒しで外測と地質調査等々を行っています。今現在行っている作業は、廃棄物処分場の整備基本計画、生活環境影響調査を虎ノ門コンサルタントというところに発注し進めているところです。そろそろ概略の絵ができてくるころかなぁと考えておりますが、最終的な事業費につきましては、もう少し時間がかかるかなぁと思っております。前にお話ししたとおり5億4千万円で進めていますが、なるべく経費をかけないようにしたいと思いましたて、鋭意頑張っているところです。
委員長
岡本委員。
岡本委員
コンサルの結果が出ないと概要は分からないと思いますが、基本的にこれだけの投資をしてどれくらいの間使用できる期間を立てられたのですか。広域行政の経緯を色々と聞いた経緯もありますけれども、現段階、斜里郡3町の中でゴミの最終処分場については本町だけの事業として進んでいくと思っておりますので、総体的に使用できる期間ですね、これについては役場内の目安というものを基にコンサルしているのではないかと思うのです。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
今進めている計画は、22年供用開始を目指しており、15~17年間もつようにコンサルタントにお願いしてやっているところです。
委員長
岡本委員。
岡本委員
この種の事業については、何時までも期間を延ばせるという仕組みはないのですか。25年くらいのうちの町の最終処分ができるような方向付けを思い切ってすべきではないかなぁと思うのです。法的に限定された期間というものがあるのかどうか、お聞きしたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
道、国とも色々協議して20年でも30年でももつ処分場を造りたいと念頭にあったが、大体10年で法律は変わる、短いものでは5年で変わってくる。基本は10年であるといわれていました。われわれもなるべく長くしたいということで、15年を目安に頑張っているところです。法律的に制約があると理解頂きたいと思います。
委員長
岡本委員。
岡本委員
十分理解できますが、現況施設の延命期間というのは、先ほど22年供用開始と言われましたが、後3年間で今の施設は使用できないと言う見通しなのですか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
おっしゃるとおり認識しております。
委員長
中西委員。
中西委員
関連してボーリング調査一式で2カ所やっていますが、処分場を計画している真下をやったのかそれとも離れたところでやったのか、どういうことになっているのですか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
この地質調査につきましては、今後建てる一般廃棄物最終処分場埋め立て地の土質調査をおこなうものでして、5メートルを2カ所、10メーター分を掘ってそれを調査し、どういう土質であるかということを検証しています。
委員長
中西委員。
中西委員
表面から5メーター掘ってどういう土質になっているか、2カ所掘ったと言うことですね。それでここは大丈夫だという結果が出たというふうに理解してよろしいのですか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
既設の埋め立て地の上の方に増設するものですから、場所的にはここしかないのですが、土質を調べまして、たとえばシートの施工方法とか色々なものが検討されるということです。
委員長
藤田委員。
藤田委員
2カ所と書いてあるが、2カ所5メーター掘ったぐらいで210万もかかるのか。いくら国の金を導入して実施するといっても合点がいかない。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
この内訳をご説明申し上げます。5メートルが2カ所。透水試験が2回。土粒密度試験。土の含水量試験。土の粒土試験。総合解析で透水性施工上の留意事項の検討等々をやっておりまして200万ということでございます。
委員長
藤田委員。
藤田委員
既存の施設は斜里川が近いということで、既存の施設で終わりでないかという考えであったと思うのです。環境汚染だとか色々なことが言われる中で斜里川の側につくることがよいのか悪いのかということで論議もしたのですが、その辺の基準はクリァしているのですか。ある程度の基準はクリァしていても規制はどんどん厳しくなってきますので、その辺はどの様な考えをしているのかお聞かせ頂きたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
当初の最終処分場につきましては、12年ということで、今の計画でいくとゴミの削減で1年伸びたということで評価して頂きたいと思います。放流水については基準が義務づけられておりまして、毎年検査して影響のない水質という結果が出ております。
委員長
よろしいですか。
ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等がございましたらお受け致します。何かございませんか。
細矢委員。
細矢委員
38ページと39ページの繰り出し金についてお伺いしたいのですが、各種医療対策費の中で国民健康保険事業特別会計に約3千700万あまり、老人保健特別会計の方には4千600万あまり、これを足すと8千万あまりになり、厳しい一般会計から繰り出すと言うことは、今後どうなっていくのか。特別会計のあり方、受益者負担、こういったことから考えていくと、国保税を上げれとかは私たちの立場からは言えない訳ですけれども、運営をしていく皆さんとしては特別会計への繰り出し金がこのままでよいのか、今後減らしてできるだけ特別会計の位置付けをきちっとしていくのか、まずこの辺の見解をお聞きします。それから39ページの関係ですが、簡易水道特別会計繰り出し金1千万、農業集落排水事業特別会計に1億200万、これも一般会計からの繰り出しとなっているのです。
償還金だとかもあるのだと思いますけれども、ここでお尋ねしたいことは対象者、清里と札弦合わせた受益者の普及率がどの程度になっいるのか。その辺の関係と今後、特別会計に対する一般会計からの繰り出しについて、真剣に考えていく必要があるのではないかと思いますので、その辺の見解を聞きたいと思います。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
まず前段の特別会計に対する一般会計からの繰り出しの考え方について説明したいと思います。まず全体的な特別会計への繰り出しでございますが、ご存知のとおり自立計画の中におきまして行財政改革の一環として特別会計への見直しを行っていく、こういった中で平成16年度以降も取り組んでおりまして、国民健康保険事業、老人保健事業につきましては、それぞれ法に定められた部分における繰り出し、具体的に申し上げますと国民健康保険事業におきましてはも北海道保険基盤の安定の繰り出し金、更には国保財政安定化の繰り出し金、出産一時金の関係、更には高額医療の共同事業拠出金の部分、法によって定められたもの、こういったものを拠出している。この様にご理解頂きたいと思います。老人保健に対する繰り出しについても法によって給付費の100分の5を一般会計から繰り出す、こういったルールになっておりますまで、ご理解をいただきたいと思います。
自立計画におきましても予防を中心としてた医療費の抑制、こういったものを図りながら、一方では法や制度に基づいた適正な繰り出しを行っていく、そういった中で医療関係については進めていく。この点をまずご理解をいただきたいと思います。簡易水道、農業集落排水事業の関係ですが、この両特別会計につきましても自立計画に基づく財政計画におきまして、繰り出しルールの適正化、又は自主的運営、こういったものに取り組んでいるところです。簡易水道事業におきましても原則的には設備投資に基づく過疎債と簡易水道事業債に伴うルール部分、こういったものの繰り出し、また、農業集落排水事業につきましても投資的経費の地方債の償還額に関する部分の繰り出し、こういったものを原則として行っていき、すでに17年度、18年度の予算の中でも審議頂きましたけれども圧縮をかけている。今後ともこの方向で取り進めていく、かように考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
供用率でございますが、両町合わせて確か80パーセントを越えていると思いますが、確かな数字は後からお知らせしたいと思います。
委員長
細矢委員。
細矢委員
今の答弁で大体理解ができたのですが、今後、道なり国なりの財政事情でかなり厳しい状況になる、そして町村独自で色んな面の見直しなり節減なりが求められてくると判断しているわけです。そういったときに一般会計からの繰り出しについては、今はルールに基づいて出しているということでわかるのですけれども、それができる内はよいのです。できなくなる場合だってあると思うのです。少子高齢化対策だとか道なり国も考えてきておりますけれども、むしろそちらの方に力を入れていかなければならないし、町自体でも出産だとか妊婦の医療対策だとかに力を入れていかなければならない、国も力を入れてくるだろうと、この様に思っていますので、できるだけ見直しをするものは見直しをしていって頂きたいと思います。
それと農業集落排水事業が80パーセント以上供用になっているということですが、できれば対象者が100パーセント供用に応じて欲しいものです。そのための奨励なり対策を行っていますが、刈りに0パーセントに達した場合にはどの程度の繰り出し金の持ち出しが減るのか、参考までに教えて頂きたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
この繰り出し金につきましては、先ほど財政課長が申しましたように、起債の関係の持ち出しでありまして、100パーセントになった場合の繰り出し金は試算していませんが、今、1億2千200万で去年がピークでしたので、今後は下がっていくものと予算の際にも説明しております。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
介護保険、国民健康保険、老人保険に関しては皆さんの健康を守っていく、福祉を守っていく、これが基本でありますので、全体的な町財政の健全財政を堅持する中、適正な繰り出しを行っていく、これは町全般の義務と考えてございますので、町全般の財政が悪化することによってルールに則った繰り出しが行われない事態か起きては行政としての責任が果たせないわけでありまして、そういったことが起きないことを前提としながら今後とも行財政改革を進めていく、この様にご理解をいただきたいと思います。
合わせて企業会計である水道、下水道については、先ほど述べたとおり基本的には投資的経費の起債に係る分の償還に対して繰り入れを行っていく、こういったルールの厳密化を平成16年度からの行財政改革の中で行って17年度からルール化を行っています。したがって両特別会計におきましても経費の削減に努めた中、独立会計として起債以外については成立するような経営努力をしていく、こういった中で進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。なお、国保会計につきましては料率の改定を15年から17年までさせて頂きました。また、農集排につきましても17年度に料金の改定を行っております。今後とも国保については運営協議会等ともございますので、予防に努めながら医療費の増大に繋がらないような形の中での健康づくり総合対策事業、こういったものを鋭意努めていきたい、かように考えてございますのでご理解賜りたいと思います。
委員長
他にございませんか。
以上で衛生費の審査を終わります。ここで、3時25分まで休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を行います。
農林水産業費、農業費、農業委員会費、41~42ページ。
藤田委員。
藤田委員
農業委員も品目横断経営安定対策により闇小作の解消でたいへん忙しい目に遭っていると市橋委員長が言っておりましたが、言いずらい話しですが、今期、農業委員等の報酬を行政改革で下げました。議会も気持ちほど下げさせて頂きましたが、選挙委員11名がおりますが、ある基準を基に報酬を下げたと思いますが、その点についてお聞かせ頂きたいと思います。
それと、農業委員の報酬を下げたことについて必ず話が出てきます。報酬を上げれとは言いませんが、仕事の度合いだとか色んな面を考えたときにメリハリのある予算も投入しながら、また、我が町は農業の町でありますから最低限度の必要経費は当たる様な、そういう検討をする時期が来たのではないかと、この様に私自身考えておりますので、その辺の話しだとか管内の様子を聞かせて頂き、要望をしておきます。
それと今回、小作契約は品目横断で何件くらい対象になったのか、お聞かせ頂きたいと思います。
委員長
農委事務局長。
農委事務局長
