温泉施設のご案内
清里町の温泉
温泉の効果
温泉には、身体的な面、精神的な面の両方に働きかける様々な効果、効能があります。
温泉の物理的作用
温熱作用
新陳代謝を活発にし、体内の老廃物を外に出し、よごれを取り除きます。
水圧作用
体の表面に水圧がかかり、肺が圧迫されて容量が少なくなるため、それを補うために呼吸数が増え、呼吸運動や心臓の働きを促します。血液循環がよくなり、血液の中に酸素が多く取り込まれ、新陳代謝も活発になります。
浮力作用
体重が浮力で9分の1になり、運動がスムーズにできるようになるため、心肺機能を高めたり筋力アップにつながります。疲労回復にも効果があります。
温泉の環境作用
温泉地の地形や紀行など、心理的に様々な影響をもたらします。
温泉の化学的作用
温泉の科学的成分を皮膚や肺から吸収、また飲用することによって体に刺激を与え、抵抗力をつけます。
これらの相互作用によって体のバランスを整え、抵抗力を増加させることができます。
温泉の効果はすぐには現れないので長期的に入り続けた方がよいのですが、旅の疲れなどは1日でも十分癒すことができます。
温泉に入るときの注意
食後の入浴はさける
入浴時の静水圧は、腹部を圧迫します。また体が温まると皮膚表面の血液量が増加して、内臓へいく血液の量が低下します。これによって消化活動が妨げられ、気分が悪くなることもあります。空腹時の入浴も貧血やめまいを起こすことがあります。
飲酒後の入浴はさける
血液の循環がよくなり、アルコール作用を増強させ、思わぬ事故を起こすことがあります。
長旅後すぐの入浴はさける
温泉の入浴はかなりのエネルギーを消耗します。長旅などで疲れているときは休息をとってから入る方がよいでしょう。オホーツクまでの長距離ドライブや斜里岳登山の後はしばらく休んで体が落ち着いてからご利用ください。