報酬の関係ですが、私、農業委員会事務局長としての立場ではお話をできないと思っております。報酬審議会等々の関係がございますので。それで管内の部分で申し上げると今現在、大体中核ということです。
それから来年から始まります品目横断関係の部分で本年度、小作契約関係が大幅に増えているという実態です。月に50件、60件という月が2ヶ月ぐらいあったという内容でして、逆に言いますと今までの闇小作がかなりの部分解消されたという認識でおります。
委員長
藤田委員。
藤田委員
報酬のことですが、何でもかんでも報酬審議会の意見が通るというものではないと私は思うのですが、農業委員15名の方がある程度の意見を持って報酬審議会に意見を反映できるような組織だと思うのです。今後の課題として農業委員の皆さんがある程度納得のいくような、そういう提案をして頂くようにお願いをしておきます。
それから闇小作の件ですが、農業委員制度が40年、50年経過していますが、特にこの5年、10年の中では闇小作は大体ないのではないかと思っていたのですが、数多くあったと言うことは、裏を返せば売る人も農業委員会を通したら安く固定されるから出さないとか、そういう勘違いがあってかなりの数が農業委員会を通さないで貸し付けをしていたのではないかと、こういう反省が出てくると思うのです。たまたま制度が変わるから表面にどっと出てきたという話しになりますけれど、行政の指導がされているようでされていなかったという反省に立って今後、やって頂きたいとお願いをしたいと思います。
委員長
農委事務局長。
農委事務局長
報酬の関係につきましては先ほど申しましたように、私の答弁すべきことではないと言うふうに思っております。委員の話自体は理解を致しております。後段の関係ですが、貸し手、借り手の色んな事情がありまして安い高いの関係もありましょうし、一番の課題は農地法の関係では借りる方の保障がかなり強いと、一度貸したらなかなか返して貰えないと言うような部分もあったのではないのかなぁということでございます。いずれにしましても制度改正の関係でかなりの部分が解消されたということでございます。
委員長
西部委員。
西部委員
藤田委員が話しをしていた農業委員の報酬の関係ですが、私が1年生議員の時に農業委員でしたから報酬を上げれと主張して上がって、まさか現職の内に元に戻るとは思わないけれども、現実、農業委員に聞くと下がっていると。今の会長はたいへんだと仲間の農業委員が言うのです。会長は少し報酬が高いですが、定例会にも会長は出てくれています。懇親会にも参加費を払って出ていると、そういう現状を見ますと、41ページの下の方に会長交際費がありますが、1万1千円と、こういうことになると農業委員全体の報酬もこれでよいのかと、特に会長に対する負担というのは交際費1万1千円でどうなんだと。自分も農業委員をやっていたことがあるので会長の立場がよくわかる現実があるのです。議会があげれとか下げれとかは言いませんが、現実は可愛そう過ぎるのではないかと、個人的に感じておりますので、何らかの機会に論議してもらいたいと思います。
委員長
農委事務局長。
農委事務局長
全体の話しについては、先ほどお話をしたとおりと言うことでご理解頂きたいと思います。
後段の会長交際費の関係ですが、執行が1万1千円で予算が6万を計上しておりまして、ほかの行政委員の交際費もありますが、どういう場合に交際費を使うのがよいのかと、中身を精査しながら執行しているという状況です。
委員長
よろしいですか。
田中委員。
田中委員
担い手対策についてお伺いします。
過去、予算が100万円ぐらいあったと思いますが、それが200万になって、40万ということで決算で上がっています。額はともかくとして清里町の第1次産業である農業の後継者、特に花嫁対策についてお伺いしたいと思いますが、35歳以上の後継者で未婚者はどれぐらいいるのかお聞きしたいと思います。
委員長
農委事務局長。
農委務局長
決算額が40万ということですが、予算委員会でも説明しましたけれど、前年度の繰り越し金がありまして、こういう金額になっていると、事業内容、来年度についてはまた変わる要素があるということでご理解頂きたいと思います。事業を減らしたと言うことではございませんので、ご理解頂きたいと思います。35歳以上の独身者につきましては、18年4月1日現在で19名ということで押さえております。
委員長
田中委員。
田中委員
現在、農業委員会が主体となって花嫁対策として関西との交流会を実施されて、ある程度の成果が上がっていますが、このままの形で交流会が続けられていくかと思いますが、今の時代に1日や2日会って直ぐに結婚するというのは難しいと思うのです。清里に長期間住まわれて清里の実態を把握して、清里の農業の良さを知って地元の人と結婚されると言うのが一番ベストではないかと考えます。担い手対策を請け負っている農業委員会としてはどの様に考えているのか、協議されているのか伺いたいと思います。
委員長
農委事務局長。
農委事務局長
交流会のあり方についてだと思いますが、委員もご存知のように斜里郡3町と大空町、4町で夏と冬と2回の交流会をしてございます。平成6年から行っておりますので、12年が経過しているということでございます。交流会で結婚までたどり着いたという方が6名おられます。交流会だけの3泊4日の部分でつながるというのも難しいのは分かります。それで、私ども交流会に参加した人たちがその後、単独で清里町に農業実習という形でこられるという形の制度もございますので、なるべくこの形の中で来られる方を受け入れをしたいということで、この方々もこの2年で数名おられます。ゴールインされた方もいるということでございますので、そういう組み合わせの中で検討させて頂きたいと思っております。
委員長
田中委員。
田中委員
交流会にこられて農業実習にこられている人も数名いると言うことですが、その人達が清里に来られる場合の負担金だとか受け入れ先だとかはどの様になっているのか説明願いたいと思います。
委員長
農委事務局長。
農委事務局長
実習という形で来られる方に対しての交通費につきましては、2分の1の助成をすると。こちらに来られて農業実習をするという方につきましては日当3千円を支給すると。住宅を借りる場合は1万円程度実費を支給するという形になっています。受け入れする農家に対しては月に5万円でお願いをするということです。
委員長
田中委員。
田中委員
そういう希望があった場合には農業委員会で責任を持って宿泊だとかをやって頂けると理解してよろしいのですか。
委員長
農委事務局長。
農委事務局長
どなたでもという訳にはいきませんが、本来の目的なのかそういうことを見定めて対応をしているという状況です。
委員長
次に進行させて頂きます。農業総務費、42ページ。(「なし」との声あり)
次に進行させて頂きます。農業振興費、42~43ページ。
岡本委員。
岡本委員
普及センター横の温室ハウスの件ですが、17年度の予算、今年の予算の中でも話しがありました。春先に一部が使われてその後、温室が空いていると。背景はサンダーソニアを試験してみたが芳しくなかったと。花・緑の苗を作っても人件費、光熱水費含めて採算ペースにならないということで空白になっているのですが、あの建物の所有は町だと思うのですが、花・緑交流事業を進めていて、あの温室を年中空白にするというのは非常に淋しい限りです。何かアイデアを考えてみてはどうかと思うのです。あの裏側にシルバーの人たちが子ども達の学習を兼ねた農園をやっていますね。そういう教育の観点から教育の機能を発揮できないものか。隣には農園があり中には時々の花が咲く、それも経費を削減してシルバーの皆さん方、退職をされた方でそういうものに興味がある方が、花のシーズンだけでもいいと思うのですが、私の意見ですので、課長、どの様にお考えかお聞きします。
委員長
産業課長。
産業課長
本質的な部分はまったく一緒でして、具体的に何をやるかという部分で模索していると言うのが現状です。今はイチゴのリレー苗で春先だけの活用でして、委員よりお話ございました農園づくりをやっていますので、そことの話しもしてみました。ハウスの床が土になっていないので、今の状況では活用しずらいと。古いハウスの方が下が土なものですから活用できるという状況で、悩みながら模索しているのが現状です。
委員長
岡本委員。
岡本委員
現況は十分分かりますけれども、色々な観点で模索をするということが重要だと思います。平成19年度当初予算で具体化されることを期待したいと思いますので、課長以下英知を絞ってください。
委員長
他にございませんか。次に畜産業費、43~44ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。農地開発事業費、44ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。農業経営基盤強化促進対策事業費、45ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。道営整備事業費、45ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進みます。道営整備事業費、45ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。道営中山間地域総合整備事業費、45~46ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進みます。生産振興総合対策事業費、46ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進みます。林業総務費、46ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。林業振興費、46~47ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。自然保護対策費、47ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等がありましたらお受け致します。何かありませんか。
中西委員。
中西委員
農地開発事業費の中で緑ダムのことですが、昨日、頭首工の条例を制定しましたが、頭首工の口径はどの程度の大きさのものが入っているのか。それと取水したり放流したりすると思うのですが、取水する量はどんなことになっているのか、お聞かせ頂きたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
口径の関係は手元に資料がないものですから、後ほどお答えしたいと思います。
水量につきましては、清泉頭首工が毎秒4.234立法メートル。江鳶頭首工については毎秒0.253立方メートルです。
委員長
西部委員。
西部委員
ファームポンドを監視する職員が小清水にいるわけですが、その人に聞いた話ですが、あるファームポンドにいくとイワナの大きいのがいるとの話しを聞いて、一瞬よいことだなぁと思ったのだけれども、よく考えるとイワナが頭首工から入ってくるということは、ゴミも入ってくるのではないかと思うのです。その辺のことを現場で論議したことがあるでしょうか。
委員長
産業課長。
産業課長
頭首工自体にはゴミを取り除く装置が付いておりますが、すべて取り除くと言うことにはならないのかなぁと言うことだと思います。今の段階ではゴミが詰まってのトラブルは発生していません。ゴミを取る装置については、毎回点検をすることになっています。
委員長
西部委員。
西部委員
魚が入ってきて大きくなったとも思えないが、結構大きな魚がいると言うのです。それではゴミも入るのではないかと思います。支線の方に魚が入っていくと出口で詰まったりして問題になるのではないかと思いますが、何かありましたら伺いたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
話しを伺いましたので、担当者の方にも十分連絡を取らさせて頂きたいと思います。
委員長
藤田委員。
藤田委員
今年、清里町にスプリンクラーが30台くらい入っているのですが、畑かんも今年で事業が終わりですので、道営事業ででも第2弾として導入ができるような道を開いてもらうよう要望しておきます。
委員長
産業課長。
産業課長
ご案内のように国営事業は本年度で終わりということで、当初は17年度完了予定でしたが、悔いを残さないようにということで、再度、皆さんの最終の要望を取りながら18年度完了ということでございますので、国営事業ではその様なことでご理解を願いたいと思います。道営事業については、そこまで話しが行っておりませんので、今後の話しということでご理解頂きたいと思います。
委員長
勝又委員。
勝又委員
畑総の関係ですが、各条例関係が整備されまして、来年度から管理の協議会が立ち上がり引き渡しということになりますが、昨年来から通水するたびに頻繁に水漏れ事故が起きています。たいへん便利になった反面、これからも事故が懸念されますが、引き渡し後はどの様な形になっていくのか、開発の方とはどの様な協議がされているのか伺いたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
私ども担当者としても一番懸念をしているところです。今年の春先も何カ所かございました。一番困るのは受益者と役場なのです。来年以降の対応をどうするのか、開発の方に何回も話しをして担当窓口をしっかり決めてくださいと。それと対応をそこを窓口としてお願いしますと、このことは何回もお話ししていますし、これからも引き続き何回も話しをしていきたいと思っています。やはり第1番目には開発で事故があった原因は何なのか、そこから始まる訳ですから、開発に現場に入ってもらうと、これが第1ということでお話をさせていただいております。
委員長
勝又委員。
勝又委員
その事を聞いて幾分安心していますが、道内で工事をしたところの視察もしてきました。その中で、4~5年は水漏れが続くと聞いていますので、開発の方には強く要望して、完成して引き渡し以降のメンテナンス関係よろしくお願いしたいと思います。
委員長
これで農林水産業費の審査を終わりたいと思います。
ここで、説明員交代のため暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩を解いて、審査を再開します。
商工費に入ります。商工総務費、47~48ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進行します。商工振興費、48ページ。
西部委員。
西部委員
48ページの商工振興費の19節、資金償還金補助とありますが、何年経過し、後何年あるのかをお知らせください。
委員長
産業課長。
産業課長
コミュニティセンターの高度化資金の償還金の関係ですが、平成15年から平成30年までの償還です。
委員長
よろしいですか。それでは観光費、48~49ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。緑清荘費、49ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。パパスランド費、49~50ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。緑温泉費、50~51ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので進行します。オートキャンプ場費、51ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。農山村景観・自然環境保全施設費、52ページ。
藤田委員。
藤田委員
山小屋のことでお聞きしたいのですが、前期色んな論議がありまして斜里岳山小屋周辺7町歩を国から払い下を受けて反当たり100万ぐらいで買ったと思うのですが、その中で山小屋は約2億ぐらいをかけて建設したのですが、その他の環境整備を考えているのかいないのか。計画ではキャンプ場を造ったり歩道を造ったりする様な記憶があるのですが、第2弾の整備の計画はあるのか。また登山道路7キロメートルの舗装の計画について伺いたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
当初、国から土地を買う場合、ある程度の青写真があって買うことになったかと思います。その後の経過もございますし、今現在、なげておくということではなくて、自然環境の部分では自然を残すというのも一つの方策でございますので、今のところ施設を造るとかの計画はありません。山の状態の中で自然環境を守っていくという形で考えています。道道の関係は建設課所管になりますので、その段階でご質問いただきたいと思います。
委員長
よろしいですか。江南パークゴルフ場費、52~53ページ。
西部委員。
西部委員
私たちの委員会で江南パークゴルフ場の使用料の論議をしなければならない時期が来ていますが、課長等から聞くと土曜・日曜については1日100人くらいの利用者がいると聞いたことがありますが、現時点、使用されてからの入場者数を掌握しているかどうかお聞きしたいと思います。それに対してお金を払うとどれだけ減るのか、参考になると思うので、今年の無料でオープンしている間の利用者数を押さえているか伺いたいと思います。
委員長
産業課長。
産業課長
日にちにもよりますし、天候にもよってかなり1日の増減がありますが、今年の部分で申しますと9月までの推計、今までの入場者数を踏まえた推計で約1万5千という数字です。8月までは実数字が出ています。ただ、名簿上でどこから何人が来ましたという数字ですので、スコアカードの捌いた枚数かける3で出しています。1名1名チェックした数字ではないということをご理解いただきたいと思います。
委員長
今年一杯の利用者数は1万5千人ということですが、それに500円をかけたらいくらになりますか。
産業課長。
産業課長
750万円です。
委員長
よろしいですか。ここで説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等があれば受けたいと思います。何かございませんか。
(「なし」との声あり)
ないようですので、これで商工費を終わります。ここで、説明員交代のため暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を再開します。
ここで、中西委員の質問に対し、答弁保留になっていた件がありますので、産業課長の方から答弁致します。
産業課長。
産業課長
先ほど答弁保留していました頭首工の管の口径の関係ですが、清泉頭首工については、口径が1千500ミリ、1.5メートル。江鳶頭首工が700ミリ、70センチということでございます。
委員長
土木費、土木管理費、土木総務費、53~54ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。道路橋梁総務費、54ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。道路橋梁維持費、54~55ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。道路新設改良費、55~56ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。市街地近代化推進費、56ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。都市計画費、公園費、56~57ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。住宅費、住宅管理費、57~58ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので前に進みます。住宅建設費、58ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等がありましたら受けたいと思います。何かございませんか。
(「なし」との声あり)
これで、土木費を終わります。
お諮りします。今日の会議はこれで延会したいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」との声あり)
「異議なし」と認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。
本日は、これで延会とします。なお、明日は、午前9時30分より会議を再開致します。ご苦労様でした。
平成18年9月13日(水曜日)
開会:午前9時30分
閉会:午後1時38分
委員長
おはようございます。昨日に続いて会議を開きます。
休憩中に消防費の審査を行います。消防費、58ページ。
西部委員。
西部委員
質問の主旨は、救急体制のことでございまして、3月の定例会の時も質問申し上げておりますけれども、希望搬送についてでありまして、分署長から答えていただいたのは、家族若しくは現場の知っている方から要請があったらそちらの方に運ぶということをお答えいただいて、地域担当員でも使って町民によく理解してもらって頂きたいということで終わっていたわけです。私はそれでスムーズに行くだろうと思っていましたが、ある人から希望搬送をしてくれないと相談がありました。私なりに調査したところ、希望搬送の希望が救急隊員に繋がっていませんでした。お願いした方はお願いしたと思っているけれども、お願いされた方はお願いされたとは思っていないという食い違いがあったことが分かりました。身内の人にとっては希望したところに連れて行ってくれなかったという感覚になっているのです。
その後、本人とも色々話しをした経過がありまして、納得はしましたがこの様なことでは困るので、希望搬送はお願いをしたいということでした。それで、その案件のことを少し申し上げたいのですが、その患者さんは何年も前から入退院を繰り返しておりまして、意思の疎通が欠けていてそのかかり付けの病院に搬送して貰えなかったというのが、ことの始まりです。最終的に本人、家族が信頼していた病院に行けなかったのですが、何故、その病院にこだわるかと言うと、病気の原因が分かって内容を知っているカルテのある病院に行って頂きたかったというのが本人の希望だったようです。希望搬送をして貰えないのであれば、住むところを考えなければならないと考えているということを聞いて、救急体制をきちっと組み立てなければならないと感じております。みんながそうであるわけではありませんが、そういう人がいると言うことは現実です。それで何が必要かというと、救急隊員を見ていて、命がけの仕事をしているのも分かっていますし、ご苦労な仕事をしているのも分かっています。けれども結果的に思うところに搬送してくれなかったと言って悪口を言われるようになると一生懸命やっている救急隊員も可愛そうです。たとえ結果がどうであろうと町民からお礼を言われるような救急隊員にしてやるような環境をつくらなければいけないと思っています。
清里町の町民が1月に病院に通っているのが5月のデータですが、500人が大谷クリニック、斜里の国保病院が150人、小清水日赤病院が約120人、網走厚生病院が530人、その他北見の眼科だとかが約200人です。どこが多いかというと大谷さん、小清水の日赤、厚生病院、斜里国保と。こんな事になると救急車を呼んだときの搬送病院というのは、内科は大谷、外科は斜里国保ということになっているのですが、これにこだわらない搬送も考えるべきでないかと思っております。今回お願いしたいのは、救急隊員もいやな思いをしない、町民も安心できる様にするためにマニュアルを作成すべきではないかと思うのです。私の言ったことに対して賛同をいただけるものと思いますが、分署長の考えをお聞きしたいと思います。
委員長
分署長。
分署長
ただ今質問頂きました関係についてお答えしたいと思います。
救急業務にかかわる依頼搬送につきましては、3月の定例会におきましてもご意見をいただきまして搬送業務の改善を図って参りましたけれども、救急搬送につきましては内科は大谷クリニック、外科的傷病者の方については斜里の国保病院に運ぶとということが原則的にある訳でございますけれども、その他依頼搬送の対応につきましては、今の基本搬送以外に小清水の赤十字病院、網走の脳外科、厚生病院等に実施している状況でして、町民皆さんが理解している搬送と救急隊員が現場で行う応急処置を含めての救急搬送対応が基本的な部分に理解の食い違いが見られるケースがあったことは事実ですので、今後の救急業務の対応に向けて改善策を検討している段階ですので、その事について若干、報告させていただきたいと思います。
要請現場に出動致しました救急隊員の対応に係る改善策としましては、本人、家族、関係者が依頼搬送を特に希望している場合には救急隊員も現場で処置等で要請者側とやりとりがある場合もありますが、医師の指示が救急隊員に正確に伝わらなかったという反省もございますので、こういったケースも想定しながら今後の搬送対応の中で、家族や関係者にきちっと確認をする体制が取れるように救急隊員全員に意思統一が図れますよう先日も職員会議等の中で話しもしておりますし、今後、十分指導して参りたいと考えてございます。
依頼搬送について町民皆さんのご理解が十分でないと言うことを踏まえまして、先ほどのご質問の中でも触れられておりましたが、119番通報の町民からのかけ方、それから通報時に最低限伝えていただきたいこと、 救急車を呼ぶときの判断、その辺の事柄、依頼搬送の要請の具体的な方法、それから現場救急隊員に伝えて欲しいこと、基本搬送先の病院、依頼搬送が可能な医療機関、救急隊員が行っております観察、それから応急救命処置という部分の関係、それらを詳しくチラシ等を作成しまして町民に配布を行っていきたいということで、B4判2色刷りで職場や家庭で壁に貼っていただいて、常時見れるような形で全戸配布して参りたいと考えており、現在作業を進めておりまして、15日の町広報と一緒に配布をする予定をしております。
本年、心疾患患者に対します処置対応と言うことで、救急車搭載用の自動対外式助再動機を導入したわけですが、特に心疾患患者については、一刻を争う傷病者でありますので、当然、救急隊員の観察だとか応急処置もありますが、救急規定の中では可能な範囲において依頼された医療機関に搬送することができると、いうことにもなってございますので、搬送先病院の選定範囲として現在は基本搬送病院である斜里町の国保病院に運用を図っていますが、小清水町の赤十字病院も医療体制が整っておりますので、AEDの関係も含めて現在話しを進めておりまして、その対応につきましては、早期に運用ができるように努力して参りたいと考えております。近隣町へ運べるようなことが重要であろうということでありますし、病院搬送がそういうことであれば可能になりますので、この辺も含めて早急に医療機関の選定範囲の拡大を図って参りたいと考えてございます。
委員長
西部委員。
西部委員
私が今日、論議させていただきたい中に清里町の医療体制ということがあります。大谷クリニックという内科中心の診療所はございますが、医師が一人体制です。救急に対応すると言うことになると複数の医師が必要であろうし、このことが清里町の問題であり実態だと、これも念頭に置いてもらわなければならないであろうと思います。もう一つは地理条件、清里町には3つの市街地がありますが、救急で最短距離で病院へ行くとなったら大谷クリニックに行くよりも斜里へ行ったほうが近い所もあるし、小清水へ行く方が近い所もあります。そういうことも加味して救急体制の組み立てを考えていただきたいと思います。
今の時勢的な背景としては、在宅介護支援センターを置いてなるべく家庭内で老人介護をするということになると救急車を要請することも多くなると思われます。それからもう一つは、車に乗っている時にSTVラジオを聞いていたら札幌市の救急体制の話しが出ておりました。救急車の到着時間が問題になっているということでした。救急車が要請されてから患者の所まで行くのに平均6分30秒だそうです。6分30秒というのは長いがどうかは分かりませんが、清里町で6分30秒で行ける地域といったらしれていると思うのです。ところが、札幌では6分30秒が長すぎるといって、住民が問題にしているということになると、救急隊は迅速性が求められる職業だと思います。そういうことも考えて先ほどチラシを15日に配布すると言っていましたが、そのチラシの中にどういう書き方をすると救急車がスムーズ出て患者搬送ができるか。こんな事も問題であろうと思います。先ほど例を出した人の息子さんに聞くと、札幌の場合は、救急車を呼んだら「希望の病院はありませんか」と聞くというのです。そういうことを考えると清里町の医療体制、地理的条件、そんなことを考えた医療体制をきちっと組んで救急隊員がスムーズに動けるような体制にしていただきたいと思います。
先ほど分署長が言いましたチラシの件ですが、迅速に対応してくれてうれしい気もするのですが、できればもう少し時間をもらって、町民の目が入っているかどうかということに疑問があるので、私たちの目で確認したい気持ちがあるのですが、分署長はどの様に考えていますか。
委員長
分署長。
分署長
今、色々ご意見をお聞き致しましたけれど、町民に対するチラシの関係につきましては、すでに作業を進めておりまして、でき上がる状態になっておりますので、その辺ご理解いただきたいと思います。
それと議員さんとの相談的なことにつきましては、即答できませんので、時間をいただいて検討させていただきたいと思っております。参考に昨年の救急車出動に関する資料がありますのでお知らせ致しますが、大谷クリニックに搬送した件数が47件、転院搬送が20件ほどあります。大谷クリニックからの搬送が16件ほどありました。後は斜里町国保病院からの転院搬送が主な内容で、総体的に20件ほどありました。先ほど触れられました地域性の問題、斜里、小清水の医療体制、清里の地域性もございますので、問題は色々とあろうかとは思いますが、問題を一つ一つ解決して生命を預かる業務ですので、慎重に対応して参りたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
委員長
西部委員。
西部委員
先ほどチラシの話しが出ましたが、町民に配る前に可能であれば消防議員でもよいし、もう一度確認することによって救急隊員も自信をもって業務に当たれるのではないかと思うので、確認行為をさせていただきたいと申し上げておきます。
先ほど病院へ通院している方の人数を申し上げましたが、先ほど例に挙げたように側から見るとどこに行っても同じように見えるが、やっとそこにたどり着いた患者もいるのです。そうするとそこに行ってくれと言うことは切羽詰まっていることもあるのです。希望搬送というのはマニュアルで対応できるように合わせておかなければならないと思うのです。その様なことでかかりつけの病院にやっぱり行きたいだろうと、いけるような体制を取って頂きたいと言うことを特に消防議員若しくは議員会の中で目を通す機会をいただければ幸いだと思います。そういうことでこの問題については終わりますが、分署長何かありましたらお願いします。
委員長
分署長。
分署長
チラシの関係で消防議員等と相談する件については、後ほど答えさせて頂きます。
委員長
西部委員。
西部委員
9月24日に秋の防災訓練がありますが、一つ感じていることがあります。地理的なことを考えると清里の場合、河川が氾濫するようなことになったときに、今の演習していることが生かせるのか。逆にあれを生かすよりも住民避難をどの様にさせるのかと。秋の訓練が清里町の地理に必要があるのか。秋の防災訓練の中で人命救助に関することなどをメインにしたものにできないものなのか、こんな風に感じていて、今やっていることが悪いとは言いませんが、もっと清里の地域性にあった救急の業務の組み立てを時間をかけてでも考えて頂きたいなぁというのが最後の要望であり質問であります。
委員長
分署長。
分署長
防災訓練の件についてですが、団の訓練そのものについては例年と同じような形で本年度も行うことになっております。新たに本年、町の防災担当の方とも相談をして新町の自主防災会が自衛組織として発足しておりますので、その人方をメインに非常炊き出し訓練を実際にやってもらうことも団の訓練と合わせて入れてございます。それからAEDの使用が広くできるようにということで団の訓練と合わせて応急処置の体験をしてもらうと、いうことも本年の訓練に入れていくということで準備を進めておりますけれども、本町の特殊性を考えるときに団の幹部会議で訓練の内容協議の中でも、内容について一考を要するとの意見も出ておりますので、来年度以降については内容について検討したいと考えています。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
全般的な町の防災関係について答弁申し上げたいと思います。
ただ今、分署長より答弁を申し上げたとおり、町におきましてもここ数年自立計画に基づいた防災体制全判の見直しを逐次行っておりまして、先ほどご指摘がありました防災訓練のあり方についても消防団の訓練と合わせながら住民参加型に切り替えていく、第一歩として今年度から取り組んでいくことを考えています。平行しながら自治会関係と協定した新たな自治防災組織、避難訓練、誘導等、こういったことの必要性についても自治会連合会等々とも話し合いを進めてございますので、今後の訓練、今後の対策の中に十分そういったことを生かしながら一つ一つ積み上げて今後展開していきたい、かように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
委員長
西部委員。
西部委員
救急隊員も町民に感謝されるような、認められるようなやり方を指導していくのが分署長の仕事であり、また、われわれの仕事であると思うので、きちっとした連絡体制とかその辺のことについて今後とも一歩一歩進んでいって頂きたいと申し上げて終わります。
委員長
他にありませんか。(「議事進行」との声あり)
これで、消防費の審査を終わります。
休憩前に引き続き、審査を行います。
教育費、教育総務費、教育委員会費、58~59ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進めます。教育諸費、59~61ページ。
澤田委員。
澤田委員
新入学児童記念品というのはランドセルかと思いますが、何名に記念品を贈られたのか。それと扶助費の学用品等扶助と進入学児童生徒学用品等扶助と出ていますが、内容を説明願いたいと思います。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
新入学児童の記念品につきましては、新たに入学する1年生に対するランドセルの支給ということでございます。これにつきましては、平成8年度の新入学児童から支給を開始しております。扶助費の件ですが、要保護、準要保護の経済的に恵まれない家庭の児童に対する一般的な学用品の支給、これに関する経費でございます。
委員長
澤田委員。
澤田委員
扶助費の方は毎年支給されているのですか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
本人申請に基づきまして、毎年、該当者については支給をしています。
委員長
澤田委員。
澤田委員
本人申請というのは、どういう希望を出して本人申請が成されているのですか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
経済的に困窮している家庭ということで、一定の所得制限がありまして、それに合致する該当者については、支給を行っています。
委員長
澤田委員。
澤田委員
教育委員会の方から先に決めていくというのではなくて、恵まれない家庭の方から事前に申し出があるということですか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
あくまでも本人の申請です。
委員長
よろしいですか。(「なし」との声あり)
ないようですので、進行します。小学校費、学校管理費、61~62ページ。
澤田委員。
澤田委員
小学校のプールの関係で、プールシートの補助ができないということで、それがないとプールはできません。江南は閉鎖をしたと聞いています。新栄もプールはできないということでしたので、早く撤去してほしいと話したところ、ビニールを何枚か補助するので継続してやるのだったらやってくださいということになったようですが、江南の場合は使用しないということで、それを撤去する場合はかなりの金額がかかるということで、いずれは撤去しなければならないと思うのですが、安く撤去する方法について考え方についてお聞きします。
委員長
生涯学習課長。
生涯学習課長
委員ご指摘のとおり江南小学校については、今年度から学校プールの利用を取りやめ、バスを配置し町の町民プールに授業および夏休み期間中通っている状況です。未使用のプールの撤去の関係ですが、今後、各学校のプールが使用に耐えれなくなった場合は、町のプールに通いますということでお願い申し上げているところでございますので、新栄、江南、光岳、緑と学校プールがありますので、そう長くは使用できる状況ではありませんので、全体的に取り組んで参りたいと思っておりますので、一定の時期が来たら効率的な方法でどんな方法があるか今後検討しなければなりませんが、撤去を行って参りたいと思っております。
委員長
澤田委員。
澤田委員
町のプールも整備されていますし、プールの事故防止の点から僻地の学校の先生も管理がたいへんなので、バスでの送り迎えという形が好ましいとは思いますが、以前聞いたときは1基壊すのに1千万円ぐらいかかるのではないかという話しでしたので、それを安く解体する方法は何か考えていますか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
具体的に撤去の方策、撤去後の方策についてはまだ具体的には考えていませんが、より効率的にできるような形で検討していかなければならないと考えております。
委員長
澤田委員。
澤田委員
撤去の方法として一つ案としては、上の鉄骨部分はもしできれば農家でも鉄工所でもよいから多目的にハウスだとかに使えると思うので、希望者に自己負担で撤去をしてもらい、費用を下げることがよいのではないかと思いますが。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
委員のアイデアを一つの方法として考えさせていただきたいと思います。
委員長
田中委員。
田中委員
プールについてお伺いしたいと思うのですが、私が理解していた中では、プールのビニールシートもかなり値段が張るので、だめになった所から町では修理はしないと、そういうことで理解をしていたのです。私も地元の父母の方から何故よその学校はビニールを買って、地元だけがだめなのかと、だいぶん言われました。地元の町会議員だらしがないという叱責を受けたのです。緑、光岳、新栄、江南と小学校がありますが、やはりこちらがプールをやっていてこっちはだめですよとか、各学校とも事情があるとは思いますが、廃止にするのであれば町のプール一つにするとか、そういうことでないと勝手に想像して言われるので、統一した形の中で実施してもらいたいと思いますが、いかがですか。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
基本的な教育委員会の考え方としては、プールの備品等が利用に耐えれなくなった時点で、学校および父母と協議して廃止の方向で検討するということでやってきておりまして、その方針については現在も過去も変わっておりません。委員ご指摘の新栄小学校のプールについて、新しいシートを購入をしたではないかというご指摘がございますが、これも地域の父母なりPTA、学校を含めた形で切実な要請もありましたし、また、保育所の絡みがありまして、保育所もプールを使っているという事情もありまして、最少限の経費で運営をさせてくれと、町は一切係わらないということで父母がすべての責任を負って運営していくということでして、新栄小学校の件につきましては、学校プールが存続しているというのがこれまでの経過です。
委員長
田中委員。
田中委員
私も父母の方に聞いたわけですが、プールをやるのであればすべて自分たちでやりなさいよという話しで、検討もしてみたら莫大な費用がかかると、そういうことでやむなく断念したという話しも聞いていますが、だめになったところから廃止すると決めて、所管委員会も理解していたのですが、色々な事情はあるのでしょうが、一律に一度決めたことはきちっと守ってもらわないと自分の立場のことを言うわけではないですが、きちっと説明がつくようなことで行ってもらいたいと要望しておきます。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
委員のご指摘、充分配慮して今後取り組んで参りたいと思っております。(「なし」との声あり)
委員長
ないようですので、前に進みます。教育振興費、62ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。中学校費、学校管理費、62~63ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。教育振興費、63ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。学校建設費、63ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。社会教育費、社会教育総務費、63~64ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。生涯教育費、64~65ページ。
岡本委員。
岡本委員
担当課長並びに教育長にお聞きしたいのですが、寿大学を始め老人クラブ、連合会、そういうものを含めて指導されていますし、6次計画のスタートが今年からですから、反省・評価でもお聞きしたのですが、非常に老人クラブの団体の育成に努力をされていますが、現状として非常に厳しい状態であると。スタート時点は非常に多かったのですが、現今、高齢になった新会員の加入がないとこういうことも言われています。高齢者の学習意欲というか寿大学を開設してかなりの年数になりますし、これからの高齢化社会に向けて、寿大学や老人クラブのあり方ですが、時代にふさわしい認識というか一考を要する面があるのではないかと考えるのです。そういう中で、70歳以上で老人クラブに加入している人の比率はどの程度になっているのか。そして寿大学等に参加していない人も非常に多いように思います。生涯現役ということは結構なことですが、色々な立場で社会参加をしていく。そしてシルバーパワーというのですか、そういうものがまちづくりの根元を成すといわれるのでありまして、そういう中で教育行政の果たす使命感があると思うのです。
老人クラブのあり方、寿大学の将来的な方向性、そして生涯現役として活躍できるのにふさわしいのですけれど、やはり何かを学んでいく、そして社会参加をしていく、そういう気運を喚起させていく、そういうことがプラネットから発信されていくような、そういうような生涯教育が必要ではないかと思います。一般成人を対象とした事業等がありますが、特に高齢者に絞って現段階どの様な感触を持たれているか、もう一度課長並びに教育長の方からご見解を伺いたいと思います。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
委員のご質問につきましては、高齢者に対する社会教育の対応の関係だと思いますが、老人クラブ連合会につきましては、社会教育が担当したのが昨年度からで、寿大学とか高齢者教育という部分で対応ができるということで担当替えを行ったところであります。
寿大学については、原則60歳以上の高齢者を対象に学習活動を中心に行ってきているという状況でございますが、受講生も高齢化してきておりますが、ここ数年60歳過ぎの方が加入してくる現象も起きてきています。学習内容の中にパソコンの講座ですとか現代的な課題に対応した学習内容も取り組んでおりますので、高齢化している部分もありますし若い世代も入ってきているという部分がありますので、どの辺にターゲットをおいて学習活動を展開していくのかが今の課題でもあります。老人クラブにつきましては、現在約300名ほど老人クラブ連合会に入っていると、加入率につきましては25パーセントぐらいということですので、委員ご指摘のとおり加入している人が少ないということもあると思います。活動内容も社会参加なり社会活動を積極的に行ってきたかというとそうではなかったので、今後、課題としては社会活動、社会参加に積極に取り組んでいくかというのも社会教育の行政的な課題でもありますし、その辺に視点を置いた指導なりを行って参りたいと思っております。
団体のOBの活動も必要ではないかとのご指摘もありますが、役場OBにつきましては自治会活動などで積極的に参加・協力されておりますので、その辺も社会活動の一環ということで押さえておりますが、委員ご指摘の世代・年代の方々の学習活動や団体活動にどの様に取り組んでいくかという部分も今後課題になっていくのかなぁと思っております。それには魅力的な学習活動や魅力的な団体活動が必要な部分がございますので、その辺、行政内部的に検討を加えて当たっていきたいと思っております。その辺が第6次中期計画の課題でもありますし、方策に取り組んでいかなければならないことだと考えております。
委員長
教育長。
教育長
今、課長から答弁があったと同じような内容です。寿大学、これにつきましては60歳過ぎの方の加入も増えてきておりますが、加入率からいったらまだまだ少ないということで、この寿大学当たりは学習内容、活動の内容を時代に合ったものに変えていかなければ、新しい人に加入していただけないのではないかと思っております。老人クラブの関係は各単位会が集まって連合会としてやっていますが、各地域の団体が非常に減ってきており団体が成り立たなくなってきているということで、連合会全体よりも地域として老人が活発に活動をやってきたのですが、そういう人が少なくなってきているという部分もございますので、連合会としても少しでも多くの団体を残していこうということで、今、連合会自体は取り組みをしておりますが、連合会とも連携を取りながら何とか活性化を取り戻したいと考えております。第6次中期計画の重点的な部分ということで考えておりますので、教育委員会でも取り組んで参りたいと思っております。
委員長
岡本委員。
岡本委員
昨日再任された教育長ですからそういう意欲をかき立てて、より一層高齢者の分野において色んな展開を期待したいと思います。老人クラブの延長上にある網走管内の高齢者の学習機関などもあるらしいのですね。ハイレベルな現代的な課題までを取り上げて勉強する機会を求めて網走ぐらいまで通われている方がいると。そういうことを考えると生涯を通じた社会参加を念頭に置いた高齢者学習は重要ではないかと思うのです。老人クラブの育成については非常に難しいし、私の地元でも解散をするかどうかというときに相談を受けました。今、入ろうとしている高齢者の意識とのギャップがあるのです。
「老人クラブ」という名称そのものが真の時代にふさわしくないのではないかと思います。年齢層別による取り組みも必要ではないかと思います。地域老人クラブの再結成、会員の増員というのは地域の課題であると思いますが、特に女性の高齢者には交流の機会がなくなってしまいます。昔は隣近所のお年寄りがお茶飲みに集まって、家族の話をしたり農作業の話しをする、私の子どものころを思い出せば、そういう境遇が多かったのです。それが地域を支えていく今日の原点だと思うのです。その高齢者に自分の余生に対して生きてきた喜びをどの様にかき立てるかということは、社会教育の原点だと思うのです。そういうことについても一考を要しながら地域老人クラブの今後の発展性、そして高齢者教育のあり方、これは6次計画の中で十分練っていただいて、指導部門もありますので、そういうことに心がけて頂きたいなぁと、この様に思います。
委員長
生涯教育課長。
生涯教育課長
団体活動全般がなかなかこういう時代に課題を多く抱えているということもございますが、岡本委員ご指摘の地域づくり、地域コミュニティーの大切さ、こういったものも地域の団体があるべき価値であると考えておりますので、十分それを踏まえた形で今後社会教育としてどう係わっていったらいいのかという部分を検討して参りたいと思っております。
委員長
よろしいですか。それでは前に進みます。生涯学習総合センター費、65~67ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。図書館費、67ページ。(「なし」との声あり)
前に進みます。保健体育費、保健体育総務費、68~69ページ。(「なし」との声あり)
進行します。清里トレーニングセンター費、69~70ページ。(「なし」との声あり)
進みます。町民プール費、70ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。札弦トレーニングセンター費、70ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。スキー場管理費、70~71ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。学校給食センター費、71~72ページ。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等がありましたらお受け致します。何かございませんか。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代のため暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を再開します。
公債費、元金、72ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、利子、73ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。予備費、73ページ。(「なし」との声あり)
これで、公債費、予備費を終わります。
ここで、11時まで休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を続けます。
一般会計歳入、町税、1ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。地方譲与税、1~2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。利子割交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。株式譲渡所得割交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。地方消費税交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。自動車取得税交付金、2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。地方特例交付金、3ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。地方交付税、3ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。交通安全対策特別交付金、3ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。分担金および交付金、3ぺージ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。使用料および手数料、4~5ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。国庫支出金、5~7ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。道支出金、7~10ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産収入、10ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。繰入金、10~11ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。繰越金、11ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。諸収入、11~12ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。寄付金、13ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。実質収支に関する調書、74ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産に関する調書、1~6ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。基金の運用状況、7~8ページ。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等があれば受けたたいと思います。何かございませんか。
藤田委員。
藤田委員
過疎債についてお聞きしたいのですが、国の政策、道の政策がころころ変わる時代でありまして、過疎債は60数パーセント国が面倒を見てくれるという話しでしたが、一番問題なのは国の政策で平成の大合併と新合併、さらに道州制と、こうなってきたときに今まで面倒を見てくれいたものが、その内に手を付けられるのではないかと心配していたのです。今までは借りたときの条件で来ていますが、今後の見通しはどうなんでしょうか。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
ご指摘の過疎債の関係ですが、現在、交付税の算定に対しては70パーセントの措置ということになっています。過去に発行したものについては、当町では約20億円となってございますが、委員ご指摘のとおり国の方では第2次の行革を進めており、そういった中では新たに発行する起債に対しての交付税措置を取りやめていく、そういったことも一つのメニューとして検討されているようでございます。ただ、過去に発行されたものについては、今後どういう形になるか明確な方向性が出されておりませんが、基本的には過去に発行されたものについては従来の法律改正によりますと当然担保される、きちんと手当がされる、そういった形で進むことが法律上の基本とされています。ただ、過疎法そのものについても10年ごとの時限立法的に改正がされてございますので、今後、国・道の動向等十分にらみながら適正な起債の管理、発行を継続的に行って財政を維持していきたい、かように考えておりますので、ご理解頂きたいと思います。
委員長
藤田委員。
藤田委員
道債の話しですが、道なりが破産しただとか、どの様になるか分からない状況に来ていますが、道の道債当たりはどの様になるのですか。もし、破産した場合、町村が借りていた場合、その時に我が町はどの様になるのか。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
現在、当町において北海道の貸付金については、約1千200万円程しか借り入れをしておりませんし、振興資金等についても適正な償還を行っていますので、もし、道が破産したとしても何ら当町に影響はないと考えています。
委員長
以上で、歳入、実質収支に関する調書、財産に関する調書、基金の運用状況の審査を終わります。
これで、一般会計の審査を終わります。ここで、説明員交代のため暫時休憩致します。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を再開致します。
特別会計の審査を行います。介護保険事業特別会計、歳出から行います。3~5ページ。(「なし」との声あり)
歳入、1~2ページ。(「なし」との声あり)
前に進みます。実質収支に関する調書、6ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産に関する調書、7ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。国民健康保険事業特別会計、歳出、4~7ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。歳入、1~3ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。実質収支に関する調書、8ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産に関する調書、9ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。老人保健特別会計、歳出、3ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。歳入、1~2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。実質収支に関する調書、4ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。簡易水道事業特別会計、歳出、3~5ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。歳入、1~2ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。実質収支に関する調書、6ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産に関する調書、7ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。農業集落排水事業特別会計、歳出、2~3ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。歳入、1ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。実質収支に関する調書、4ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産に関する調書、5ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。焼酎事業特別会計、歳出、2~4ページ。
澤田委員。
澤田委員
一般管理費の中のに人夫賃が出ていますが、製造費のところでも人夫賃が出ています。一般管理費の内容について伺います。
委員長
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
総務費の人夫賃につきましては、年間雇用の事務も含めた、施設管理も含めた男子1名、女子1名の年間雇用の人夫賃です。
委員長
澤田委員。
澤田委員
年間雇用ということは、どういう仕事をしているのですか。
委員長
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
男子1名については、4月から3月ですので、通常の出荷業務、資材等の出納簿の記帳、瓶詰め製造時期にはそちらの作業もします。冬場になります除雪等も含めて施設の管理に当たっています。女性については、電話の対応業務、来場者の対応、トイレの掃除等を含めて売り上げの整理などを含めて12ヶ月働いてもらっている賃金です。
委員長
澤田委員。
澤田委員
製造に当たる人は所長と係長が当たっているのですか。製造全般の技術指導とかは。
委員長
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
技術的なこと全般的なことについては係長と2人でやっておりまして、その都度、現場には出向いておりますが、主に作業員等の指導も含めて任務分担しています。
委員長
澤田委員。
澤田委員
ベテランの臨時職員がいるのですね。事故だとか指導をすれば工場の中は臨時の職員で対応できるということですか。
委員長
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
瓶詰めは年中ありますし、最盛期は5名の方を6ヶ月間雇用しておりますし、それ以外に7~8名ほど月に13日程度働く方を雇用しております。保険のこともありますのでその様な雇い方をしております。私どもの指導ですが、すべてが2階に座って指導していればよいかというわけでございませんで、その都度、臨機応変に色んな形で作業員の指導も含めてやっているのが現状です。
委員長
澤田委員。
澤田委員
認識不足もあるかと思いますが、昨年貯蔵庫ができて樽も買って実際満度に操業すると、どのくらいの量の貯蔵が可能になるのかお聞きしたいと思います。
委員長
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
昭和61年、62年、2カ年で現在の工場を建設しましたが、その時は25度換算で200キロリットルの製造規模ということで設置を致しております。ただ、じゃがいもの収穫時期ということで限定しておりますので、その時は3ヶ月の製造期間で200キロリットルという目標でスタートしておりますけれども、その後製品が多様化しておりますので、たとえばロマンクラブのタンク、清里25度の原酒のタンクとかで最低1製品1本のタンクが必要ですので、貯蔵能力を含めて不足するということで、昨年、長期貯蔵用の木樽、タンクを含めて造成をさせていただきました。今の製造規模で行きますと去年は160キロリットル製造しておりまして、当初の計画通り最高200キロリットルの製造規模はあります。ただ、蒸留廃液というものがございまして、こちらの方は5万パーツ・パー・ミリオンもございまして、非常に濃厚ですので、こちらの処理については汚水処理槽を設置しないで畑に散布をすることで対応しております。ということは春先種芋のあまりを使って焼酎を造ってはどうかというお話を聞くのですが、ちょうどその時期については畑が空いておりませんので、やはり麦刈りが始まる時期、ちょうど8月から11月に製造するということであれば200キロリットルが限度かと思っております。
委員長
澤田委員。
澤田委員
廃液の処理ができれば、春の種芋を原料に焼酎を製造できるということなのですか。
委員長
焼酎事業所長。
焼酎事業所長
年間操業ということになれば、そういうことにもなろうかと思いますが、ただ、良質のいもということになれば、また、話しは変わろうかと思います。
委員長
澤田委員。
澤田委員
将来、所長も定年退職になりますので、技術員の指導とか養成をしていかなければならないということで、それに向けた対応は成されていますか。
委員長
助役。
助役
ただ今質問があった技術職員の養成の関係ですが、所長、係長ともに50代に入ってきております。現在、熟練した技術で焼酎の醸造に当たっていますが、今後の課題としては技術者の養成が必要になってくると考えておりまして、先に作成しました焼酎醸造の改善計画の中にも記載していますが、近々の内にその様な対応を取っていきたいと考えております。アルコールを造る技術ですから誰でもということにはならず、今の職員は国税局の研究所に1年間行ってもらい技術を身につけてもらい、且つその後も色々とご指導も受けているというようなことがあります。ただ、その施設が現在は無くなりまして、それに代わるものとしては大学当たりと連携をしながらそういう学科の中から生徒を実習・研修という形の中で育てていければということで、近間の所でいえば東京農大に醸造学科があるとお聞きをしていますので、そこの教授の皆さんとも相談しながら、そういう対応が取れるか近々に詰めていきたいと考えております。
委員長
よろしいですか。歳入、1ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。実質収支に関する調書、5ページ。(「なし」との声あり)
ないようですので、前に進みます。財産に関する調書、6ページ。(「なし」との声あり)
ここで、説明員交代となりますが、質問漏れ、意見等があれば受けたいと思います。何かございませんか。
岡本委員。
岡本委員
介護保険について課長に伺いますが、監査委員の意見書の中にもありますが、未済額の関係ですね。前年対比20数パーセント増加になっているということですが、第1号被保険者と2号被保険者ととがありますが、年金からの支払いが義務づけられていますね。そういうことを考えますと不納欠損というのはありませんが、収入未済額というのはどういう形で発生しているのかお聞きしたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
1号被保険者、65歳以上の方の保険料未納の件ですが、1号被保険者については、退職を原因とする年金、通算老齢年金とか共済とかそういう方については月額1万5千円以上支払いがある方については、特別徴収となっております。したがって特別徴収の方については未納はございませんけれども、普通徴収の方、年度の途中で65歳になった方、あるいは遺族年金、障がい者年金をもらっている方、それから無年金者といいますか、国民年金については原則25年以上加入していないと年金の受給権がありませんので、未納期間が多年にわたってこれをクリィアーできないで年金を貰えない方、こういう方については普通徴収ということで、各世帯に納付書を送って収めていただいています。
それで、1号被保険者全体で1千450人ほどいて、その内、普通徴収になる者が220人程度、途中で転入した人とか途中で65歳になった人とか無年金者等です。この中で今現在、12人ほど未納となっています。それで清里町の介護保険の収納率については、現年度分で99.5パーセント、全道平均では昨年の数字ですが98.4パーセント、清里町は99.5パーセントですので、現年度にかかる未収額が30万1千270円ですので、これを全道の収納率に置き換えますと96万円ぐらい、ですから全道平均から比べると3分の1程度の未納にはなっていますが、どうしても滞納繰り越し分が積み重なってきておりますので、全体としては決算書のとおりの数字となっているところです。
委員長
岡本委員。
岡本委員
分かりました。もう一点介護保険について伺いたいのですが、介護保険法が変わりましたね。地域における包括介護支援センターの設立が行われていますが、町広報の報道とか所管委員会での改正点については課長の方から報告されている思いますし、われわれとしても介護保険料の上げ幅だとかのそういうものの審議をした経緯がありますが、新介護保険法が分からないのですよね。非常に分かりにくさもありますし、自宅介護的な要素が非常に多くなった。これは財政の逼迫というかそういうことが一番の要因だということはわかるのですが、すでに町民、議会にも公開されているのですが、できればもう少し分かり易いポイント的なもので周知をしていただきたいと思います。町民には出前講座だとか地区担当制度のなかで知らしめる機会はあるかとは思いますけれども、お願いも含めて何かあれば伺いたいと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
介護保険制度ですが、平成12年から制度が発足して6年間経過したということで、今年の4月から一部改正法が施行となり、介護予防に力が入れられております。国全体の社会保障費で介護・医療に係る分が非常に増大しているということがありまして、それと介護保険で施設の開設許可等については、道の許可ということで、施設については国の考え方としては今後、大幅に伸びる見込みはありません。ということで在宅介護がますます重要視されてきています。そういう中で、昨年の法律改正で、住み慣れた高齢者が地域で安心した生活ができるように地域包括支援センターの設置が義務づけられています。これについては、平成18年4月1日から2年間の間で各市町村で設置されたいということで、本町においては今年4月から設置して、この中で新介護予防事業、地域支援事業として相談とか新たな介護予防事業だとかを展開しているところです。
地域包括支援センターについては、全道で設置している市町村が54、管内では6市町村ということで、この辺では進んでいるというか、積極的に取り組んでいるところです。先ほどご指摘ありましたように制度としてはたいへん難しいというか、医療保険でしたら保険証を持って病院へ行けば給付を受けれるが、介護保険の場合、介護状態になった段階で市町村に申請して認定を受ける。それから病院に行って医者に意見書を書いてもらうとか、そして要支援から要介護の判定が出てもそれだけでは給付が受けれない。居宅介護支援事業所でサービスがどの程度必要かプランを作成してもらわなければ給付を受けられないというか、非常に複雑な制度になっておりますので、私どもも町の広報紙やら出前講座等も要請がございましたし、今後、高齢者を対象にあらゆる機会を通して色んな制度の理解と在宅支援センターを中心に積極的に訪問等を行っているところです。
委員長
岡本委員。
岡本委員
課長の答弁で非常に分かりますし、制度の概要その他についてはまた、課長に教わる機会があろうかとも思います。ただ、地域包括ということでありますし、地域を見回したときにある高齢者が突如認知症になるような例が私の地域でもあるのです。その時の対応は家族もすべてを理解していないことが非常に多いと思うのです。特に農村地帯というのは家族の健康と自分の職業とのバランス、健康で家族全員が働ければいいのですが、非常にそういう条件でない家庭が私を含めて何割もあるので、そういう不安解消のためにも対応、迅速性、住民の理解をきちっと位置づけておくという作業が大切だと思うのです。そんなことも含めて新制度の理解を多くの町民にしてもらうことが重要かと思います。
委員長
保健福祉課長。
保健福祉課長
在宅介護支援センターと地域の高齢者との関わりでございますが、民生児童委員21名、社会福祉協議会の理事等を含め、役場とこういう団体が一体となって地域の方、そういう方の発見も含めて取り組んでいますのでご理解頂きたいと思います。
委員長
よろしいですか。他にございませんか。
勝又委員。
勝又委員
1点お聞きしたいと思います。国民健康保険の関係ですが、歳入の保険税の関係ですが、監査の意見書にもありましたけれど、収入未済額で11.5パーセント増加している。おそらく不況の関係が反映して滞納者も増加しているのかなぁと思います。その中には滞納分で740万、現年分で220万増えた経過になっていますが、保険税が滞納されると短期証の発行という中で、740万の滞納の分で何名の方が滞納されているか分かりませんが、短期証は何回ぐらい発行されているのかお聞きしたいと思います。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
今現在の短期証発行の数をご紹介しますと、12世帯の24名短期証を発行しています。
委員長
勝又委員。
勝又委員
滞納している人は短期証で対応できていると解釈してよいのですか。
委員長
町民生活課長。
町民生活課長
その様に認識しております。
委員長
勝又委員。
勝又委員
滞納の件に関してなのですが、余り景気がよろしくない形の中で、監査委員の意見の中で収入率の維持向上という意見も出されておりますが、滞納繰り越しで740万ありますが、これらについての対応の仕方について、課長はどの様に考えられているか伺いたいと思います。
委員長
企画財政課長。
企画財政課長
滞納等の関係についてはきめ細かな個別的な相談等、納期の関係等もございますが、分割納付ですとか事前相談、そういった形の中で現場も含めて細かな対応をしていく、こういったことで現在は進めてございます。したがって、若干、ご指摘のとおり16年度決算と比べますと比率的には多少伸びておりますけれども、管内レベル、全道レベルでも収入率は非常に高いレベルになっておりますので、今後とも現場、住民皆さんの意識啓発も含めながらきめ細かい対応を図っていきたい、かように考えてございますのでご理解賜りたいと思います。
委員長
よろしいですか。
これで、特別会計の審査を終わります。
ここで、午後1時まで休憩致します。なお、総括審査は、午後1時より行います。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を行います。
ただ今より総括審査を行います。各会計全般に渡って行います。
西部委員。
西部委員
総括ということでございますが、監査委員の報告書を見て、その中から1~2点お伺いしたいのですが、町長は、今回の予算委員会の中でも清里町の適正な財政規模ということで、将来的には30億ぐらいが適当であろうということで、そういう時代が来るのかなぁと感じていますが、今年の場合、2日間に渡って審査させていただいたのが約69億で、それが30億になっていくと。一般会計で行くと5分の3ぐらいにしなければならないのかなぁと、こう思うわけで、見通しとしては正しいのであろうと思いますが、その中で私が知りたいのは、一般会計外の6特別会計の中で、一般会計からの繰入金というのが2億5千万円ぐらいあるのではないかと思うのですけれども、その事を踏まえると適正財政規模が30億ということになると約1割近くが特別会計への繰り出しになるのかなぁと。その辺の財政見通しの中で特別会計の繰越金をどの様に描いているか教えて頂きたいと思います。第1点目はそういうことでよろしくお願い致します。
第2点目は、今回の決算審査の中で農業費の質問が少なかったように感じております。清里町は、基幹産業が農業であるということで、過日、所管から農業振興事業の内訳等を頂いたわけですが、将来の収入を確保する意味でも産業振興の中で農業振興というのは大事な部門だと思うわけです。特に私が感じているのは、今年は非常に干魃であったということで、その被害がイモに集中しているよな気が致します。その中に干魃プラスシスト線虫ということが重なって大きな減収になっているように聞いています。振興費の中でじゃがいもシスト線虫対策というのは、結構な予算を持っていますが、内容を見るとシスト線虫の予算を100パーセント予算を消化していないということが、逆に振興費を組み立てている立場から言って、予算を余すということはよいのか、悪いのか、どの様に判断しておられるのか、その辺についてもお伺いしたいと思います。
第3点目は、同じ産業のことですが、青葉牧場の下の方で熊が出没したと聞かされています。清泉でも熊の足跡がたくさんあり大きな熊が出没しているようであります。「熊が出没していますので気を付けてください」といことも大事なことで、それ以上にやることはないのかも知れませんが、熊出没の情報を農業者以外の人に知らせる必要があるのではないかと。特にこれからはキノコの時期になります。町民に対して熊出没のお知らせ対策を打たれているのかどうか、その3点についてお伺い致します。
委員長
橋場町長。
町長
1点目の財政関係でありますが、30億というのは標準財政規模で、町の予算ということではなくてルールに基づいたそれぞれの財源を根拠にしたものでありまして、絶対そのとおりにしなければならないというものではなくて、それぞれの自治体によりまして色々な事業があるわけですから、それにプラスされていくということであります。現在の清里町の標準財政規模は約30億に近い数字です。それで、繰越金の関係でありますが、繰越金につきましては、積み立てをするなり色々しているわけでありますが、その中で一般会計から特別会計への繰り出しをするというのは、会計が赤字だからするのではなくて、法律で負担率が決められているものもあるわけです。たとえば、介護保険は国の負担金がいくら、介護保険料がいくら、都道府県、市町村がいくらと決められております。そういうものはその額を出す。あるいはまた、国民健康保険につきましても色々制度的に定められているものがあります。ですから赤字補填でなくて法律で定められているものについては、一般会計から繰り出しという形で支出をしなければならないという、そういったことであります。農業集落排水事業につきましては、地方債の償還について一般会計で繰り出しをするという取り決めを頂いておりますので、それに基づいて出しているところであります。
2点目の農業振興費の関係でありますが、これにつきましては、予算でありますから必ずゼロにしなければならないと言うことではなくて、予算は足りなくなれば補正することになりますし、現状では、必要な支出はすべてされているというふうに考えております。
3点目の熊の出没の関係でありますが、全国各地で熊が出没しているわけですが、特に清里町におきましても緑方面、あるいは江南方面で熊の情報も聞いている訳でありますが、これらにつきましては、それぞれ山の入り口の道路に立て看板、あるいはお知らせで町民の皆さんに周知をする、そういった方法を現在取っているところであります。
委員長
西部委員。
西部委員
適正財政規模ということになると厳しくなるのはしょうがないことであろうと思うのですが、繰り出し金については法的にも決められているということもわかるのですが、財政という中で見ると繰入金が多いということは、特別会計の運営に改善の余地があるのではないかと感じるのですが、法律で決まっているといわれればしょうがないですけれども、やはり特別会計というのは将来、問題になってくるような気がするのであります。
もう1点、決算の中でお聞きしたいのは、支出の中で不用額が出ておりますが、この不用額というのはよく取ると予算は必要な分は見ておくと、余るのがあたりまえということだと思うのですが、よく取って不用額というのは予算から見るとこれだけ不用だということであって、見積もりがオーバーだったのか、若しくは適正な見積もりであったのだが使い方を考えて残したのかということで、私は、職員の皆さんが努力した積み重ねがこの不用額になったのだと判断したいのですが確認の意味で財政課長の方からでもお知らせ頂きたいと思います。
委員長
町長 橋場博君。
町長
財政運営で国の特別会計と清里町の特別会計はまったく違います。ですから一般会計が厳しくて特別会計が多少手抜きをしているということはまったくありません。むしろ法律で決められている比率が予算が余った場合は、一般会計に戻しております。ですから法律で定められた基準以上の一般会計からの繰り出しはまったくないというとであります。
2点目の残金が出ることは、ご承知のように清里町におきましては、会計年度末に残金が出てもこれは残すのが当然という、そういった雰囲気でありますし、オーバーに見積もったとかそういうことではなくて、結果的にそういうことかも知れませんけれども、基本は、職員が創意・工夫して少ない経費で効果を挙げている、その様に私は理解をしております。
委員長
西部委員。
西部委員
私も不用額については、見積もりもあるであろうけれども運用していく職員の努力がこういうことになったのであろうと、そういうことを聞いて職員に感謝を申し上げ、お礼も言わなければならないのかなぁと思っています。厳しい財政運営の中で、一般会計とか特別会とかがある訳ですが、運用そのものについては適正にやっていることは分かっていたのですが、確認の意味で聞かせていただいて、安心したわけでございますが、これから大型支出が今のところ特別見えておりませんが、何があるか分からない中での財政運営ということは厳しい事であろうと思いますし、また、一般質問でもありましたように合併とか実質公債費比率も安心する数字でないようにも見えたのですけれども、財政運営については、細部に気を遣って健全財政を維持して頂きたいと思いますし、余裕があれば使えばよいというものでないですけれど、来年の予算の組み立てに当たっては、英断したお金の配分というか、必要な物は腹を決めて使うのだという様な予算の組み立てをして頂きたいと思います。そんなことで総括にもなりませんでしたけれども、清里町の今回の決算の皆さんの意見を参考にしながら予算編成に当たって頂きたいと思います。
委員長
中西委員。
中西委員
1点ほど町長のお考えを伺いたいと思います。
町長も10年を経過して11年目の予算執行に当たり60数億の予算を執行して頂き、決算審査に当たりましても少ない予算で成果を上げられているところが随所にございますけれど、1カ所だけ気になるところがありまして、林業振興のことで特に補助金のことについて、町長の林業振興に対する考え方と補助金に対する考え方をお聞きをしたいと思うのですが、成果を説明する資料の中で、51ページでどなたかが質問されたかと思いますが、林業振興費の中で下刈り事業ですが、計画では34.30ヘクタール、実績で6.73ヘクタールという数字が出ておりまして、「森林経営の安定化を図るとともに民有林の森林整備を促進し、環境資源である森林の活性化が図られた」と述べられているのですが、林業振興に対する町長の考え方と計画は計画でしょうが、あまりにも実績と計画が違うのではないかと思うのです。計画に対して20パーセントを切っていますよね。予算は110万4千円、それを減額して89万円、80パーセント消化しているのですが、こういうのはどんなものなのかなぁという気がするのです。
これは指導体制が悪かったのか、林業関係の方が意欲が無くてやらなかったのだけれど、ある程度の予算は消化したと。昨日の答弁では刈るところが無かったということでしたが、林業のプロですから下刈りする面積がいい加減なのか、やる気が無かったのかということが見えてくるのです。当然、森林・林業を守るためには下刈りをしたりして行かなければならないと思うのです。私は、森林・林業というのは、最近、環境問題でも大事な業種だと思うのです。われわれ農業者にとっても清里の町民にとっても環境問題が叫ばれている中、二酸化炭素の問題だとか気象条件が変わってきている中では森林をきちっと守っていかなければならないと思います。この補助金の出し方もあるでしょうし、林業振興に対する考え方、この2点、補助金はこういう形で出してよいのか、2点についてお伺いしたいと思います。
委員長
橋場町長。
町長
中西委員のご質問にお答え致します。1点目の林業振興、これは非常に大事なことであると思っております。町におきましても毎年植樹祭等もしているわけですが、これからの考え方として植樹、少しでも多くやっていきたいと考えているところです。
2点目の補助金の面積が大幅に減ったということでありますが、これにつきましては、あくまでも民有林でありまして、当初、申請の段階では出てきていた訳でありますが、最終になって本人の申し出で中止になってしまった訳であります。そういったことでこの様な差ができてしまった訳でありますので、ご理解を賜りたいと思います。当初は33.4ヘクタール出てきて、実際やったのが6.73ヘクタールであるというこういった状況です。
委員長
中西委員。
中西委員
その面積が出た物に対して予算付けをしたのではないのですか。どの様に解釈すればよいのですか。この110万で34ヘクタールをやる予定であったのか、34ヘクタールをやる予定だったら何故もっと予算を付けなかったのかと思うのです。どう解釈したらいいのですか。34ヘクタール分の予算を付けたのですか。110万で34ヘクタールですよ。どうなっているのですか。
委員長
橋場町長。
町長
お答え申し上げますけれども、下刈りですから小さな金額でありまして、5パーセントですから、当初は6万5千900円程度、これが現実には1万2千円になったという段階であります。下刈りにつきましては、面積の関係です。その他に新植事業がありますので、新植事業は計画が6.51ヘクタールが実績では5.87ヘクタールになったということであります。金額的に大きいのは新植のところが大きいということであります。
委員長
中西委員。
中西委員
新植と一緒だったからこういう金額だということなのですね。34ヘクタールやるとすればもっともっと予算が必要だということで理解してよろしいのですか。
委員長
橋場町長。
町長
数字が細かいですが、具体的に申し上げますと、当初の34.3ヘクタールの総事業費というのは、131万8千955円。これの5パーセントですから6万5千941円ということになります。これが当初の計画です。これが実績では、下刈りが6.73ヘクタールで総金額が267千352円。これの5パーセントになりますので、1万2千円ということになります。これが下刈りの状況であります。
委員長
中西委員。
中西委員
分かりました。要するに下刈りですから大した金額ではないということですね。だからこの様な面積になったのかも知れませんけれども、これがよいのか悪いのかは分かりませんが、もっと森林・林業をきちっとしていくのでしたら、指導体制が悪いのか、行政が悪いのか分かりませんが、町の中は花を飾って補助金をどんどん出しても陰にある森林がこれでは、森林だって大事だと思うのです。業者も予算が無かったからやらなかったのかどうかは分かりませんけれども、もっと林業者の方々とも話し合いをして、守るべきものはきちっと守るべきだと思いますし、清里の7~8割が国有林と民有林ですから、ないがしろにしないできちっと前向きな指導体制というか考え方、特にこれからは気象条件が変化して森林というのは特に大事になってくるのではなかろうかと思います。町長の考えがありましたら答弁ください。
委員長
橋場町長。
町長
ご質問のように清里町は山がたくさんあるわけでありますし、非常に森林は大切な物であると思っております。従来から議会の皆様方のご理解を頂きながら林業行政を進めてきている訳であります。特に清里町の特徴的なことは、他の町でやっていないような林業企業家に対する補助、それから林業労働者に対する補助、また、企業家、林業家両方に対する補助も実施を致している訳です。ですから企業家に取りましても運賃以外の企業家としての掛け金に対する補助、あるいは林業労働者の補助等もやらさせて頂いておりますし、また、こういった経済情勢が続くならば清里町としては続けて実施をしていきたいと思っているところであります。
委員長
中西委員。
中西委員
もう一度お話ししますけれど、山と畑の面積は比較にならない部分もありますが、自分たちの畑を耕作しているくらい計画を出しておきながら半分以下しか実施しないで、真剣になって林業を守っていく気構えがあるのか、その様な気がしたのです。以上です。
委員長
他にございませんか。(「なし」との声あり)
以上で、総括審査を終わります。決算審査特別委員会の終了に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
以上をもちまして平成17年度各会計の決算審査を終了させて頂きます。
各委員、並びに町理事者、職員各位に対し、2日間、ご協力いただきましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。審査中に提言、指摘した事項等につきましては、今後、十分検討を加えられ明年度の予算や行政執行に反映させていただき、最良の行政効果が得られるよう一層の努力を期待するものであります。
簡単粗辞ではありますが、審査に当たり一言お礼を申し上げまして、終了のごあいさつと致します。ご協力誠にありがとうございました。
副委員長
たいへんご苦労さまでした。
副委員長から一言ごあいさつを申し上げます。今回、40件ほど皆様から質問なり意見等が出ましたので、このことを踏まえまして明年度の予算等に反映していただきたいと思っております。協力いただきまして、ありがとうございました。
委員長
ここで暫時休憩致します。
町理事者、職員は退席願います。
(休憩)
委員長
休憩前に引き続き、審査を行います。
ここで認定第1号「平成17年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について」から、認定第7号「平成17年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について」まで、都合7件を一括議題とします。
お諮りします。始めに決算審査の意見のとりまとめを行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。(「異議なし」との声あり)
「異議なし」と認めます。審査意見の内容について、事務局長に説明させます。
議会事務局長。
議会事務局長
審査意見案ということで、朗読させていただきますので、よろしくご審議お願いしたいと思います。
平成17年度一般会計および各特別会計の歳入歳出決算について、慎重に審査を行った結果、各会計はそれぞれ適正かつ効率的に執行および事務処理が行われており、おおむね所期の目的が達成されたものと認める。決算状況を見ると、歳入では地方交付税を始めとする依存財源が決算額の74パーセント強を占め、町税を含めた自主財源は26パーセントに過ぎない。
また、財政力指数についても0.194であり、健全財政を維持しているとはいえ、本町の財政は依存財源に頼るところが大きく、財政力は極めて脆弱である。一方、地方自治体では、急速に進む少子高齢化や地方分権改革など、今までに経験したことのない大きな課題に直面しており、財政的にも将来を見通しにくい状況にある。また、町内的には平成19年度から国営畑総事業負担金の償還が始まり、これに対する財源の確保が必要になり、今まで以上に厳しい財政運営が求められることになるのは明らかである。
こういったことから、あらゆる方面からの財源確保と行財政改革の実行により、限られた財源の重点的、効率的な配分と事務事業のさらなる見直しに取り組み、健全財政堅持に努められよう期待したい。
今決算審査特別委員会での意見は、そういったことを踏まえた上での提言、指摘であり、今後、十分に検討し、明年度以降の予算編成や行政執行に生かされるよう切に望むものである。以上です。
委員長
審査意見の内容について、ご意見を伺います。(「なし」との声あり)
意見がないようですので、以上で、審査意見のとりまとめを終わります。
お諮りします。各会計の決算認定について、一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」との声あり)
「異議なし」と認めます。これより、各会計一括して採決します。この採決は、挙手によって行います。
認定第1号「平成17年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について」から認定第7号「平成17年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、「認定」することに賛成の方は、挙手願います。
(挙手全員)
挙手全員です。
したがって、認定第1号「平成17年度清里町一般会計歳入歳出決算認定について」から認定第7号「平成17年度清里町焼酎事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、各会計とも「認定」することに決定しました。
閉会の宣告
委員長
これで、本決算審査特別委員会に付託された案件については、すべて審査を終了しました。
これで、決算審査特別委員会を閉じます。ご苦労様でした。
お問い合わせ
清里町役場議会事務局
〒099-4492 北海道斜里郡清里町羽衣町13番地
電話:0152-25-2188 FAX:0152-25-3571